広がる障がい者アートの可能性~挑戦することはたのしい~

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佐賀県から全国へ

佐賀県基山町の障害福祉サービス事業所「PICFA」(ピクファ)の通所者が手がけたアートが、コンビニ大手ローソン(東京)のコーヒーコーナー「マチカフェ」のカップのデザインに使われることになりました。

基山の病院内にある障害福祉サービス事業所「PICFA」では、21人のメンバーが、日々創作活動をしています。メンバーには、それぞれ知的障害や精神障害があります。

ピクファでは、全員がアート活動に取り組み、展示会や企業との商品開発などで収益を得ています。ローソン社内で新プロジェクトが公募され、ピクファを知る社員がカップデザインの刷新を提案したのが、今回のプロジェクトに繋がりました。

マチカフェ

さまざまな広がりを見せる「ヘラルボニー」

障がい者アートといえば「ヘラルボニー」と思うほど、ヘラルボニーさんの障がい者アートと、企業とのコラボレーションは素晴らしいものとなっています。

最近では、渋谷モディ4階に新設される、インクルーシブな取り組みを発信するイベントスペース「カレンダリウム」第1弾のイベントとしてヘラルボニーが運営する「HERALBONY CARAVAN in 渋谷」が期間限定でオープンすることになりました。

イベントスペースを“異彩”のアートが鮮やかに彩り、ヘラルボニーエポスカードをはじめ、作品をデザインに起用したアートプロダクトの販売を行うそうです

また、3月21日の世界ダウン症の日・4月2日の世界自閉症啓発デーの連動企画としてフォトブースの設置も予定しています。

参考:ヘラルボニー、FABRIC TOKYOと渋谷モディを起点に初のコラボアイテムプロジェクトの開始を発表|ヘラルボニーのプレスリリース

ヘラルボニー

引用:ヘラルボニー、FABRIC TOKYOと渋谷モディを起点に初のコラボアイテムプロジェクトの開始を発表|ヘラルボニーのプレスリリース

TANOSHIKA CREATIVEでも

そして、TANOSHIKA CREATIVEでも、新しい挑戦が始まっています。

今回はじめて、利用者さんの障がい者アートを使ったLINEスタンプを制作、販売することができました。

スタンプは全部で8種類、キリンや、ナマケモノなどかわいらしい動物を描いています。

lineスタンプ

制作者の声

「大変だったけど形にできてとてもよかったです。」

挑戦することはたのしい!

今回のTANOSHIKA CREATIVEで障がい者アートの挑戦が1つ達成できたことをすごく嬉しく感じます。

今後も、ヘラルボニーさんや、基山の「PICFA」さんのように、全国に展開できるような取り組みができたらと思います。

挑戦することは本当にたのしい!と思った瞬間でした。



参考サイト

障害者アート街をホットに 全国のローソンカップに…佐賀の事業所 : ニュース : 九州発

「アートで人生を楽しむ」 障害者がデザインしたコーヒーカップ 全国のコンビニで販売【佐賀県】

ヘラルボニー、異彩の作家、日本の職人が手がける新たなライフスタイルブランド|マクアケ – アタラシイものや体験の応援購入サービス (makuake.com)

ヘラルボニー、FABRIC TOKYOと渋谷モディを起点に初のコラボアイテムプロジェクトの開始を発表|ヘラルボニーのプレスリリース

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TANOSHIKAライター。うつ病、AC(アダルトチルドレン)、機能不全家族育ち。現代詩を勉強中です。セクシャルマイノリティ当事者。読みやすい、わかりやすいをモットーに様々な記事を書いていきます。