飲酒は止めていたのに… -喫煙を続けていた事で「がん」になってしまいました-

転んだ段ボール人形の目の前にてんとう虫

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こんにちは、金次郎です。

 先月2月に、高額療養費について記事を書きました。

 「高額療養費の自己負担額を増やす」と言う政府案に対して、この制度を使って治療を続けている、がんや難病の患者たちで作る患者団体の猛烈な反発を受け、国会でも二転三転とすったもんだした挙句、最終的に政府は
  ・高額療養費の自己負担額の増額は見合わせる
 と言う事で落ち着きました。

 この記事の最後に、私もこの高額療養費のお世話になる可能性が出てきたかも?と言う事を書きました。

 今回は、私自身の顛末から「タバコとがん」について書いてみます。 

40歳以上の男性喫煙者は要注意

 総論で紹介した高額療養費の記事にもリンクを貼っていますが、去年の7月に健康診断とがん検診を受けました。

 この記事にも書いている様に、健康診断以降は飲酒を止めていました。
 しかし、今年の2月に血尿が出た事から、私は

 ・飲酒よりも喫煙が原因かも知れない

 と思い「タバコ 血尿」で調べてみました。

 それで、最初に出てきたのが以下のサイトですが「膀胱がん」と「泌尿器科を受診しましょう」以上の情報が有りませんでした

参照元:(都城・三股 内科・泌尿器科 田中隆内科)タバコを吸う40歳以上の男性で肉眼的血尿があれば膀胱がんが疑われます(2024年12月03日)

 ただ私は、タイトルの中の「膀胱がんが疑われます」に着目し、再度「タバコ 膀胱がん」で調べて、出てきたのが以下のサイトです。

参照元:(社会医療法人 製鉄記念八幡病院)男性・喫煙者に多い膀胱がん。喫煙者は非喫煙者の3倍の発生率!(2023年02月21日)

 こちらのページの2番目の「膀胱炎や尿路結石との区別が重要」の項目で
  ・膀胱がんの場合は、痛みを伴わない血尿が特徴
 と書いており、まさに私の血尿の状態に当てはまりました。

 また、1番目の「膀胱がんは男性・喫煙者に多い」の項目では
  ・喫煙者は非喫煙者の2~3倍の発生率
 とも書いており、お酒を飲む事よりもタバコを吸う方が、膀胱がんの発生リスクが高い事も分かりました。

「膀胱がん」の検査

 それで、私は泌尿器科クリニックに行って「尿検査」をしたところ、
  ・尿潜血 3+
 と言う数値から「膀胱がんが疑われますので、膀胱内視鏡検査で詳しく調べましょう」と言う事になりました。

膀胱内視鏡検査:内視鏡を尿道から膀胱へ入れて、がんがあるかどうか、その場所、大きさ、
        数、形などを確認する検査です

引用元:(がん情報サービス)膀胱がん 検査(2024年06月28日)

 膀胱内視鏡検査の結果、案の定「膀胱がん」を指摘されました。
 「がん」では、がん細胞がどの程度進行しているかを1〜4の「ステージ」と言う数字で表します。
 私の場合、血尿が出てすぐ病院に行ったので、ステージの軽い方の「0is(Tis)」と言う段階でした(膀胱がんのステージは「0」から有ります)。

参照元:(がん情報サービス)膀胱がん 治療(2024年06月28日)

 先生からは、
「早い段階で診察に来られたので、このステージならば内視鏡に付いている電気メスでがん細胞を切除するだけで済みます。
後は術後の経過観察で異常が無ければ1週間~10日で退院できるでしょう」
と言われました。

手術前に、喫煙者がしなければならない事

 ただ、喫煙者は手術前にすることが有ります。
 それは
 ・「手術前、4週間の禁煙」
 です。

 タバコに含まれるニコチンが麻酔の効きを悪くするだけでなく、術中術後に呼吸困難心臓発作を起こす危険性が有るからです。
 また、喫煙は血液の流れを悪くしますので、手術後の患部の回復が遅れてしまいます。

参照元:(静岡市立静岡病院)手術の前には禁煙をお願いします。(2024年03月01日)

 ですので私も、内視鏡検査から1ヶ月後の日を手術日と指定され、その1ヶ月で体内からニコチンを無くす「禁煙期間」を設けられました。

終わりに

 飲酒は止めていましたが、喫煙を続けていた事によって「がん」に罹ってしまいました。

 しかも、喫煙は麻酔の効き目が悪くなると言われて、手術で痛い思いはしたくないと言う気持ちからタバコを吸うのを我慢しています。
 これを機にタバコを止めようか?と思っていますが、色々なサイトを巡ってみて「吸って良い」と言う医師と「禁煙しましょう」と言う医師がいるので、迷っています。

参考元:(PRESIDENTonline)我慢しすぎないことのほうが重要…和田秀樹が「60歳からはタバコを我慢するな」と断言する理由(2022年09月13日)

 こちらは、老年医学が専門の精神科の先生ですが、我慢するのは精神的なストレスになるし、喫煙者同士のコミュニケーションの疎外にもなる、また近年はニコチンやタールが含まれない健康リスクの少ない電子タバコも有るとの事です。

参考元:(医療法人 啓眞会くにちか内科クリニック)遅すぎる禁煙はない

 こちらは、禁煙を決意するのに遅すぎる事は無い、止めたい気持ちが有ればいつでも実行しようと言っています。
 後は、今回の手術後に先生から喫煙に関して何と言われるか?です。

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