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こんにちは、翼祈(たすき)です。
自立訓練施設×就労移行支援『JOBs COLLEGE(ジョブカレ)』(https://jobs-college.com/)は2021年7月1日にプレオープンを迎え、2021年8月2日に東海で初めての試みとして、既に存在している障害福祉サービスを組み合わせ×「自立訓練(生活訓練)」×「就労移行支援」として開校しました。
最大4年間の学習時間をお届けし、2年間での就職先決定が主流となっていましたが、最大4年間の学習時間をお届けすることで、個人ごとのレベルに適した学習の実現を果たしました。
『JOBs COLLEGE(ジョブカレ)』がスタートラインに立ったのは、一般社団法人日本福祉協議機構を利用していた当時17歳の青年の言葉でした。
障害者の多くは、高等養護学校を卒業し、就労系福祉サービスを利用し、仕事を始めるか、すぐに就職します。専門学校や大学へ「進学」という選択はほぼありません。
高等養護学校在学中にアルバイトを経験する人もとても少なく、社会経験が少ない障害者の成長過程においては、卒業した後に突然社会に放たれることが、現在の障害雇用を離職する確率の高さを露呈し、企業側も、障害者雇を維持することが困難だと雇用を断念されるケースも多くあります。障害を抱えていても、まだ子どもと大人の間にいる人へ、”18歳からの新しい選択肢”をお届けしたいと考えました。
今回は、『JOBs COLLEGE(ジョブカレ)』でしか受けることのできない、障害の特性や強みなどを最大限、発揮できるカリキュラムを紹介します。
『JOBs COLLEGE(ジョブカレ)』では、どんなカリキュラムを受けることができますか?
『JOBs COLLEGE(ジョブカレ)』は、18歳以降の障害者を抱えている人たちが、社会で活躍できる源を蓄えるための2〜4年制の【福祉型カレッジ】で、「人生を楽しみたいことでの選択肢の拡大を!」を理念に、色んな就労までの段階を支援します。
色んな障害の特性に合った、専門性特化型コーチングで戦力となる人材育成を実施します。全21の専門コースや社会に出るまでに必要な社会人の力を身に付けながら、各自「個性」、「好き」、「特性」を仕事に結び付け、就労までを支援します。
障害を抱えていることで勇気が持てなかったり、自信がなかったり、一歩を踏み出せなかった人に「好きなことを仕事にしている」という想いを体感できる様にするため、色んな講義やカリキュラムを行い、就労までの道のりを支えます。
50分の講義を行います。
・健康状態のチェック
・今までの講義を振り返り
・講義
・講義内容のリスキング
企業から実務案件の実習や、直にコーチング、就労を希望する企業へのインターンシップ制度、セルフコントロール講座、社会人講座などの自分自身の力の磨きの為の講義も充実し、社会に出るための色んなお手伝いを支援しています。
画像引用・参考:東海発【働くを学ぶ】福祉専門カレッジ開校。障がい者の職業選択の自由への挑戦! PR TIMES(2021年)
その他の強み
『JOBs COLLEGE(ジョブカレ)』の講義は受講者の“好き(強み)を仕事にする”というポリシーに基づき、自己理解・自己発見・課題解決型講義を準備しております。
最も大事なことは、“好き(強み)を仕事にできる”という心の安定です。障害を抱えているからできないのではなく、障害を自信にするとの心の安定をセットが重要視しています。
障害を抱えていても、Challenge(挑戦)するという心の安定に基づきます。日本でも、障害者車椅子マラソンの生みの親、故中村裕先生の「保護より機会を」という言葉がありますが、障害を抱えているから「保護する・やらせない」ではなく、“やる・やってみる=環境の特技”と、障害を抱えているから「できない」のではなく、障害を乗り越える“自身の特技”が実施すれば、実現の可能性を秘めています。
『JOBs COLLEGE(ジョブカレ)』では、本人と周囲の環境の特技を伸ばすことをセットとして、“好き”という本人のChallenge spiltで乗り越える方法を指導し、成長を支援しています。
noteでも書いています。よければ読んでください。