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今回のこの記事を書かないかと勧められた時、わたしは偶然にも3日前にめだかを購入していたのです!
本当です!!
すごい偶然!!!
作業をしている正面から見える位置に設置しており、ふと見上げたとき、ふよふよ泳いでいるめだかを見ると、疲れも吹っ飛んでしまいます。
うちに来ためだかは、はるばる静岡からやってきた子達なのですが、この子達には育ての親がいて…。
その業者さんが大事に育ててくれたから、わたしの元にやってきた訳です。
めだかを育てる業者さんは数あれど、その中には就労支援の一環として働く障害者もいるのです。
めだかで福祉を改革する「めだかやドットコム」
めだかやドットコムの社長・青木崇浩さんは、障害を抱える人々の就労支援『めだか×福祉』を提唱した第一人者です。
青木さんは病気で手術をしたことをきっかけに、精神的な不安に襲われていました。
そんな中、2008年にメダカを通じて、ある障害者支援施設を見学したことから新たな目標が生まれました。
日本の障害者の置かれている状況、授産施設等の工賃の異常なまでの安さなどを目の当たりにして心が動いたのです。
その時、メダカで『福祉革命』という私の新たな目標が出来たのです。障害を持った方々への技術指導を行い、徐々に自分の中で水産事業と障害者福祉が繋がっていきました。
引用:めだか販売店の特徴 メダカ福祉革命 (medaka-house.com)
この活動が評価され、青木さんは株式会社あやめ会を設立しました。
めだかブームで市場規模が膨らんだことも後押ししたのかもしれません。
めだかやドットコムの活動が少しずつ世の中に広がり、今では多くの事業所がめだか×福祉に取り組んでいます。
めだかって意外と繊細…?
わたしは現在、飼育を始めて1ヶ月です。
12匹いたのですが、わたしが慣れないが故に、残念ながら2匹が★となってしまいました…。
それからは試行錯誤の連続です。
めだかは強い、飼育する環境が整っていれば簡単だという記載されているwebサイトはたくさんありますが、それは飼育経験を重ねた経験者だと思います。
初心者には意外と難しいのです。
特に屋内では、水槽や鉢といった、限られた広さです。
生きていける水を作るには、濾過を施したり、バクテリアを増やしたり…。
また、めだかの泳ぎ方やエサの食いつき方を注視したり…。
このような苦労をして、めだかが元気に泳いでいる姿を見たら、困難を乗り越えたのだと感動します。
今もわたしの目の前を泳いでいますよ。
就労支援にめだかを取り入れるメリット
青木さんが就労支援にめだかを取り入れるメリットとして、下記の様に語っています。
モットーにしているのは、「作業から思考へ」「ここは自分たちが頑張れる会社だ、と胸を張れる」ということです。精神障害や発達障害を持つ若い子たちを将来的に社会につなげられるように、自分たちで考えて行動できるようになってほしいと思っています。仕事としてめだか盆栽の製造、店頭販売・売り場づくり、メダカの世話・育成などの業務にあたってもらい、戦略会議の場で売り方を考えてもらっています。売れない経験をすることも大事なんです。
引用:「めだかやドットコム」代表・青木崇浩氏が大胆”宇宙プラン”に込めた思いとは? 「めだか×福祉」就労支援にも尽力 | ENCOUNT
株式会社あやめ会について
株式会社あやめ会は、いち事業として収益をあげ、売り上げの全てを施設の利用者にお給料として分配されています。
収益をアップするノウハウを付けることで、先の雇用に繋げたいという考えです。
株式会社あやめ会は、現在、3事業所を展開しています。
その登録者の中心は20~30代、70~80人です。
かつて事業所を利用していた2人が、現在は店舗のアルバイトとして働いているとのこと。
就労支援にまつわる課題を、新しい仕組みで解決し、利用者を後押ししています。
さいごに
今現在10匹のめだかがいますが、大きさや性格の問題で、飼育容器を分けています。
分けるだけでも神経を使いますが、快適そうに泳いでいる姿を見ると、にっこりしてしまうのです。
そして本日、卵をお腹につけた子を見つけてしまって、繁殖させる気はなかったのですが、右往左往しております。
孫の顔が見たくなりました。(笑)
趣味で育てるのと、仕事として育てるのは全然違いますが、この達成感は同じなのかもしれません。
めだか×福祉を提唱した青木さんは、就労支援に革命を起こしたのですね。
愛情をもって育ててくれためだか達、わたしの元に来てよかったと思ってもらえるように頑張ります!
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↓こちらのサイトでは、めだか×福祉のビジネスモデルを解説しています。
障がい福祉業界はコロナ渦でも業績UP!?『福祉×めだか育成販売』モデルを理解しよう! | 介護・福祉経営.com (funaisoken.co.jp)
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