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こんにちは、改めましてM. Jです。
13回目の投稿になります。今回は、理想の教育ついて記事を書いていこうと思います。
理想の教育について〜教育のあるべき姿〜
前回の記事で、教育の現状について、健常者と障がい者が互いに生活していく為のシステムにはなっていないことについて記事を書きました。
教育におけるバリアフリー〜社会進出の観点から〜
今回は、現状の教育のシステムを「改革」していき、学校の先生や健常者の意識を大きく「変えていくこと」について記事を書いていこうと思います。
これは「理想の教育」で、今後はこのようなシステムで教育がなされるべきだと考えられます。
日本の教育のシステムを「改革」して、健常者と障がい者が共存できる豊かな社会にしていきたいと思います。そのような視点で見ていただければ幸いです。
最も身近な「社会問題」として読んでいただけたらと思います。
教育制度について(法定障がい者・児の設定)
現在の教育は、健常者と障がい者がハッキリ分かれて教育を受けている状態です。
このまま何もしない限り、お互いに理解し合うことは難しいのではないかと思います。
一般の小中学校や高校の教育は、健常者を中心としていることが多いです。
このため、障がい者が入るすき間がないのです。
何もしない限り、健常者と障がい者の壁は厚くなり「健常者が障害者を受け入れる土台づくり」が出来ることはないでしょう。
ここは、思いきって国などの行政が行動することがとても重要だと思います。
法定障害者・児の設定をすべきだと思います。
具体的には、1クラス2〜3名以上は障がい者・児を入れることを義務とする などです。
1学級の人数〜担任教師の負担の軽減〜
現在の一般的なクラス構成は、健常者のみのクラスで20名〜40名だといわれています。
この生徒の人数では、障がい者・児が入った場合や虚弱な生徒が入ってくると教師は手が回らなくなります。
どうしても1クラス20名以上は多いのです。
学生の状況を把握することが難しくなってきます。
学生1人1人の状況を把握していかないと、今後の教育はうまくいかないと思います。
特に障がい者・児は配慮が必要なことが多いので、生徒の人数が多すぎると適切な対応ができなくなるのです。
ここは、思いきって国などの行政が行動することがとても重要だと思います。
例えば小学校なら、1クラスあたりの人数を15人以下にすること、望ましいのは1クラス10名にすることです。これなら障がいを持った児童がいたとしても教師も目が届きやすくなります。
教師の研修の促進(教師の理解促進)
一般的に、健常者を受け持っている教師は、障がいの知識が十分ではないと考えられます。
基本的に、障がい者・児に対応することを想像できていない場合が多いのです。
(一部、障がい者・児に対応していますが、数は少ないです)
障がい者・児などの理解、知識、経験が不足しています。
特別支援教育に必要な知識、理解が必要で、応用力、判断力、対応力なども重要です。
参考:文部科学省ー特別支援教育の現状と課題について
以前のことですが、教師が障がい者・児のことを考えず、突き放していることもありました。それによって、障がい者・児が学校に適応していないことが多くありました。
そこで、以下のような方法を取り入れてみたらいかがでしょうか。
教師が特別支援学校に研修に行く回数を増やし、一人一人の教師が見識を深めること。
教師免許の取得や研修の過程で、障がいを抱える児童生徒への関わりについて勉強する時間を増やすこと。教員採用試験の中に、障がいに対する知識の問題を含むこと。
これによって、一般の学校に障がい者・児を受け入れることを促進すると考えられます。
通常の学級で特別支援教育を推進させる為には、教師に学級経営力や生徒に対する的確な対応力が求められており、研修よりも具体的で実践的な内容にすべきであります。
参考:文部科学省ー特別支援教育の現状
教頭先生と同じ地位のサポーター
学校の現場は、縦割りが強いという話を聞いたことがあります。
中年以降になると、考え方が保守的になる傾向にあるのではないでしょうか。
特に「校長」と「教頭」の力が強いので、新しいことを取り入れることは難しいことが多いです。
障がい者・児をきちんと受け入れる為には、サポーターの導入が必要不可欠です。
サポーターは、補助職員では不十分です。
ある程度高い地位で、いろんな意見を言うことが出来ないと障がい者・児は学校での生活ができません。
理想的には、教頭先生と同じくらいの地位に設定したほうが良いのではないでしょうか。
現在行われている取り組みと問題点
現在、2006年の国連総会で採択された「インクルーシブ教育」があります。障がいのある子どもが精神的にも、身体的にも最大限発達できるようにする教育方針です。これは、障がい者の能力向上に主眼をおいた教育の方法です。
しかし、健常者と障がい者との交流は、全国的には不十分です。
だからといって、今の日本に「インクルーシブ教育」をそのまま導入しても、うまくはいきません。
理想の健常者と障がい者への教育は「ノーマライゼーション」に近い考えでしていく方法です。つまり、教師や周囲の理解を深めていくことです。
参考:教員人材センター
教育のシステムを改革することや教員の考え方を変えていくことがとても重要なのです。
その理由として、教育現場の人を含め人間は何もしないと「前と同じことをする傾向」にあるからです。
最終的には「障がい者がいることが当たり前の学校」にしていくことが必要不可欠なのです。
バリアフリーの考え方
以上、理想の教育についての記事を書きました。
健常者と障がい者・児、お互いに学校生活が楽しく出来るようにする為には、さまざまな工夫が必要だと考えられます。
場合によっては、法律の改正など踏み込んだほうが良い場合もあります。
健常者と障がい者・児の壁が取れて、お互いの理解が進み、共存できる豊かな社会ができれば、真の意味での「バリアフリー」社会になると思います。
教育の場面でバリアフリーになれば、仕事を含む社会の中でも「障がい者がいて当たり前」の社会になると思います。
今の現状を変えて「改革」していくことができれば、日本の未来は明るいと思います。
今後について
興味があることや、今後書いていきたい記事のテーマとして、理想の社会構造について、ハラスメント(パート1・2)について、日常生活におけるコーチングについてがあります。
皆さんに役立つ情報を届けていければと考えています。
今後ともよろしくお願いします!
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