『かくしごと』。虐待を受けた子を母と偽り引き取って、束の間の幸せを手に入れる映画。 

かくしごと 映画

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こんにちは、翼祈(たすき)です。

2024年に入って3ヵ月が経過しましたが、今なお悲惨な児童虐待が後を絶ちません。

不凍液を使ったものなど、「どうしてこんなことをしようとするの?」と、通常では考え付かないことで、児童虐待をされていたり、「生まれて来た子には何も罪はない。ただ、その家に生まれて来ただけで、その対象になって。児童相談所に保護されていて、親元に戻されたら、痛ましい事件が起きて…」と、毎回そのことで心が痛みます。

この記事では、児童虐待と、認知症という2つの社会問題が盛り込まれた小説が原作の、映画となります。

[生きてるだけで、愛。]が話題を呼んだ、映像クリエイターでもある関根光才監督の長編第2作で、俳優の杏さんが主演。

1つの<嘘>をきっかけに、それぞれの<かくしごと>が解き明かされていく、心揺さぶるヒューマン・ミステリー映画『かくしごと』が2024年6月7日(金)より、TOHOシネマズ 日比谷、テアトル新宿ほか全国にて公開決定しました。

今回はこの映画についてと、2024年3月に発表された最新の認知症の研究・治験について発信します。

あらすじ

絵本作家の千紗子は、長年絶縁状態にあった父・孝蔵の認知症の介護のため、渋々田舎に戻る。他人のような父親との同居に辟易する日々を送っていたある日、事故で記憶を失ってしまった少年を助けた千紗子は彼の身体に虐待の痕を見つける。少年を守るため、千紗子は自分が母親だと嘘をつき、少年と暮らし始めるのだった。ひとつの“嘘”からはじまった千紗子と少年、そして認知症が進行する父親の三人の生活。最初はぎこちなかった3人だが、次第に心を通わせ、新しい家族のかたちを育んでいく。しかし、その幸せな生活は長くは続かなかった。許されないとわかっていても、なぜ彼女は嘘をついてまで少年を守ろうとしたのか。そして、このひとつの嘘から明かされていく、それぞれの“かくしごと”とは。

画像・引用:杏主演×関根光才監督『かくしごと』6月7日公開へ 羊文学による主題歌入り予告編も Real Sound(2024年)

予告編も公開中

ここからは主人公の女性の父親が患う認知症の最新の研究についてお届けします。

遺伝性認知症の治験、「HED-TRC」

遺伝子異常が原因で発病する遺伝性の認知症の患者さんが、新薬の治験などが行われる時に、新たな臨床試験(治験)や治療法の研究などに速やかに参加できる様に、予め患者さんを登録して貰い、「HED-TRC」と命名された新しい仕組みを、全国15の大学病院などで構成された、信州大学などの研究グループがスタートしました。

脳血管性の認知症やアルツハイマー病など、色んな認知症には、遺伝子異常が原因となる遺伝性の認知症の患者さんがいることが知られています。

2024年3月4日は、長野県松本市の信州大学医学部附属病院で最初の患者さんの登録が行われ、遺伝性の脳血管性認知症の50代の男性の患者さんが医師から治験の説明を受けた後、事前登録の手続きを行いました。

遺伝性の認知症は、遺伝子の異常を詳細に研究することで、認知症の治療法の開発や認知症発症のメカニズムの解明などに結び付くとして注目されていますが、患者さんの数が少なく、治験に参加して頂く患者さんを集めるのが難しいことが大きな課題になっていました。

今回、事前登録した患者の男性は「自分だけでなく、多くの人にとって良い結果をもたらして欲しいです」と述べました。

参考:遺伝性認知症患者 治療法研究や治験参加へ新しい仕組み始まる NHK NEWS WEB(2024年)

遺伝性認知症の治験、「HED-TRC」の代表を務める信州大学医学部の関島良樹教授は「まずは遺伝性の認知症の方々の治療の源になることを目指しますが、最終的には得られた研究成果をベースに、一般的な認知症の治療法の開発にも結び付けたいです」と説明していました。

最近の父

ますます年相応というか、認知症になりつつあるのか、物忘れが多くなっています。

1ヵ月前までできていたことが、急にできなくなって、アワアワと慌てたり。

自宅に届く封書も、届いたことを忘れて、期限が切れたことにだいぶ後になって気付いたりします。

口を開くと、タバコの話しかしなかったり。

頭の中はタバコのことしか、キャパがない感じです。

2023年の真夏は暑過ぎて、外での作業ができなくなったために、そこからずっと寝てばかりで、「今から仮眠をします」と言いますが、基本的にいつも寝ており、身体も動かしません。

最近余りに寝てばかりの生活を続けていたせいか、足が歩く時に上がらなくなり、時々足を上げて動けなくなったり、フレイルに近い状態じゃないか?とも思っています。

後は休みの日は、前の日はテレビを観るために夜中に起きていることで、顔がボーッとしている時が多いです。

すっかり衰えた父と、自分がしっかりしなきゃとハキハキ、言うことはズバッと言う母は、夫婦なのに、全く真逆の世界を生きていて、母が切れ味の良いトークをするのに、父は歯がないこともあって、日に日に何を言っているのか分からなくなってきて、「このままどうなるんだろう?」と、大きな不安が襲って来ています。

参考サイト

noteでも書いています。よければ読んでください。

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左耳感音性難聴と特定不能の発達障害(ASD,ADHD,LD全ての要素あり)、糖尿病、甲状腺機能低下症、不眠症、脂漏性皮膚炎、右手人差し指に汗疱、軽く両膝の軟骨すり減り、軽度に近いすべり症、坐骨神経痛などを患っているライターです。映画やドラマなどのエンタメごと、そこそこに詳しいです。ただ、あくまで“障害”や“生きづらさ”がテーマなど、会社の趣旨に合いそうな作品の内容しか記事として書いていません。私のnoteを観て頂ければ分かると思いますが、ハンドメイドにも興味あり、時々作りに行きます。2022年10月24日から、AKARIの公式Twitterの更新担当をしています。2023年10月10日から、AKARIの公式Instagram(インスタ)も担当。noteを今2023年10月は、集中的に頑張って書いています。昔から文章書く事好きです、宜しくお願い致します。