「ケイト・スペード・ニューヨーク」の取り組みについて思うこと

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「ケイト・スペード・ニューヨーク」の取り組みについて思うこと

皆さんこんにちは。Pinkです。ファッションブランド「ケイト・スペード・ニューヨーク」を知っていますか？それは1993年に、6つの代表的なハンドバッグと共に登場しました。

今回は、ブランド誕生30周年を迎えた「ケイト・スペード・ニューヨーク」の取り組みについて書きたいと思います。

社会的企業の取り組み

「ケイト・スペード・ニューヨーク」は、社会的企業の取り組みとして、「オン・パーパス」の10周年コレクションを7月5日に発売しました。

画像引用：社会的企業の取り組み「オン・パーパス」の10周年コレクションを7 …

「ケイト・スペード・ニューヨーク」は、10年前から女性の「エンパワーメント」（＊1）を柱に「ソーシャルインパクト」活動（＊2）を行って来たとのことです。

（＊1）…個人やチームに自信を与え、力を十分発揮出来るような環境を整えていく

（＊2）…社会的影響力がある

2019年には、取り組みの中心に「メンタルヘルス」を据えおくことにし、世界中の女性をエンパワーすることに努力しました。

それから、今まで以上に活動の強化を目指し、2022年には、世界中のリーダーから成るグループ「ソーシャルインパクト・カウンシル」設立へと繋がりました。

そして現在、「ソーシャルインパクト・カウンシル」と協力し、2025年迄に「メンタルヘルス」と「エンパワーメント」を手助けする、様々な手段を直接利用出来る機会を、10 万人の女性と女の子に届けるという目標を定めて取り組んでいます。

「オン・パーパス」について

2013年にスタートした「オン・パーパス」は、内戦で荒廃したアフリカ中部の国ルワンダを支援し、女性の「エンパワーメント」を通して、現地の地域社会再生と発展に繋げたいという思いからスタートしたと社会的取り組みとのことです。

そこに至るまでの経緯と活動内容を簡単にまとめてみました。

経緯と活動内容

2012年…ルワンダの首都から車で１時間程北にある、手工芸の伝統を誇りとするマソロ村を視察し、工場を作ることを決める

2013年…現地の女性職人に呼びかけ、協力関係を組み、ハンドバッグやアクセサリーを造り上げる、独立した従業員所有の、営利を目的とした社会的企業「アバヒズィ・ルワンダ」を設立

2015年…フルタイムの雇用、正しい賃金、産休を含む健康面のサポートに加え、女性従業員達に、職業訓練や教育資源などの、女性をエンパワーする生活スタイルプログラムを提供するシステムを作り、その提供を開始

2018年…「オン・パーパス基金」を通して、「アバヒズィ・ルワンダ」の女性従業員達だけでなく、その家族や地域社会にも投資することで、長期に渡り続けられ、インパクトを与えることを目指し、地域社会全体に好循環をもたらす

以上になります。

こうして見てみると、一つずつ確実に行動を起こし、その成果を上げて来たことは、とても素晴らしいことだと思います。

ファッション業界ということで、どういったことが現地の女性達の支援となるのか、また、取り組みの中心に「メンタルヘルス」を据えおくことは、仕事をする上でとても大切なことだと思います。

画像引用：社会的企業の取り組み「オン・パーパス」の10周年コレクションを7 …

アバヒズィ・ルワンダについて

「アバヒズィ・ルワンダ」は、「ケイト・スペード・ニューヨーク」のシーズナルコレクションに、継ぎ目なく織り込まれる手作りの「オン・パーパス」コレクションの製造を担う工場として、20歳から60歳まで100人以上の地元の女性達を雇用し、「オン・パーパス」コレクションの製造をスタートしました。

現在では、「メンタルヘルス」をサポートする計画も提供しています。財政面の役割だけでなく、各家庭における女性の意思決定や関与の促進、心身の健康管理、そして職人達の技能の向上など、女性の「エンパワーメント」に繋がっています。

また、地元の女性達250名以上を雇用し、正式雇用、医療給付、そして生活スキル教育計画へのアクセスを提供している「アバヒズィ・ルワンダ」は、総括的に女性の「エンパワーメント」を行っています。

参考サイト：社会的企業の取り組み「オン・パーパス」の10周年コレクションを7 …