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はじめに
先日、能登半島地震がおこりました。
とても、衝撃的で東日本大震災を彷彿とさせる大地震です。
被災された方々に、なにかできることはないか?
そう考えた時に、私たちAKARIのライターは、常日頃から防災や、障がい者の方が、緊急時に役立つための記事を書いていることに気が付きました。
過去の記事もさかのぼり、みなさまのお役に立てればと防災、震災時に役立つ方法などをまとめましたので、被災された方や、そうでない方にも読んでいただければ幸いです。
ゆたさんの記事
日本は今までも幾度となく地震の猛威にさらされてきました。
その度、話題に上がるのは避難所の問題です。場所が足りない、物資が足りない、そんなニュースが今後も取り上げられると思います。
そんな中、私はとある取り組みを知りました。
それが株式会社ヘラルボニーの、『#障害者を消さない』という取り組みです。
pinkさんの記事
「災害時」、インターネットが繋がりにくくなった時の対策をしている人は少なく、「災害経験者」でさえ5%という調査結果が発表されたそうです。
例えば、「災害時」に「スマートフォン」のモバイルデータ通信が使えなくても、無料開放される「公衆Wi-Fi」があることは、殆ど知られていないと言います。

M.Jさんの記事
この記事をご覧の皆さんは、買い物でデパートなど商業施設にいかれた時、自分が災害に巻き込まれる可能性を考えたことがありますか?
災害になった時、普段は便利な乗り物である「エレベーター」は使うことができません。
基本的に「階段」を使って避難するしかないのです。
その際にもし近くに車いすの方や杖の方、高齢者の方、障害や難病を抱える方などがいた場合、迅速な避難行動ができなければ、命とりになりかねません。
ichihimeさんの記事
実際に災害が起きた時の対応も、障害ごとに変わってきます。
例えば、聴覚障害の場合、テレビの文字放送やスマートフォンなど、目で見る情報が必要です。逆に、視覚障害の場合、テレビやラジオの音声など、耳で聞く情報が必要です。
自分がどんな障害を持っているのか、周りに知らせることも必要になります。
避難する際に必要なものも違ってくるので、事前に準備しておかなければいけません。共通して必要なものが、障害者手帳・介護保険被保険者証・お薬手帳です。なくす心配がなければ、日ごろから持ち歩いておくのもいいのかもしれません。
金次郎さんの記事
前回、元旦からの三が日に地震や旅客機の火災そして食堂街の火事と色々な災害が毎日起こった事を書きました。 散々な正月でしたが、能登半島の地震では未だに余震が起こっており、救助活動が思う様に進んでいません。
避難所に避難した人も、不自由な生活が続いています。
その様な、被災者の「心のケア」について書いてみたいと思います。

翼祈さんの記事
「インクルーシブ防災」とは、障害を抱えている人もそうではない人も、高齢者も、妊婦さんも、幼いお子さんも「誰一人取り残さない」を目指した防災の理念に基づくものです。
2011年の東日本大震災では、多くの高齢者・障害を抱える人の命が失われました。障害を抱える人の亡くなった率は住民全体の死亡率の2倍に達し、避難が出来ずに逃げ遅れた人が多くいたことが推察されました。
SDGsが浸透する背景で「誰も取り残さない」や多様性という言葉があらゆるところで発信される様になった現代では、災害の時でも多様な人を想定する理念が大切になっています。
『フェーズフリー』とは、日常や緊急の時というフェーズ(時間や局面)の区分に考え込まず、日常生活が快適に送れることを目標とする考えです。普段使いのモノやサービスが災害時の助けにもなることを示し、「備えない防災」とも称されます。
学生時代に災害軽減工学を研究した佐藤唯行さんが2014年に『フェーズフリー』を提唱しました。佐藤さんは東京都に一般社団法人「フェーズフリー協会」を2018年に立ち上げました。理念に適したアイテムやサービスの認証制度を整え、普及活動などを行うことで、2021年は災害時にも凄く助かるアイテムなどを表彰する活動もスタートさせました。
今回はその『フェーズフリー』という考え方について迫ります。
さいごに
この度の石川県能登地方を震源とする地震により被害を受けられた皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。
お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りするとともに、ご遺族に心からお悔やみを申し上げます。
また、被災地域の一日も早い復興をお祈りいたします。
参考サイト

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