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こんにちは、翼祈(たすき)です。
皆さんは、公園は好きですか?
私はどうだったんでしょうかー?近くに公園がないので、両親が連れて行ってくれたのかもしれないですが、記憶になくて。
私はSNSで好きな育児漫画があるのですが、そこで出て来る子みたいに、公園の砂場で全力で遊んだり、色んな友達を、知らなかった子だとしても、仲良くなって一緒に遊ぶ、そんな微笑ましい子供時代を過ごしたかったですね。
公園で、お母さんが思いがけず、近所でママ友ができたという話もよく聞きますし、公園は小さいお子さんにとって、初めての外出先なこともあり、身近な場所だと思いますが、最近ある異変が生じていると聞きました。
ぐるぐる巻きに青いシートで覆われたすべり台がありました。子ども達が遊ぶことが好きな公園の遊具の1つのブランコなどが、突然「使用禁止」の貼り紙がありました。
現在、広島県福山市で管轄されている1つの公園で、およそ200基の遊具が使用禁止となりました。また遊べる日が来るの?どうして使用禁止になったの?
それは、「遊具の安全基準を満たしていない」ことでした。
今回は広島県のとある公園を取り上げながら、公園の「遊具の安全基準」とはどんなものか?、2つ紹介したいと思います。
広島県のとある公園で遊べなくなった遊具。その中の「遊具の安全基準」って?2つの遊具を紹介

福山市公園緑地課 田辺尚史 課長
「まずブランコの高さが、2.5メートルです。そこに1.5メートルを足した距離、つまり4メートル。ブランコの後方の4メートルの範囲の中に、コンクリートの側溝があります。これが危険で、使用禁止にさせています」
「すべり台の踊り場から90センチの中に、コンクリートの硬い構造物があると危険という判断になります。70センチのところにコンクリートの水路があるので、使用禁止の措置をとらせています」
引用元:広島 福山市 公園の遊具が使えず子どももがっかり どうして? NHK ひろしまWEB特集(2023年8月24日公開)
ここだけ書くと、なぜ?と思われるかと思いますので、原因を簡単に説明させて頂きますと、
この公園の遊具は、30年以上設置から時間が経過したことで劣化が進んだことが問題に上がりました。
これは、遊具メーカーなどで構成された「日本公園施設業協会」が、2002年に作成した「安全基準」(改訂:2014年最新)にあって、広島県が3年かけて全部の公園を調査した結果、「安全基準」を満たさないものが、沢山見つかって、使用不可となったというわけです。
引用元の中に、「遊具は順次撤去を予定」と書いてあって、記事が公開されてから2年近く経過していますし、もしかしたら、問題となった遊具は、もうその公園にはないかもしれませんね。
詳しくは、引用元を観て頂けたらと思います。
意外と知られていない公園運営の危険性
公園が使用不可になるのは、ご近所トラブルもあったりします。
現代の日本は、公園などで遊ぶ子どもの声を、騒音だという人もいます。
「子どもの声がうるさい!」とクレームが入り、使用不可になる時もありますし、
例えばサッカーや野球でしょうか?公園で子ども達が遊んでいたら、近所の家にボールが飛んで、窓ガラスが割れたことで、使用不可になった公園もあります。
公園の「安全基準を満たしていない」という点で、重大な事故も起きています。
たまたま遊んだ公園で、遊具が錆びていたりなどして、劣化し、子どもが触ったことで、何針を縫う怪我をした子もいますし、運が悪いと指先を切断するという重大な事故に巻き込まれた子もいます。
それらの事件を受けて、「安全基準を満たしていなかったのか?」と、遊具の点検など、調査を始める自治体もあります。
「安全基準を満たしていない」ことを確認することって、重大な事故が発生しない限り、野放しということもよくある話ですよ。
「じゃあ、学校で遊べば?」という声もあるかと思いますが、学校もグラウンドに釘が埋め込められていたことで、遊んでいた児童・生徒が踏んで足を怪我し、専門家が金属探知機を使うと、何十本も釘が見つかったという話が、数年前からよく、色んな学校で聞かれる様になりました。
なぜ釘が埋まっているのか?その理由は分からないそうですが、東京都にあるとある学校で発見されてから、全国的に釘があるかもしれないとの、調査も始まっています。
私が子どもの頃は30年前の遊具であっても、その当時はまだ小さい子どもで、遊具もピカピカだったと思います。
あれから30年以上経過していることで、劣化は避けられませんし、子ども達は「折角遊びに来たのに、遊べないなんて…」と落胆するかもしれませんが、それは子ども達が怪我をするのを防いでいるかもしれませんし、
勿論そのまま遊べるのが良いですが、こういう問題もあるってことを、この記事を通して伝えたいですー。

noteでも書いています。よければ読んでください。
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