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うつ病viviの「もう少しだけ勇気をだして」
はじめに
「もう少しだけ前に進みたい」「もう少しだけ勇気がほしい」「もう少しだけ明るくなりたい」「もう少しだけ・・」でもそのもう少しができない。
これをするにはハードルを乗り越えなければなりません。
そのハードルはいくつもあって、とても一人では乗り越えることができません。
誰かの手を借りたいけれどこのハードルは私に課せられたもので、一人で乗り越えなければ意味がない。ひとつひとつを慎重にハードルを倒さないように乗り越える。
まずは一つ目のハードルから。これはもう少しだけ勇気をだせば乗り越えることができる。そしてもう少しだけ前に進めると思うのです。もう少し勇気をだせば・・。
そのハードルとは何なのでしょう?
乗り越えなければならないハードルとは?
乗り越えることができたらどうなるのでしょうか?
そんな私の心の声に耳を澄まして気持ちの整理をしようと思います。
ハードルその壱
このままではいけない。でももう傷つきたくない。怖い。
今度はどんな人たちに出会うのか?恐怖心が消えない。
いい会社いい組織に加わっても必ず一人はいる。どうにもこうにもならない人。そういう人は強い。強くて群れをつくる。新しく入社してくる全ての人を目の敵にする。
その気持ちはわからなくもない。いえよくわかる。わかるからこそ怖い。
特に年齢を重ねてたり経験者で中途入社すると、そういう人たちはまず自分より「仕事の腕や立場が上か?下か?」を判断する。上とみると媚びをふるし下と見たりどちらか不明な場合は強さをアピールしてくる。それは結構惨い。
これが入社早々に受ける「洗礼」というもの。私はこの「惨い洗礼」が怖い。
いろんな出来事が頭をよぎる。強くなれ強くなれと言い聞かせてはいるけれど・・。
だからこのハードルを倒さず乗り越えることができないのです。
もう少しの勇気があれば・・。
ハードルその弐
面倒くさい。疲れる。気が滅入る。
その壱を乗り越えて「よし!」と思っても次にすることを考えると面倒くさくなる。
それでも何ができるか?どう進もうか?考えてはみるけれど疲れてくる。
更に就職活動をしなければと思うとこれまた面倒くさくなる。何もかもが面倒くさくて気が滅入る。気持ちが入っても次の気持ちにはなれない。
思うばかり。考えてばっかり。行きつく先は過去の出来事。堂々巡り。そして思う。
「このままここでいいんじゃない」
それでも頑張って求人は見てみる。だけど見るだけで前に進もうとしない。今はまだ壱と弐を行ったり来たり。なかなか踏ん切りがつかない。
あともう少し「やってみよう」と気持ちが入れば、このハードルを乗り越えられるはずなのにそれができない。
ハードルその参
気持ちも入らないまま行動する。ためらいながら行動する。
この三つ目のハードルをチャレンジする。とにかくやってみる。
だけど生半可な気持ちでやっているからすぐに打ち砕かれる。
何の対策もしないで行き当たりばったり。ただぶつかるだけ。
「どうせダメに決まってるから」
「もし決まったとしてもきっとまた酷い目に遭うし」
「だから結果が不採用であってもどうでもいい」だけど「本当は悔しい」
狙いを定めて本気でぶつかっていないから打ち砕かれて「その壱」に戻る。
あともう少し前向きになって本気でぶつかっていく行動をすることができたら。
このハードルを倒さずに乗り越えることができるかもしれないのに。
乗り越えた先には
きっと明るい将来がある。あの頃はまだ20代~30代の頃。まだ若かった。今はいい歳。
いい加減もう大丈夫だろう。でもそうはいかない。
いい歳しても惨い仕打ちをされていた人たちをみてきた。歳など関係ない。
ああいう人たちに年功序列なんて言葉はない。強いものは強い。群れになってかかってきたらひとたまりもない。容赦なんてしてくれない。それに群れの中にはいい歳した人も混ざってる。
その人たちはたいてい主任以上の管理職で縦につながっている。だから相談できない。信用できない。信用してはいけない。つまりそこに相談できる人などいない。
何か起きても独り対大勢ということ。
だけどいつもいつもこうではない。働きやすくて環境のいいところもあった。
だから信じたい。きっと明るい将来があることを。
もう少しだけ勇気をだして
もう少しだけもう少しだけ。焦らないで少しずつ前に進む。
まずは一つ目のハードルを確実に乗り越える。これが一番難しい。それから順に二つ目三つ目。そしたらきっと行動してよかったと思えるはず。いえそう信じたい。
明るい将来を信じて前に進むことをあきらめない。今すぐにとはいかないけれど、もう少し勇気を出すことができたら。
「いつか」きっとこれらのハードルを倒さないで前に進むことができるはず。
今はまだハードルを倒してばかりだけど、いつかはハードルを倒さないで乗り越えることができるように頑張ってみる。
頑張ってもその壱とその弐を行ったり来たりすることが多いと思う。
だけどいつかは「今度こそ社会復帰する」と決心して社会に飛び込む勇気がでてくるはず。
おわりに
今はまだ一つ目も乗り越えることができていない。
壱弐参とハードルを乗り越えることができているように見えるかも知れないけどでできてない。
なぜならそれらのハードルを倒してばかりだから。だからすぐに「その壱」に戻ってしまう。
いつになったら確実に乗り越えることができるのか?
乗り越えることができないわけは「その壱」に大きく関係している。
「もう傷つきたくない」「もう嫌だ」「もうそんな社会と関わりたくない」
こんな風だから一向にハードルを倒さずに乗り越えることができない。
私はどうやら現実の社会を見すぎたのだと思う。もちろん私が見てきた社会が全てではないけれど様々な社会に身を置きすぎた。
だけどこのままではいけない。
様々な社会を見て身を置いてきたからこそ私にしか見えない社会がそこにある。見てきたからこそわかる。見てきたからこそ対処できるはず。
自信をもって前に進むことができたら傷つくことはないと思う。
「できることを探す」ことができたら
勇気をだして「もう少し前に」進む
そうすれば一つ目のハードルを乗り越えることができると思う。
あとは二つ目三つ目もクリアできるような気がする。
全てのハードルを乗り越えることができたら
きっと心から笑うことができるはず。
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貴女の記事を読ませてもらいました。自分のことのように思えてなりません。ほっとしたり頑張れば掴める可能性もあるよと教えられました。ありがとうございます。
こんにちは。ダックスフンドさん。早速のコメントありがとうございます。今はまだ乗り越えることができなくても、いつかきっと乗り越えることができると信じていましょう。その日はきっとくると思っています。