障がい児のケアに~ユニクロの160㎝サイズのロンパース展開~

ロンパース

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ユニクロの160㎝のロンパース

ユニクロの子ども用ロンパースに160㎝サイズの商品が展開されています。

「そんな大きな子どもにロンパースなんて必要なの?」

とインターネットでも話題になっていたのを覚えています。

「必要なのか?」なんて思っていたのですが、商品のレビューには「障がい児ケア」をしている親御さんからの感謝の言葉であふれていました。

もともと、

 

介護者Aさん
「抱っこの介助で肌着がずり上がる」

介護者Bさん
「胃ろうや呼吸器があるためかぶるタイプの服の着脱がとても大変でした」

介護者Cさん
「オムツが気になって自分で脱いでしまう」

などの障がい児ならではの悩みがあり、肌着を手作りしたり、個人で肌着を販売したりするサイトはありましたが、割高になってしまったり、介護の合間に肌着を作る時間がなかったりと、悩みはつきませんでした。

ロンパースって?

股下がスナップボタン開きで、おむつ替えがしやすい仕様になっています。スナップボタンで全開することができて、寝たままでお着換えしやすい前開きタイプ(左)と頭からかぶせて着させる肩ボタン開きもしくは襟ぐりが大きく開くタイプ(右)があります。

おすわりができる前までは、寝たままでお着替えしやすい前開きタイプがおすすめです。

引用:ロンパース・カバーオールとは【ニッセン】ベビー服・ベビー用品・マタニティ 通販

 

ロンパース

 

基本的には、ベビー服として使用されますが、重度の認知症や精神障がいの患者に使われる介護用下着には、おむつを勝手に外したり、おむつや排泄物で遊んだりできないよう、普通の方法では外せない特殊ホックが使用されることがあります。

私の介護経験

私も少々、家族の介護の経験があり、着る服には気を付けていました。

私の母は、寝たきりだったので動くことは殆どなかったのですが、お腹には胃ろうが開いており、喉には呼吸器がついていました。

そうなると、ぴっちりした被って着るような服は、着ることができませんでした。

ほとんどが、前開きの肌着で、あとは首元が大きくあいたパジャマを着ていました。

痰の吸引などは、そういった服がしやすかったです。

お腹の胃ろうは、ごはんの時以外は、服の下に隠れているので、そんなに気にしていませんでしたが、下に履くズボンに当たらないようにしなければいけませんでした。

最後に

ユニクロの160㎝のロンパースの記事を読んだのは、母が亡くなってからですが、もし生きていたら買ってみたかもしれません。

ユニクロの肌着は、着心地がいいので母もきっと喜んだかもしれないなぁと考えています。

ユニクロでは、ロンパース以外でも、「エアリズム」などの有名商品も前開きになっている商品が何点かあります。

よろしければ、下記サイトに特集されてますので、ご覧ください。

 

 

参考サイト

神戸新聞NEXT | 総合 | こんなボディースーツ「待ってました!」障害児の介助で話題に ユニクロが発売

https://www.uniqlo.com/jp/ja/products/E431566-000/00?colorDisplayCode=03&sizeDisplayCode=130

【納得】ユニクロが160センチのロンパースを展開する理由とは? 商品レビューは感謝の声であふれていた – ユニクロに聞く発売の経緯も | マイナビニュース

ユニクロ|前開きインナー特集|公式オンラインストア(通販サイト)

 

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TANOSHIKAライター。うつ病、AC(アダルトチルドレン)、機能不全家族育ち。現代詩を勉強中です。セクシャルマイノリティ当事者。読みやすい、わかりやすいをモットーに様々な記事を書いていきます。