「お薬の不思議」

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皆さんこんにちは。Pinkです。

今回はお薬の不思議について書きたいと思います。

私は「適応障害」と「双極性障害」があり、毎日お薬を服用しています。長く服用していると、お薬が効いているのか時々わからなくなる時があるのですが、すごく精神的に落ち着いていると、「お薬の効果かな?」と思います。

お薬以外にも私の場合、登山や読書といった趣味で、症状がある程度軽減されますが、やはりお薬は欠かすことが出来ません。飲み忘れたり、外出する際に持って行くのを忘れたりすると不安が強く、落ち着きがなくなります。

しかし、薬を服用している私は周りからあまり良く思われません。やはりまだ、外科的・内科的な病気と比べて、目には見えない精神障害への理解は難しいのでしょうか。

そこでふと頭に浮かんだのが、プラセボ効果という言葉です。皆さん聞いたことがありますか?

プラセボ効果とは‼️

プラセボとは、薬学的に何の効果も有さない偽薬(ぎやく)を意味するそうです。効果がないのに「プラセボ効果」と呼ばれているのは、矛盾しているように感じますよね?しかし、薬を使用するうえでこの効果は非常に大きな意味を持っているそうです。

また、プラセボと知らずに服用すると、人は“飲んだ”という行為により無意識に効果が生じるものと思い込むことにより、実際には有効成分は入っていないはずなのに、身体が反応して効果が発現してしまうことがあることが「プラセボ効果」というそうです。

参考サイト:総合東京病院 薬のフラセボ効果とは?

 

プラセボと知った上で服用して症状が改善した事例

米マサチューセッツ州に住むベティ・ダーキンさん(73歳)は、自宅で転倒して首の骨を折り、頚椎を損傷し、ひどい痛みに悩まされていましたが、依存性のある強い鎮痛剤を使うことには抵抗があった彼女は、入院先の病院でオープンラベルという治験があると聞きいて参加することにしたそうです。彼女の受け取った薬瓶には、「オープンラベル・プラセボ」と明記されていました。

ダーキンさんは、最初の3日間、カルダモンという香辛料の香りを嗅いでからプラセボを飲み、その後強力な鎮痛剤であるオピオイドを服用しました。プラセボを服用するという経験を、オピオイドによる鎮痛効果と関連付けるよう脳を訓練することが目的です。

4日目、それまでと同じように香辛料の香りを嗅いでプラセボを服用しましたが、オピオイドは服用しませんでした。鎮痛剤が必要であればいつでもリクエストできると言われていたのにその必要はなかったのです。

参考サイト:日経新聞電子版 フラセボ(偽薬)なぜ効果?知って服用でも症状改善例

本当にこんなことがあるのですね。不思議だと思いませんか?

「病は気から」という言葉もあるように、病気も気持ちしだいで良くも悪くもなると言います。

まとめ

今の私はまだ薬の服用は必要ですが、この言葉のように少しづつでもいいので、服用する種類が少なくなるといいなと思います。

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noteでも記事を書いているので、よかったら読んでみて下さい!

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