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震災から27年
阪神淡路大震災から27年の年月がたとうとしています。
当時まだ小学生だった私は、テレビから流れる崩れたビルや、火事で燃え盛る住宅街など、ショッキングな映像を見て恐ろしいことが起きたと感じたことを覚えています。
先日も、トンガ諸島で火山が大噴火をおこし、日本まで津波が到達するというニュースもありました。
いつ起こるか分からない災害。
そんな震災時に、障がい者の助けになるようにと、「ヘルプバンダナ」と呼ばれるアイテムがあることを皆さんはご存知でしょうか?
ヘルプバンダナとは
ヘルプバンダナは、災害時に身に着けることで、周囲に手助けが必要であることを知らせ、避難行動などの際に適切な支援を受けやすくするものです。災害への備えとして、ぜひご活用ください。
詳しいヘルプバンダナの仕様~四隅にそれぞれのヘルプマーク~
バンダナには四隅にそれぞれ、
◇ヘルプマーク
支援が必要な方のためのマーク
◇目が不自由な方の国際シンボルマーク(目が不自由です)
視覚障がい者の方のためのマーク
◇耳が不自由な方の耳マーク(耳が不自由です)
聴覚障がい者の方のためのマーク
◇障がい者シンボルマーク(支援が必要です)
すべての障がい者のためのマーク
が印刷されているものから、富山県滑川市が作った「手話ヘルプバンダナ」は、聴覚障がい者用に片面づつ、「耳が不自由です」「手話ができます」と印刷されたものもあります。
画像引用:「手話・ヘルプバンダナ」について/滑川市
例えば、東京都福生市の「ふっさヘルプバンダナ」は、70cm×70cmで黄色い生地に黒い文字でよく目立つデザインとなっています。
腕に巻いたり、肩から掛けたり、カバンに縛っておくなどして使用することができます。綿100%の生地を使用しておりますので、災害時に三角巾代わりにするなどして活用することもできます。
配布は、各市町村によって異なりますので、お問い合わせはお住まいの役場、福祉事務所などにお願いします。
こちらのNPO法人では、価格1,000円(税込)で販売されています。ぜひご覧ください。
最後に~備えあれば
私は防災への意識は、そんなに高いほうではありませんが、今回の津波の警報や、過去の大震災を思い出し、改めて防災をしようと考えました。
参考サイト
バンダナで災害時、聴覚障害者らへ支援届きやすく 和歌山・新宮 | 毎日新聞
「耳が聞こえません」「目が不自由です」…災害バンダナ導入進む
すまいるショップ | NPO法人 ヘレンケラー自立支援センター (db-smile.jp)
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