大雨多発の近年の日本

雨と傘

この記事は約 6 分で読むことができます。

こんにちは、金次郎です。

 今年の梅雨も桁外れな大雨が降っており、私が勤務する作業所も「大雨特別警報レベル4」が発令された日は「作業所への通勤は危険」と判断し、6日(月)・7日(火)と2日連続でお休みとなりました。
 私が以前勤務していた居住市内にあった作業所でも、午後から大雨が降り通勤に使っていた電車が運行停止してしまい、職員さんが作業員全員を車で家まで送ると言う事がありました。
 私は新卒で入社したIT企業で、一時期パソコン版気象観測衛星「ひまわり」受信システムの設置作業を担当していた事があり、受信した衛星画像を天気図と合わせて見せながら、お客様にシステムの使い方を説明していましたので、素人ですが多少は天気について知識はあります。
 なので、1993年(平成5年)に新しくできた気象予報士の試験も、在職中に2回受けて見ましたが、2回とも実技試験で落ちてしまいました。
 そんな私ですが、大雨が多発して過ごしにくくなった近年の梅雨について語ってみたいと思います。

今年の大雨の原因

 なぜ、こんな大雨になったのでしょう?

・1つ目の原因
 地球温暖化によってインド洋の海水温が上昇し、日本列島に沿う様に張り付いている太平洋高気圧が、通常梅雨の時期は北海道からオホーツク海辺りの北部が膨らんでいるのですが、今年は九州からフィリピン沖辺りの南西側に張り出しており梅雨前線を日本列島に停滞させてしまっています。

・2つ目の原因
 アジア大陸から吹いてくる偏西風が、朝鮮半島付近で大きく南側に蛇行しており、これによってインド洋で積乱雲が発生し、暖かく水分を大量に含んだ湿った空気を太平洋高気圧の縁にそって、日本列島に停滞している梅雨前線に次々と流し込んでいるからです。

大雨の歴史

 私が住んでいる、ここ九州の福岡県では、2017年7月の「九州北部豪雨」2018年7月の「西日本豪雨」、名前はついていませんが隣県の佐賀県にある鉄工所が冠水して、住宅地や田んぼに油が流出した2019年8月の大雨、そして今年と北部九州では4年連続で大雨が降っています。
 今年の大雨でも発令された大雨特別警報は、私が生まれる前の1934年(昭和9年)の室戸台風(死者・行方不明者3000人以上)や、1959年(昭和34年)の伊勢湾台風(死者・行方不明者5000人以上)等の災害に匹敵する大雨の場合に発令する為に、2013年の台風18号後に導入され「九州北部豪雨」では2回、今年は既に3回発令と導入後7年で合計16回も警報が発令されています。

記事の参考元
  ・なぜ?「数十年に一度」の大雨、7年で16回 特別警報多発の理由
                  2020年7月12日 6時00分(西日本新聞)  https://www.nishinippon.co.jp/item/n/625427/
※リンクしているアドレスに原因大雨の歴史が図で、それぞれ掲載されています。

気象観測衛星と気象予報士

 日本には「ひまわり」と言う名前の気象観測衛星が有り、1977年に1号機を飛ばし現在8号機が稼働しています。
 「ひまわり」と言う愛称は、宇宙開発事業団(現:宇宙航空研究開発機構)初代理事長が、常に太陽に向かって花を咲かせる「ひまわり」にちなんで名づけました。
 また、1993年(平成5年)には気象予報士と言う資格も出来て、気象予報を専門に行う会社も現在は存在します。

大雨への対策

 これだけ毎年大雨が降り続くと、今年秋の台風季節もそうですが来年の梅雨や台風でも大雨が降ると思っておかなければいけません。
 関東地方に住んでいる方達は、関東大震災に備えて「防災グッズ」を揃えている家庭が少なくありませんが、それと同じ様な防災グッズを大雨に見舞われている地方の方も備えておいた方が良いでしょう。
 水や非常食・懐中電灯・携帯ラジオ・救急用品等、「防災グッズ」専用コーナーを設けているホームセンターも有りますので、一度ご覧になってはいかがでしょうか。
 また、これから家やアパートを借りたり、もしくは家を建てると言う方は、付近の土地の様子(近くに川が有るか・川より低い場所ではないか?)も調べておいた方が良いですね。
 更には、ショッピングセンターや工場などの大きな施設を浸水から守る浸水防止設備を作っている会社もあります。

記事の参考元

・家庭で用意すべき 防災グッズ一覧
https://www.gensai.pref.hiroshima.jp/prepare/goods.html

・浸水防止システム「タイガーダム」 販売元(株式会社 タカミヤ)      _ubnT6gIVU3RgCh1GWAc2EAAYBSAAEgIoKfD_BwE

・浸水防止システム「タイガーダム」使用時の効果を表すYoutube動画(5分29秒)  https://www.youtube.com/watch?v=f2mczzoKuKg&feature=youtu.be
※作業用品販売会社の(ミドリ安全 株式会社)が作成した商品紹介動画です

・「タイガーダム」接続用スリーブ付き1セット(事業者向け通販サイト「モノタロウ」)https://www.monotaro.com/p/1641/9917/

終わりに

 平成最悪の大雨と言われた「平成30年7月の西日本豪雨」を上回る大雨になった今年の「令和2年7月豪雨」
 現時点では鹿児島県や熊本県の被害が酷いです。
 熊本県では球磨川が氾濫し、特別養護老人ホームが水没して入所者14人が亡くなったのをはじめ、7月24日現在で死者78人、行方不明者が6人います。
 作業所のある福岡県久留米市でも、道路が冠水し水没した家がたくさんあります。
 最初に書いた様に、勤務する作業所も7月の6日・7日と休所になり「ニュースや役所からの緊急メールに注意して、危ないと思ったら直ぐ避難して下さい」との指示がありました。
 気象の専門家は「近年の大雨は、これまでの防災の常識が通用しなくなりつつあります」と警鐘をならしています。
 大雨後、水没した家を片づけていた家主にインタビューしている様子をテレビで見ていましたが「愛着のある家だし、ご近所さんとも別れたくないけど、こう毎年大雨に遭っていたら考えちゃうよ」と、やれやれと言う感じで答えていました。
 地球温暖化による豪雨と書きましたが、地球人が快適な暮らしを追い求めた結果の自然災害だから今後も耐えなきゃいけないのか?
 それとも何か改善策は有るのか?
 日本だけでなく近隣諸国と共同で、地球レベルで考えなければいけない問題だと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です