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「精神障害」と聞くと、
一つの病気を思い浮かべる人は少なくありません。
でも実際には、
精神障害という病名があるわけではなく、
さまざまな精神疾患の総称です。
ここでは、一般的に「精神障害」と呼ばれているものについて、
代表的な精神疾患を中心に見ていきたいと思います。
身体の病気にも、
風邪や糖尿病、骨折、心臓病などがあるように、
精神障害にもさまざまな種類があります。
それぞれ原因も症状も異なり、
必要な治療や周囲の接し方も違います。
遺伝的な要因や脳の働き、環境やストレスなど、
さまざまな要因が関係して発症すると考えられています。
代表的な精神疾患には、次のようなものがあります。
参照元 : (厚生労働省) 精神障害(精神疾患)の特性(代表例)
気分障害
うつ病や双極症(双極性障害)が代表的です。
気分が極端に落ち込み、
何もできなくなる「うつ状態」。
反対に、
気分が高揚し活動的になる「躁状態」。
同じ人でも両方の状態を経験することがあります。
「怠けている」のではなく、
脳の働きが影響して起こる病気です。
参照元 : (厚生労働省) うつ病に関してまとめたページ
参照元 : (厚生労働省) 双極性障害(躁うつ病)
統合失調症
幻覚や妄想、
考えがまとまりにくくなるなどの症状が現れる病気です。
症状が強い時期もあれば、
薬によって安定して社会生活を送っている人も多くいます。
「危険」というイメージだけで語られることがありますが、
それは大きな誤解です。
参照元 : (厚生労働省) 統合失調症
不安症 (不安障害)と強迫症 (強迫性障害)
誰でも不安になることはあります。
しかし、
生活に支障が出るほど強い不安や恐怖が続く状態が不安症です。
また、
「何度も確認しないと安心できない」
「手を洗い続けてしまう」
そんな症状が現れるのが強迫症です。
本人も苦しいと感じながら、
やめたくてもやめられない病気です。
参照元 : (みなとメンタルクリニック)強迫性障害とうつ病・不安症の違いとは|鑑別・併存・治療の違いを横浜・関内の精神科医が重厚に解説 2026/06/24
ストレス関連障害
強いストレスや、
大きな出来事をきっかけに起こる精神疾患です。
適応障害やPTSDなどが代表例です。
環境が変わることで回復する人もいれば、
長期的な治療が必要になる人もいます。
参照元 : (厚生労働省) PTSD(心的外傷後ストレス障害)
パーソナリティ障害
物事の受け止め方や、
感情、人との関わり方に偏りが生じ、
本人が生きづらさを感じる状態です。
「性格の問題」と誤解されがちですが、
医療や支援の対象となる障害です。
参照元 : (社会福祉法人 恩賜財団 済生会) パーソナリティ障害 2016.06.30
依存症
依存症は、
意思が弱いからなるものではありません。
アルコールや薬物だけでなく、
ギャンブルやゲームなども対象になります。
脳の仕組みが関係する病気として、
治療や支援が必要になります。
毎日晩酌を楽しんでいる私にとっては、
少し耳が痛い話でもあります。
参照元 : (厚生労働省) 依存症についてもっと知りたい方へ
発達障害との違い
ADHDやASDなどの発達障害は、
医学的には精神疾患とは別の「神経発達症」に分類されます。
ただし、
障害者雇用や福祉制度では、
精神障害と一緒に扱われる場面もあるため、
混同されることが少なくありません。
以前に投稿した社会的カモフラージュ記事に書いてますが
「ASDかもしれない」と知り合いに言われてしまった、
ねこパンクです。
参照元 : (厚生労働省) 発達障害の特性(代表例)
※ここまで紹介した内容は、あくまでも一般的な説明です。
同じ病名でも、人によって症状や困りごとはまったく違います。
だからこそ、「精神障害だからこういう人」と一括りにはできないのです。
精神疾患は原因が一つではない

精神疾患の原因を考える際には、
「内因性」「心因性」「外因性」という分類が使われることがあります。
- 内因性:遺伝的な要因や脳の働きなど
- 心因性:ストレスや心理的な負担など
- 外因性:病気や薬物、脳への影響など
ただ、実際には
「これは内因性」「これは心因性」と、
はっきり一つに分けられるものばかりではありません。
遺伝的な要因や生まれ持った体質、
脳の働き、生活環境、ストレスなど、
さまざまな要因が複雑に関係していると考えられています。
つまり、
「気持ちの問題」でも、
「本人が弱いから」でもありません。
もちろん、ストレスだけで精神疾患になるわけではありません。
しかし、もともとの体質や心身の状態に、
日々のストレスや環境の変化が重なることで、
症状が現れたり、悪化したりすることがあります。
私自身も、それを実感する場面があります。
私はバスで通勤していますが、
車内の混雑や運転が荒いと感じる日は、
それだけで心が苦しくなることがあります。
バスの混雑や急ブレーキに、
不快さやストレスを感じる人は少なくないと思います。
一つひとつは小さな出来事でも、
些細なことが積み重なると、
それが引き金となってしまうことがあります。
ねこパンクの場合
私が診断されたのは、うつ病です。
ある日突然壊れたというより、
悪い出来事が少しずつ積み重なり、
気づけば心が静かに侵食されていました。
心療内科に通い始め、
カウンセリングを受ける中で、
私には希死願望や希死念慮があることが分かりました。
簡単に言えば、
「死にたい」と思ってしまう気持ちのことです。
今はだいぶ薄れていますが、完全に消え去ったわけではありません。
薬や定期的なカウンセリングのおかげで、
以前よりも落ち着いて過ごせるようになりました。
こうやって記事を書いている時は完全に忘れてしまいますが、
ふとした時に、
空しさや空虚感が心を覆います。
そんな時に私を支えてくれるのが、
抗不安薬の「リーゼ」です。
不安や緊張が強くなった時に、
必要に応じて5mgを服用しています。
昼間にたまに飲む感じです。
主治医と相談しながら薬で症状をコントロールできていることは、
私にとって大きな支えになっています。
※日々のお薬は別にあります。
参照元 : (PMDA 医薬品医療機器総合機構) リーゼ錠5mg・10mg,顆粒10% 患者向医薬品ガイド 2025年5月(PDF)
最後に
私は精神障害について、
自分の状態についての記事を書くたびに思います。
「精神障害」という言葉だけでは、
その人のことは何も分からないということです。
同じ診断名でも症状は人によって違います。
同じ病気でも、
昨日と今日では体調が違うこともあります。
精神障害という言葉は一つですが、
その中にはまったく違う特徴を持つ病気が数多くあります。
だからこそ、
病名だけで人を判断するのではなく、
その人自身を見てほしい。
精神障害を理解することは、
特別な知識を身につけることではありません。
目の前にいる一人の人を、
病名ではなく、その人として見ること。
その積み重ねが、
きっと誰かの生きやすさにつながるのだと思います。
精神障害は「一つの病気」ではありません。
だからこそ、
向き合い方にも正解はありません。
一人ひとりを病名ではなく、
その人自身として理解しようとすること。
それが、
本当の理解につながるのだと思います。
「ASDかもしれない」と知り合いに言われてしまった。
そんな私も、
自分が何者なのかを、まだ探している途中です。
参照元 : (厚生労働省)精神障害のある方と共に働く上でのポイントと障害特性 精神障害(精神疾患)の特性(代表例)
最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。
また次の記事でお会いしましょう。
ねこパンクでした。
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こんにちは!紅玉です🙏
精神障害にもさまざまな種類がありますよね、、、
紅玉自身も統合失調症という精神障害がありますが、病名を言ったら怖い人だと思われそうでなかなか言いづらいことがあります。
今でこそ改善してきてはいるのですが、昔は被害妄想の症状が強く出て辛かった時期がありました、、、
ねこパンクさんのおっしゃる通り、同じ病気を抱えていても、症状や感じ方、生き方は人それぞれですよね💦
精神障害でも一人の人として見てもらえると助かります。
一人の人として見るという考え方が広まれば今より生きやすくなるんだろうなと思っています✨
紅玉さん、コメントありがとうございます😊
被害妄想もですね、突き詰めれば
アーティスティックになるんですよ
そんなミュージシャンもいます。
精神障害もまたしかり
天才は皆何かしら持っているらしいですよ。
見方を変えたら神から授かったありがたい特性でもあったり
それを生かすも殺すも自分次第。
わたしの知っている紅玉さんは素敵な人です。
我々は悩みを抱えた人達に大丈夫だよ、安心して
そう言うメッセージを伝える仕事をしています。
わたしはそれを誇りに思っています。
お互い頑張っていきましょう🐱