ローソンに障害者アーティストの絵を使った、『アートトイレ』が設置! 

ローソン アートトイレ

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このアイキャッチは、翼祈(たすき)がローソンに撮影の許可を得て、使用したものです。

こんにちは、翼祈(たすき)です。

ローソン2022年11月18日から、佐賀県基山町の福祉施設「PICFA(ピクファ)」の障害者アーティストのアートを、『アートトイレ』として、関東の3店舗に設置しました。設置期間は2023年2月27日までとなっています。

また2022年11月15日より、全国のローソンにQRコード付きのアートステッカーをトイレの入り口に提示しています。今回はローソンと「障害者アート」の新たな取り組みについて、特集します。

ローソンで、福祉施設「PICFA」でのアートをトイレに採用。関東の3店舗で、2023年2月下旬まで。

東京・中央区晴海にあるローソンの店内の奥には、目にも鮮やかに彩られたトイレの扉がありました。コンビニの中には、なかなか見慣れないアートの数々。トイレの中に入ると、トイレの壁に知的障害や自閉症などの障害を抱えたアーティストたちのデザインのイラストがあり、トイレ全体が1つのアート作品になりました。

これは、ローソンが利用する人にトイレの重要性を見つめ直す機会にして頂きたいと、提案しました。

1997年にコンビニチェーンで初のトイレを開放したローソンは、国連が定義した毎年11月19日の「世界トイレデー」に合わせ、企画した、トイレ全面をアートシールでデコレーションした『アートトイレ』。11月はトイレ美化月間としてローソン店舗のトイレ清掃を強化していくということです。

また、2022年11月18日から2023年2月27日まで、東京都と神奈川県の合わせて3店舗で展開します。『アートトイレ』とアートステッカーのデザインは、普段からトイレを綺麗に使用する利用者への感謝の想いを伝えるため、“ありがとう”をメーンテーマに、佐賀県基山町の福祉施設「PICFA(ピクファ)」の障害を抱えるアーティストがデザインを担当しました。

「障害者アート」は繊細なタッチや幅広いデザイン性の高さが評価され、2022年2月にローソンでは「マチカフェカップ」をデザインして、多くの反響が寄せられたことから今回のパンダや牛など、可愛らしい動物が壁一面に描かれたデザインの『アートトイレ』取り組みに始まりました。「PICFA」の障害を抱えるアーティストには、ローソン側からデザイン費を受け取り、「障害者アート」の支援にも結び付く一環となっています。

また、アートステッカーの展示は2022年11月15日から実施しています。全国のローソンの店舗にはトイレの扉付近にQRコードを貼付しており、アートステッカー内の二次元コードを読み取んでいくと、トイレの重要性や豆知識など、「みんなに知ってほしいトイレのこと」の動画も配信しています。1分間の動画も配信してします。このアートステッカー内のQRコードを使うことで、トイレの大切さと利用する人とトイレを清掃する人のどちらにも感謝を伝える動画を配信していくということです。

1日に約100万人が使用すると言われているコンビニのトイレ。ここ数年は各都道府県の自治体から「公共トイレ」としての協力を求められる事例もあり、「コンビニトイレ」の重要性と役割が日に日に高まっています。

今や社会的なインフラの一部として定着しつつあるコンビニのトイレですが、その反面、トイレ使用者の約4割は買い物をしなくて店を出るという検証データもあり、マナー違反や清掃など、コンビニ側の負担が大きくなっているという課題も表面化してます。

その課題を受けてローソンは、トイレについて今一度見つめ直して頂き、使用者にきれいにトイレを使って欲しいと呼びかけます。ローソンではこの課題について「インフラの1つとしてトイレのサービスも維持していきたいですが、使用マナーなどについて再度見つめ直して頂けたら」としています。

コンビニ内のトイレはGW休暇や年末年始など外出の機会が多くなる時に需要が高まるということで、安心して使用可能なコンビニのトイレのサービスを続けていくため、今回の『アートトイレ』を介して、コンビニトイレに関して来店者に見つめ直すきっかけにしたいといいます。

画像引用・参考:「トイレの日」「世界トイレデー」に合わせてローソンのトイレが超進化! @DIME(2022年)

ローソン広報部の女性は今回の『アートトイレ』について、「少しでも多くの方に障害者アートについて知れるきっかけとなればと思い、『アートトイレ』の採用を決めました。お客さま全員が『アートトイレ』を使用出来ますが、特に高齢者や障害を抱えている方だと、外出のときにトイレの心配があるということもあり、コンビニトイレは非常に利便性が高いという声も寄せられています」と話しました。

ローソンと「PICFA」の関係性は深かった。

別のライターさんがローソンと「PICFA」がコラボした、マチカフェカップについて以前記事を書かれていました。私は福岡県の横の、佐賀県でこの様な大々的な取り組みが全国で展開されているのを観て、隣県に住む者として素直に誇らしかったです。

今回の『アートトイレ』も、その「PICFA」によるものですね。展示場所は限定的とはいえ、こんなトイレは他には観たことがないですし、とても壮大なプロジェクトだと感じました。以前のマチカフェカップの反響も大きかったことでの今回の『アートトイレ』だと思いますし、今回もきっと大きな反響を呼ぶに違いありません。『アートトイレ』自体はこちらでは観れませんが、QRコードなら多分近所でもあるはずなので、探してみたいなと思いました。

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左耳感音性難聴と特定不能の発達障害(ASD,ADHD,LD全ての要素あり)、糖尿病、甲状腺機能低下症、不眠症、脂漏性皮膚炎などを患っているライターです。映画やドラマなどのエンタメごと、そこそこに詳しいです。ただ、あくまで“障害”や“生きづらさ”がテーマなど、会社の趣旨に合いそうな作品の内容しか記事として書いていません。私のnoteを観て頂ければ分かると思いますが、ハンドメイドにも興味あり、時々作りに行きます。2022年10月24日から、AKARIの公式Twitterの更新担当をしています。2023年10月10日から、AKARIの公式Instagram(インスタ)も2交代制で担当。noteを今2023年10月は、集中的に頑張って書いています。昔から文章書く事好きです、宜しくお願い致します。