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成年年齢が18歳に引き下げ
2022年4月から成人年齢が18歳になります。
日本では明治9年(1876年)に成人年齢を20歳と定めましたが、2022年になり、一新されることになります。
しかし、成人式などは、20歳で行う自治体も多いようです。そんな中、興味深い調査が行われました。
大人女性は実年齢より若い「感覚年齢」
株式会社宝島社と株式会社I&S BBDOの共同プロジェクト「Mood Booster(ムードブースター)」では、女性の年齢についての意識を調査しました。
「年齢」を、女性の皆さんはどう捉えているのでしょうか?
Mood Boosterは、宝島社の女性読者モニタ(20~60代各100名+70代50名)を対象にアンケート調査を実施しました。
①女性の8割が普段から年齢を意識しているにもかかわらず、同じく8割は実年齢に感覚が追い付いていない
②「感覚年齢」 は実年齢よりも平均8.8歳若く、実年齢が高いほど「感覚年齢」との差が大きくなる。
③一方で、外見の「若見え」を自ら望む女性は全体で3割程度と少なく、多数派の考え方は「実年齢はうまく重ねながらもとらわれたくはない」
結果、女性のほとんどが年齢を重ねるほど、実際の年齢に対して若い感覚で過ごしていることがわかったのです。
アンケートの声
「感覚年齢」とは?
「感覚年齢」とは、実年齢よりも「感覚が若い人」のことを指します。
具体的には何歳くらいの感覚で普段過ごしているかを聞いてみたところ、全年代間平均で「実年齢ー8.8歳」であることがアンケート調査でわかりました。
年代ごとに見ると、20代では3.1歳、40代では8.3歳、70代では15歳と、年代が上がるにつれてその差は大きくなっていました。
年齢を重ねるほどに、実年齢に対して感覚は「若返る」といえるようです。
画像引用:【20代は-3歳、40代は-8歳・・・】女性は大人になるほど、感覚が若くなっていく!「感覚年齢」を実年齢より信じて生きていきたい!|株式会社 宝島社のプレスリリース
年齢にとらわれない生き方
今回の調査では、実年齢よりも若い「感覚年齢」で過ごしている人は8割いましたが、「実年齢よりも若く見えたい」と自分から望む女性は回答者全体で3割程度しかいませんでした。
ただ、「実年齢よりも(健康や体力面で)若くありたい」人は6割を超えていました。
つまり、「若さ」の価値とは、見た目よりも中身にあるということでしょう。
実年齢に対する考え方で7割と最も多かったのは、「実年齢をうまく重ねていきたい」でした。
それは、私も賛成します。35歳を過ぎた頃から、年齢を数えるのが嫌になり、気が重くなってしまう感じがしてくるようになりました。
若返りたいとは思いませんが、「〇〇歳だし、レースのスカートは変かな?」、「〇〇歳だから、落ち着いた髪型にしないと」と、年齢を気にして、自分のしたいことを制限することが、嫌になったのです。
そしてたどり着いた答えが、「年齢を数えない。」ということでした。
私自身も、「感覚年齢」で生きることを選んでいたのです。
「何歳ですか?」と聞かれて初めて数えたりするようにしました。
そうすることによって、「〇〇歳だから」と自分に制限を持つことなく、好きな服を着て、好きな髪型をする。「自分らしく」生きていくことができるようになったと感じます。
「実年齢にはできるだけとらわれたくない」という人もも5割と、実年齢を受け入れつつも気には病まないように付き合っていくことが主流であるようです。
最後に
年齢だけでなく、性別、国籍など従来の区分にはまらない自由な生き方の時代になっている今、すでに実年齢にとらわれていない人も多いということでしょう。一方で、年齢にとらわれるような考え方をしてしまっている時、例えば新しい事を始める時…「〇〇歳になって始めるのは。」と躊躇してしまったり、実年齢に阻まれることも、実際にはまだあるようです。
そんなとき、実年齢よりも「感覚年齢」に従ってみると、自分に素直な選択ができるかもしれません。
ほとんどの女性が実年齢よりも若い感覚で生きているとわかった以上、「感覚年齢」は行動に迷ったときの新しいよりどころであると考えます。
自分らしく生きることができれば、なにより幸せなことではないでしょうか?
参考サイト
4月から成人年齢が18歳に。どんな影響が? どんなことに気を付けるべき?(ファイナンシャルフィールド) – Yahoo!ニュース
【20代は-3歳、40代は-8歳・・・】女性は大人になるほど、感覚が若くなっていく!「感覚年齢」を実年齢より信じて生きていきたい!|株式会社 宝島社のプレスリリース
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