見守る子育てには4種類ある【指示型・放任型・傾聴型・対話型】

子育て

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    家事に仕事にと目まぐるしい日々を送られているお母さん方、いかがお過ごしでしょうか?子育てから解放された人も当時は悩みながら、家庭の両立はたいへんな思いしていても、子どもの成長を楽しみにされていたのです。

 さて、皆さんも子育てで壁に当たったり、悩んだりすることも多いと思います。最近は「見守る子育て」をしていくことが大切と説かれることが多いですが、人によって見守る子育ての捉え方が違うようです。
 そしてそれは、大きく分けると4つのパターンに分類できるそうです。

子どもへの接し方・・・見守る子育てを目指して

 タイトルにもあるように、指示型・放任型・傾聴型・対話型の4つですが、それぞれのやり方でお子さんに与える影響が大きく変わってきます。

 この4つのパターンで言うと自分のやっているやり方はどれに当てはまるのか、それはどんなお子さんに育てることになるのか、それを変えていくためにはどうしたらいいのかを、一度立ち止まって考えられてはいかがでしょうか。

×指示型・・・親の考えや価値観を押し付けて見張ってしまう

・子どもに失敗させない
・やり方を教える
・考えを伝える

いい部分

・子どものことをよく観察している
・愛情があることは伝わる

うまくいかない理由や問題点

・「自分はダメな子だ、自分は頑張ってもこの先も変われない」と自分で思い込んでしまう。
・このパターンだと「見守る」というよりは「子どもが親のいう通りの考えややり方でやっているか」を見張っているようになります。
・「あなたはうまくやれてはいない」「あなたは練習しても上達しない」と言われていると感じてしまい、子どもの自己肯定感と自信・希望を潰す結果になりかねません。
親の言うことに反発しながら、心の奥では親からの愛情と受け取っており、子どもは「愛情をかけてくれる親に反発心を持つ自分を責める」という罪悪感まで背負い込んでしまいます。
・子どもへの愛情から始まっている関わりでも、子どもからすれば、自分の考えを聞いてもらえなかったり否定されることになります。
・自分がいい方法を見つけるまで、自分で試行錯誤する時間も与えてもらえない
・自分なりに頑張って途中までやったことを全否定された感じることもある。

対策として

・「育む」には「待つこと」「失敗を受け入れること」「勇気づけること」の時間も必要となります。
・親の方が時間のゆとりを持つ、自分の心を整えて、しっかり子どもの頑張りを受け止めることが必要となります。

△放任型・・・子どもにお任せでかまわない

・子どもに任せる
・子どもの言っている言葉を信じる
・やり方を教えない

いい部分

・自分で考える、チャレンジ精神が育つ
・自信がつく
・子どもが自分で考えてやってみるチャンスは増えて、うまくいった体験が増えたことで自己肯定感や自信を持ち、
お父さんやお母さんから「信頼されて任されている」という感覚をもっています。

うまくいかない理由と問題点

・「見守る」=「子どもに親の考えややり方を押し付けない」という考えにとらわれ過ぎています。
・「親の考えややり方を伝えない」「子どもの言っていることを盲信する」「子どもにお任せ」という方向に振れ過ぎていきます。
・子どもが1人だけでうまく体験ばかりでなく、見方や理解が充分でないこともあります。
大きな可能性があってもそれを見逃して限られた情報の中で物事を決めてしまうかもしれません。
・いじめを受けた場合、「それは自分が弱いから」という理解で頑張り続けます。
・「あなたなら一人でもできる」「ほら一人でできた」と言われ続けると人を頼ったり人の手助けをすることが出来なくなります。
・「一人でやること」が孤立と考えずに「自立」だと感じるようになります。
・戻る場所(居場所)がないと感じるようになるかもしれません。
・社会に出ると「人とうまくつながる力・人を頼む力・人を頼る力」がとても重要になりますが、それが育ちにくくなります。
・子どもは大人よりも依存症になるリスクをもっています。
・特に注意が必要なのがネットゲームの使用ですが、その他にはお酒、薬、スリルな性関係、ギャンブル、買い物なども対象となります。
・夜遅くまでゲームやネットをしていて朝起きれないのを、子どもの言うことを信じて放置しているのも放任の子育てになります。 
・「お父さん・お母さんから愛されているという感覚」が揺らいでしまいます。

対策として

いつでも戻ってこれる場所が必要になります。
・親から「あなたが好き」「あなたに関心を持っている」というメッセージを送り続けます。
・「愛している」「目をかけている」と子どもに伝えます。
・必要な時には子どもに「絶対ダメ!」と伝えることも大事です。
・時代も環境も違うし子どもの個性もあります。
・子どものタイプを知って、タイプに合わせたコミュニケーションのコツを知ります。
・「押し付けない」「見守る子育て」の目的は「子どもも親も、今も未来も幸せになる」ことです。

△傾聴型・・・子どもの話を聞き過ぎて子どもペースになる

・子どもの話を聞く
・アドバイスはしない

いい部分

・自分の中で整理ができます。 
・自分の中で新しいことに気がつくことも多いでしょう。
・気づきの中でいいアイデアや解決方法をみつけることもあると思います。
・子どもに「関心を持っている」「愛されている」という感覚を与えています。
・自分の考えや気持ちを話すことは自分の中にあるものを整理することができます。
・しっかり関心を持っている人が聞いてくれる人がいればアドバイスがなくても子どもが成長するチャンスになります。
・さらに人が自分の気持ちを受け止めてくれるという体験は、人とつながる力を育てて、他の人の話を聞いたり、気持ちに寄り添うこともできるようになります。

うまくいかない理由と問題点

・お母さん・お父さん・子どもの時間が無くなってしまいます。
・話を聞いてもらってもいいアイデアも解決する方法も見つけにくくなります。
・そんな時に「親の考えを押し付けてはいけない」ことにとらわれていると、子どもは頑張ったのに課題を解決できないまま引きずっています
・自分が「愛されている」とわかっていても「だからといって自分の課題が解決しない」モヤモヤが続いています。
・話の流れを子どもに委ねてしまうと子どものが自分の考えや感情に盛り上がってしまい、人の悪口を言っている間に自分が被害者のようになっています。
・時間をかけて話しても理解されない時は「誰に話しても無駄」と口を閉ざします

対策として

子どもの話を整理してアイデアやコミュニケーションの技術を身につけます。
・自然な会話の中で子どもが自分でアイデアや自分の力を身につけて引き出すコミュニケーションがとれるようにします。
・話の方向性がずれてきたら適度に話題を変えて、方向転換をはかります。

〇対話型・・・こどもとやりとりし、可能性を開く

・子どもに関心があることを伝え、子どもとコミュニケーションを積極的にする
・子どもが話しかけてきた時にはしっかりと受け止めつつ、ある程度の交通整理と情報も与える
・子どもをよく観察し、子どもが自分で考えたり試行錯誤するのを見守る
必要な場合は親から声をかける

子育てのポイント

・子どもが寄ってこない時でも、子どもの方向性が楽しく生きるほうに向かってない時には、お母さん・お父さんの方から声をかけます。
・親の考えややり方を提示して、話し合うことで子ども自身が自分の未来にとってベストな選択ができるようにします
・お互い納得がしない時でも、片方だけ我慢するだけでなくお互いが「これならいいね」と言えるところ(妥協点)を見つけます。
・子どもの意見を聞いてみると、親が気づかなかった理由やアイデアがいっぱいあります。
・また「困った状態を改善する」ために関わるだけでなく、「より子どもの可能性を開く」ための声がけ(愛情や勇気など)も日常の会話の中でも使えます。
・ただ「見ている」だけでなく、必要な時には子どもを「守る」「育てる」ために積極的に会話をして関わるようにします。

重要なポイント

・基本的には親は「見る人」で主人公は子どもなので、ここぞという時は「守る」ために親が主体性を発揮します。
・「どんな力をもって自立してくれたら、親も子も幸せかな」という、家庭の子育てのゴールがバランスをとることが基準になります。
・そのゴールから子どもを見ていると、今親として何をしたらいいのかわかります。
いまゴールにむかっているのかどうか一つの基準となります。
・また実際に関わるには、思春期の心身の特性やコーチング的なコミュニケーション技術、自分の気分の整え方などを知っていることが大切です。

参考記事:https://shishunki.com/support/fourconditions/

まとめ

 子育てというのはとても便利な言葉だと思いました。小さい時から子どもと関わりがあることは、子どもの心の成長を促し年齢に応じた対応もしやすくなります。

 しかし、子育てにおいて言えることは、子どもの年齢以上のふるまい安易に許してしまうと、公共施設でのルールを守れるでしょうか?学校ではいい子なのに公共施設では?家庭では?どうかと心配になります。

 いろんな誘惑が子どものまわりに溢れている今こそ子育てについて、子どもと親の間で守るルールをしっかりと作って、次世代を背負っていく子どもに育ってくれたらと願うばかりです。

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ABOUTこの記事をかいた人

私は関節リウマチになっていろいろな制限があります。その他にも困難なこともありますが、今その時々を楽しむように頑張っています。読書に風景・動植物にいやされています。