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この度、TANOSHIKAの今を伝える広報誌『TANOSHIKA TIMES』のVol.13が発行されました!
今回は、2025年3月15日に執り行われた、経営方針発表会について、お伝えします!
前編では、弊社代表嘉村裕太に、経営方針発表会の感想や手応え、今後について徹底取材しました。
【前編はこちら】
後編では、経営方針発表会実行委員会の委員長を務めた支援員の馬渡さんと、同じく実行委員の岡部さんに、経営方針発表会の準備や内容についてのお話を伺いました。
インタビューしたのは、島川、salad、Pink、どんはれ、ゆたです。
嘉村の言葉は全て太文字で記載しております。
【実行委員長】馬渡さんへの質問

午前・午後の部全体の準備や本番の進行を取りまとめてくださいました。午前の部では音声やタイムキーパーなど、大事な役割を担いました)
どんはれ:経営方針発表会当日も大変だったと思いますが、事前にはどんな準備をされたのでしょうか?練習はされましたか?
まずは、実行委員が何をやっているかを、簡単に説明できればなと思います。
実行委員は、各事業所から1名ずつ選出され、半年前ぐらいから、会の内容の検討や事前準備、来賓の招待などの準備を進めるため、月一でミーティングを行っていました。
ミーティングで実行委員それぞれの役割決めを行って進めています。
私の動きとしては、ミーティングの中で決まった内容を役員に確認したり、実行委員それぞれの役割の進捗確認などを主に行っていました。
練習については、例年は直前にリハーサルを行っていましたが、今年は少し早めに行おうということになり、2週間前ぐらいにリハーサルを行いました。
どんはれ:当日までの段取りなどで、気を付けたことがあれば、教えてほしいです。
そもそも、実行委員長のような、何人もの人が集まった場の会議の進行をこれまで経験がしたことがなく、オペレーションマネージャーの松尾ソフィーさんから、 会議の進行のポイントなどのアドバイスをいただきました。
具体的に言うと、会議の事前準備として、資料をしっかり作っておくことや、会議の中で決まったことを具体的に記載する「アクションアイテム」を決めていくということを行っていました。
Pink:経営方針発表会の準備に加え、進行や、音声やタイムキーパーもされて、すごいなと思いました。その中で一番大変だと感じたことはなんでしょうか?
前回実行委員に参加させていただいて、その時にも感じたことだったんですが、発表会なので、当日まで発表会の内容が分からないんです。
どんな発表がされるのかっていうのが、全然分からないこともあり、どれくらい時間がかかるかが読めない。
発表を始めて、事前に言われてる時間内には終わらないことあり、毎年長くなり過ぎることがあったので、今回も時間の懸念がありました。
今回は時間に関しては、ソフィーさんにも協力していただき役員にもお声がけをしていただいたこともあり、今年はどんどん巻いて発表が進んで行きました。
大幅に改善をされたので、本当にそこはよかったなと思ってます。
salad:「ここはこうすればよかった。」など、今振り返ってみての反省点はありますか?
2つほどあります。
1つ目は、今年は初めて午後の部で立食パーティーという形で食事したのですが、とにかく時間が長く、3時間ぐらい立ちっぱなしというのが、辛かったというお声をいただきました。
レクリエーションもあり動く場面もあったのですが、実際現場を見てみたところ、椅子が少なかったとも思います。
2つ目が、サプライズの演出で映像を流すことになっていたのですが、機材トラブルが発生してうまく流れなかったことです。
本番会場の機材で事前に確認を行うことはできなかったのですが、パソコンの調子は確認できたなと後から反省しました。
島川:今年で2回目で、実行委員長としての重圧もあったと思います。やっていく中で、自分の中で成長したことや、学んだことなどはありましたか?
これもさっき話したところと被っちゃうんですけど、本当に会議を自分で進めていかなきゃいけないっていうのが、すごく苦手だったんです。でも今回、何度も挑戦させてもらう中で、少しずつ克服できたのかなって。「ああ、こうやればいいのか」って少しポイントを掴めたところが、ちょっと成長したなと思ったことですね。
もう1つは、スケジュール管理です。今回、いろんな役割を皆さんに持ってもらって、それぞれ動いてもらったんですけど、「今ちょっと止まってるんじゃないかな」とか、「もうちょっとミーティング増やした方がいいのかな」とか、そういう管理をする経験がなかなかできなかったことだったので、経験できて良かったなと感じました。
島川:特に印象に残った場面などは何かございましたか?
色々考えはしたんですけど、1番印象として残ってたのが、午後の余興です。
SUPPORTの皆さんが企画をしてくださることは聞いていたんですけど、思ったよりも、色んな方を巻き込んでいて(全事業所の新しいサビ管とか、いつも研修に来てくださる宮本さんとか)目の前で踊ってくださったんです。
練習もしてくださったと後から聞いたので、驚きました。

皆さん息の合ったダンスを披露くださいました!
島川:また、今年の実行委員会のチームとしての連携についてはどう感じましたか?
素晴らしかったです。花丸でした。
前回も実行委員として参加してくださった方が、数名今回も参加してくださったので、前回の反省点を活かした進行などの改善ができて、連携も内容も本当に凄く良くなったなと思いました。
でも、逆にハードルが年々上がってきてるなとも思います。今後運営に携わる方のプレッシャーが大きい点が心配です。
ゆた:馬渡さんの中で「MVP」を決めるとしたら誰ですか?
本当に色んな方がいてちょっと迷ったんですけど、岡部さんがMVPかなと思います。
事前の打ち合わせの際も、細やかな気配りで、「ここはどうですか?」ということを発言してくださったりもありましたし、当日も午前中もですが、午後も司会進行をしながら、演出の準備などもしっかりとしていただいて、本当に活躍が光っていたなと思います。
salad:島川さんや岡部さんの仮装については、どう思いましたか?
お2人とも希望された衣装を着られていたんですけど、すごくキャラが立ってるなというか、どっちも強いなって思いました。
メイクもどちらもばっちりされていたので、もうどっちも強すぎて負けないというか、さらに掛け合わせて何倍にもなったというか、すごかったな、圧倒されたなというのが正直な感想でした。
【実行委員】岡部さんへの質問

昨年も参加くださり、午前の部の準備や運営に重要な役割を果たされました。
今年は午後の部のゲームの準備や、司会、ステージ発表等を行いました。
どんはれ:本番までに、ゲームやダンスについてどんな下準備をされたのか知りたいです。
まずダンスについては、サポートのメンバーと、各事業所の方1人ずつの他に、講師で来てくださっている宮本さんの合計11人だったのですが、とにかく皆さん忙しくてなかなか時間が合わなかったので、本番前に合わせたのは、1回だけというか、1時間ぐらいです。
仕事が終わって集まって1回だけ合わせたのですが、そのために「YouTubeで、この振りを覚えてください」というのを個人個人に送って、あとは皆さん自宅で個人練習をしていただきました。1回合わせたくらいで、あとは本当にぶっつけ本番でした。
午後の部の下準備は、島川さんと仮装して特殊メイクだったので、本番でばたばたしないように、1回メイクのリハーサルをしました。その時もドキドキしました。
そのリハーサルをして、仕事が終わってこう広くしてやったのですが、どうしても私は家族に見せたかったので、その顔のまま運転して帰ったんです。そのことに凄くドキドキしました。
小さい子供は私だと思わなかったみたいで、不審者が来たみたいな感じで、固まってました(笑)
salad:岡部さんは相談支援専門員として、とても忙しいイメージですが、どのように時間を作って、練習しましたか?自分で納得できるまで、どれくらい時間がかかりましたか?
納得できたのかどうかというのは分からないのですが、時間の作り方ですね。
この経営方針発表会の準備は、私にとっても凄く楽しいことだったので、普段の業務は忙しいのですが、ちょっと楽しめる時間といった感じでしょうか。リラックスできる時間ではありました。 楽しかったです。
司会の練習は事前の打ち合わせの日があったのですが、その時に流したぐらいです。
あとは、頭の中でこうイメージを膨らませながらやりました。
Pink:私は大勢の人の前に立つと、緊張して上手く話すことができません。司会や、ステージ発表など、大勢の人を前にして緊張されましたか?もし、緊張されなかったのだとしたら、緊張しない方法を教えて頂きたいです。緊張したのであれば、どのようにして克服しましたか?
そうですね。午後の部で司会をさせていただいたのですが、多分私はあんまり緊張しない方じゃないかなと思います。
子供の頃から人前で何かするとか、結構やりたがるタイプではあったので、自らそういうとこに行ってる傾向はあるかなと思います。
でも、もちろん緊張はしたのですが、なんでしょうか。そのわくわくドキドキみたいな気持ちはありました。
あと司会だったので、ある程度進行していかないといけないので、取り敢えずプログラム全体を頭に入れておいて、何時に何というのは意識してやりました。あと、セリフとかはもうアドリブでどうにか進めました。
島川:今年は午後の部の司会を仮装をしてされましたが、やってみていかがでしたか?
もう本当に島川さんと司会できて楽しかったです。これは一生の思い出になると思います。
バカ殿はもう結構ずっとやりたいと思っていて、生きてるうちにやりたいくらい思っていたので、1つ夢が叶ったというのと、島川さんがたまたまやりたいと言っていたジョーカーも白塗りだったので、これは運命だと。白塗り以外は全然共通点はないのですが、いいコンビだったのではないかなと思っています。
島川:笑いのカリスマと、悪のカリスマでやってましたね(笑)
salad:凄い完成度でしたね。
島川さんのメークとかも本当に凄かったと思います。
バカ殿は結構シンプルなメイクなのですが。
salad:全部塗るのも大変じゃなかったですか?
それは、たまたま白塗りに詳しくて、白塗りに慣れてるスタッフがいたんです。
その方のおかげで、メイク道具を売ってる場所から、メイクのコツから落とし方から全部分かったので、本当にびっくりしました。
JR久留米駅の前に、そういった特殊メイク専門のお店でジュネオガタという所があって、そこにお化粧品が売っているというのをその方から聞いて、一生懸命ネットで探していたのですがよく分からなくて。そうしたら、「いやここに行ったら間違いない」と言ってその方が買い物に行ってくれました。これぐらいの量あればもう2回分は塗れるとか。
結果真っ白になりましたが、意外と白くならないんです。それで全然白くないと思って沢山塗ったのですが、周りから見たら「いや充分白いよ」みたいな感じになりました。
ぜひ皆さんも1度ぐらい白塗りになる機会があると、面白いかなと思います。本当によかったです。いい経験になりました。

息の合った漫才と司会で午後の部を盛り上げました!
島川:今年は様々なゲームに取り組みましたが、特に印象深いものはありますか?
全部印象深いのですが、特にと言われると、自分がスライドを準備した『あの時君は若かった』という、従業員の子供の頃の写真を出して、これは誰でしょうというゲームです。
スライドを作りながら、本当ににやにやが止まらなかったです。 大体子供の頃は可愛いと思うのですが、皆さんのギャップとかが面白かったです。
中には、0歳ぐらいからの、1歳2歳とかの写真が多かったのですが、明らかに成人になってる写真とかもありました。でも凄く変わっていて、あと細い時とかそれも面白くて印象深かったです。
島川:当日で特に印象に残った場面などは何かございましたか?
やはり、島川さんと2人で舞台の裏から登場する、あの時のあの瞬間はちょっと忘れられないです。
島川さんが完璧に台本を書いてくださって、 M1の登場曲で出たのですが、どのような反応なのかなとか凄く気になっていたのですが、予想以上の驚きで、結構、誰々?みたいな感じの反応だったので、よかったなと思います。
島川:個人的にはもうちょっと笑いとれるかなと思ったので悔しかったです笑
充分取れてたと思いますけど、結構ストイックなのですね笑
島川:後半は完全に漫才コンビとしての会話をしてましたね。このネタはここにやろうとか、もうこのセリフをここに持ってこようとか笑
長い時間司会を進めていて、なんかふと自分がバカ殿であることを忘れて、結構素の顔してる時とかがあって、何人かから注意されました笑
あと、感動場面もあったりして、脇田さんの動画とかでちょっとうるうるってきたのですが、悲しそうな顔してるけど、顔はバカ殿なのでちょっとツッコまれました笑
ゆた:運営する側というのはやはり、大変な部分も多かったと思いますが、正直、楽しめましたか?
そうですね。 もう楽しみしかないくらい楽しかったです。運営というか、その実行委員もたくさんいたので、もう本当にみんなでやってるっていう感じでしたし、皆仲が良かったので。
皆さんがどうしたら、楽しいかなっていうのを考えるのは、凄く楽しかったです。
編集後記
取材にご協力いただきお二人ともありがとうございました!
お二人を始めとした、実行委員の皆さんや、ご参加いただいた方々のご尽力で、今年は過去最高の素晴らしい会になりました!
ただ今、経営方針発表会についてまとめた広報誌も着々と準備中です。そちらも完成したら配布したりTANOSHIKAのHPに掲載されますので、ぜひお楽しみに!
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