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こんにちは、どうも、ゆたです。
皆さんは歯医者さんに行ったことはありますか?
きっと、一度は行ったことがある、という方がほとんどだと思います。
特に初めての歯医者は怖かった、という方も少なくはないでしょう。
歯医者の治療といえば、治療するために背もたれが動く椅子、いわゆる、ユニットであったり、眩しい光やドリルの高音やそのほかの医療器具など、兎に角、特殊な空間ですよね。
そういった特殊な空間だからこそ、恐怖感もあって、苦手な人が多いと思います。
ですが、苦手でも大人であれば、ある程度我慢できるかも知れません。
ただ、そういったことを我慢することが難しい人もいるのです。
今回は、近くの歯医者さんから利用を断られた人とそんな人を受け入れてくれる歯医者さんをご紹介します。
障がい者を積極的に受け入れる歯医者さん

その歯医者さんは広島東区にある『広島口腔保健センター』です。
広島口腔保健センターについて。
地域の歯科医院では診療を受けることが困難な、障害がある方、介護が必要な方、認知症を含む持病がある方、恐怖感や嘔吐反射が強い方、ご自身での歯みがきが困難な方、食べることや飲み込むことが困難な方などに、安心安全な歯科医療を提供するための拠点として、広島県歯科医師会が開設しました。
引用元:【一般社団法人 広島県歯科医師会】 広島口腔保健センター (以下、当センター) は特別なサポートが必要な方々のさまざまなニーズに合わせて安心安全に歯科治療を提供していきます。
ここでは普通の歯医者さんより、患者さんに対して、念入りに説明をします。
ただただ、説明が丁寧なだけではなく、図や絵、様々な道具や優しい声かけをします。
なので、歯医者が怖い、というお子様でも安心して治療に臨むことができます。
ですが、現実はそう簡単ではありません。
患者さんの中にはそもそも、ユニットに座ることも難しいこともありますし、パニックになってしまうことも良くあります。
それゆえ、地域の歯医者さんでは治療をすることが困難であり、実際にここを訪れる多くの患者さんは地域の歯医者さんに断られた方が多いのです。
それにどれだけ丁寧に説明をしていても、必ずしも伝わるとは限りません。
ここで働いている方たちは一生懸命に働かれていると思いますが、それでもその努力が必ず実るとは限らない場合もあります。
ですが、それでも、患者さんと正面から向き合い、歯の治療をしてもらえるよう、様々な道具や会話を通して、コミュニケーションを取っています。
その姿が良く分かる動画がありますので、是非、見てみて下さいね。
動画引用元:広島ニュースTSS |パニック起こして受診を断られる 障がいのある子供たちを支える歯科医 【シリーズ彷徨う居場所 第9弾】 (2025/07/21 20:30公開)
終わりに。
動画でもお話がありましたが、ここで働いている方たちは、地域の歯科医院であっても、当然のように障がい者が治療を受けられることが理想だ、と話しています。
現在、日本は障害があっても、差別をされるべきではない、という信念をもとに、障害者差別解消法などの法整備をしました。
合理的配慮が義務付けられた今でも、障がい者と地域で暮らす人たちとの間では、確かに溝があるように思います。
どんな場所であってもどんな人でも利用できるような社会になってほしいなと思いますし、そうなるためには特別な場所を作るのではなく、全ての機関が当たり前に特別であるような未来になっていって欲しいですね。
今回はここまでです、以上、相手はゆたでした!
noteもしていますので、良ければ遊びに来てくださいね♨
まとめ記事もあります、お時間がある方は是非!
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