sobolon。〜海洋プラスチックで作る、全て一点ものの可愛いアクササリー〜

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こんにちは、翼祈（たすき）です。

世界中の海に漂流しているプラスチックごみの量は約3000万トンと言われ、クジラなどの生き物が海に漂ったプラスチックごみを誤って食べたり、海岸へ流れ着いてしまうのが社会問題となり、世界各国がその対策を練っています。

そんな中日本の岐阜県で、中学校時代の同級生で、同じ吹奏楽部だった女性4人が集まって、海洋プラスチックを使って製作されたアクセサリーブランド『sobolon（ソボロン）』を、2019年からスタートさせました。

今回はそんな『sobolon』の魅力に迫っていきます。

sobolonの活動や、名前の由来

合言葉は、“可愛い”で地球を守る――。手作りジュエリーブランド「sobolon」（ソボロン）＝岐阜県多治見市＝は、海洋プラスチックごみをピアスなどに生まれ変わらせ、大学生らに共感の輪が広がっている。

ブランド名は、みすぼらしいという意味がある「そぼろ」が、すてきなものに生まれ変わるという意味を込めて「ソボロン」にした。響きが可愛かったので、そう決めたという。

大切にしているのは、アクセサリーを実際に身につけたいと思ってもらえるかどうか。肌になじみ、すてきだと感じてもらえるデザインにするため、4人でアイデアを出し合った。「思わず友達に話したくなるような、幸せな気持ちになるアクセサリーが、環境を考える軽やかな一歩になればいい」

引用：プラごみがピアスに　カワイイ「アップサイクル」で地球を守ろう　毎日新聞（2022年）

人というものは幸せって気持ちを持たないと、環境を保護しようという感情にもならないのでは―。代表の女性はこう言います。「まずは自分自身と大切な人をハッピーな気持ちにさせることから変えていかないと。私たちsobolonのアクセサリーに触れて体感して、周りを幸せにする魔法をかけられたら」。

今や海を渡り、世界共通語の日本発祥の「kawaii（カワイイ）」という単語。sobolonもいつの日か海外進出を果たし、外国に住む人にもこのアクセサリーに触れて、感動を体感して頂けたらー。代表の女性のあくなき壮大な夢は、大きく世界へと羽ばたいています。

sobolonの活動内容と立ち上げの経緯

地球環境を壊してしまう「プラスチックごみ」。中でも5ミリ以下と小さいマイクロプラスチックに関しては、海の生き物の命を脅かし、そして人間にも危険が及びます。

このプラスチックごみを再利用して、あるものを作っている女性4人がいます。

カラフルな小さなカケラ…。実はどれも海で集めたプラスチックのごみから作られています。

そんな拾ったプラスチックごみに魔法を唱えて、ハッピーなアクセサリーへと生まれ変わります。

sobolonのメンバーの女性の1人は「（私たちが作ったアクセサリーが可愛いーって言われると）嬉しい！って。心の支えにもなりますし、自分たちの製作するモチベーションにも結び付く」と話します。岐阜県多治見市にある、アパートの1室が彼女達のアトリエです。

2019年に産声を上げた「sobolon」。メンバーは中学時代の同級生の女性4人。吹奏楽部の仲間だった彼女達は、今もコンビネーションはぴったりです。

小学生の時、授業で教えて貰った「環境問題」。代表の女性は、将来は「小学校の授業で環境問題を教えて頂いた時から、大人になったら地球の環境を守る仕事に就きたい」と思っていました。

「社会人になってからストレスで体調を悪くして、帰郷したタイミングで、このアクセサリー作りを思い付きました。自分の働き方の中身を、もうちょっと流動化した方がいいんじゃないかなって。このままただ自分の意思に反して生きていたら、良くないよねという考えに変わって」と、身体を悪くしたことがきっかけで、代表の女性は再度環境問題について勉強し直し、独学でアクセサリー製作を身に付けました。

海に浮かぶプラスチックごみは、世界全体で1年間で800万トンに上ると言われています。このままいけば、30年後にはプラスチックごみの量が海で生活する魚の量を遥かに上回ります。2020年5月にはsobolon主催の「オンラインごみ拾い」を開催。代表の女性の発案で、子ども達がゴミ拾いをしました。拾ったゴミは、sobolonのアクセサリーへと変化します。

「アクセサリーとして環境に良い選択が可能になったり、地球に配慮した選択を取るとか。私たちはsobolonの活動を広げたいという思いより、今出来ることをちゃんと継続していきたいと思っていて、ちゃんとこの私たちが掲げる思いが、購入して下さったお客様へ届く様に、一生懸命励んで製作し続けていきたいなと思います」と代表の女性は話しています。

参考：まるで「まほう？」 “かわいい”で地球を守るプラごみをアクセサリーに変えた「Sobolon」　FNNプライムオンライン（2020年）

彼女達は、月に1回アクセサリーに欠かせないプラスチックごみを、海まで拾いに行きます。海に隣接していない岐阜県から車で2時間かけて、愛知県常滑市の海岸まで足を運びます。代表の女性は「海から海岸に漂着するプラスチックのごみは、海と共に生きている人が作り出したものではないんです。私たちもプラスチックごみを作り出した当事者なのに、海がないということだけで身近に感じていないと思い至ったので、それで海までやって来て、幕の下ろし方を見守る様な気持ちでこの海岸まで足を運びます」と語りました。

sobolonとは？

私たちsobolonが大事にしたい理念は

いつの時でも、

みんなの心に存在する小さな幸せという気持ち。

その小さな幸せのを積み重ねて大きくしていって、

みんなの心を浄い流してくれることが

環境のこととか色んな問題の解決に結び付く。

『可愛い』という言葉には、

心に棲む悲しい感情を浄い流し、

みんなの心を幸せの道標へと

誘ってくれるパワーがあると信じているから、

私たちsobolonはこれからも

「”可愛い”で地球を守る」を提唱する。

sobolonのアクセサリーが、皆さんの

心をほぐす役割となれます様に。

一人ひとりの小さな一歩が重なって

大きな変換を起こしてくれると祈って。

画像引用・参照：“可愛い”で地球を守る！海洋プラスチックアクセサリー Sobolon

キラキラと光る宝石の様な、sobolonのアクセサリーの材料に使用されているのは、ペットボトルのふたや、プラスチック容器の破片、ひもやプラスチック板の破片など、色も形もさまざまです。

丁寧に水洗いして乾燥させてから、細かく切って貝殻などと併せて、紫外線で硬化する樹脂で固めてイヤリングや指輪にします。

全部海で集めたプラスチックごみから製作されています。日本のみだけでなく中国と韓国からも海から漂流して、地域で流れ着くプラスチックごみの種類が異なります。

ピアスなどがメインのアクセサリーのお値段も、2640円～4620円とお手頃です。貝殻の破片やシーグラスなども使用された、sobolonのアクセサリーです。

下記の販売サイトよりお買い求めください。

私の会社でもアクセサリーを販売しています。

私自身はアクセサリーは身に付けないのですが、同じ会社のTANOSHIKA PLUSで、YOW（よう）というブランド名で、アクセサリーを2022年8月から販売が始まりました。他のライターさんがYOWについて書かれているので、是非チェックして頂きたいです。

sobolonに関しては、私が脱プラスチックやマイクロプラスチック、バイオマスプラスチックと、環境問題に関わるプラスチックの記事を3つ書いてきて、他にも環境問題に関する記事も書いたので、私自身関心があるので、sobolonに関してもすぐ記事が目に止まりました。

確かに魔法がかけられたみたいに、煌びやかなアクセサリーの数々。これが海洋プラスチックが原材料とは思えないし、このアクセサリーは本当に環境に配慮され、地球を守れると思います。十分世界に出ても活躍出来る環境由来のアクセサリーですし、このsolobonを通して、もっと多くの人が環境問題に意識を持って下さると嬉しいです。

noteでも書いています。よければ読んでください。