この記事は約 5 分で読むことができます。
こんにちは、翼祈(たすき)です。
皆さんは【SRHR】という言葉を聞いたことはあるでしょうか?
【SRHR】とは、一人ひとりが自分の身体と心、人間関係や人生について正確な情報を見つけ、自分の意志で選択し、決定できる権利をいいます。
例えば自分の性や身体に関する正しい知識を得ること、誰を好きになり、どう生きるかを自分で決定すること。妊娠・出産・避妊を安心して選択できることなど、「尊重される権利」と「選ぶ自由」は、全て【SRHR】の1つです。
誰かを好きになるって難しいなって思います。
人を好きになる時、お互いを尊重する心は絶対に必要です。
今回は、『SRHR for JAPAN #一億人のためのSRHR』キャンペーンを紹介し、【SRHR】という権利と、1万人に向けた意識調査で分かったことについて、自分の考えを述べていきます。
そのことを通じて、皆さんにお互いを尊重する大切さを知っていただければと思います。
日本で、【SRHR】はどれほど、浸透していますか?
2025年7月30日(水)より、今後4年間、国際NGOプラン・インターナショナルは、日本におけるSRHR(性と生殖に関する健康と権利)の社会実現を提言。
企業、専門家、行政など様々な関係者と連携した、『SRHR for JAPAN #一億人のためのSRHR』キャンペーンをスタート。
以下が、団体の調査結果です。↓
<SRHR浸透状況について>
![]()
・日本のSRHR認知率は25% 理解は9% 若年層ほど認知率・理解率が高い結果に。
<SRHR重視意識/尊重意識>
![]()
![]()
・SRHRを「大切だと思う気持ち」と「尊重されている実感」の間に大きなギャップ。
・重要だと思う項目 女性30代から50代 各年代1位は「性的な行為の決定権」
・尊重されている項目「恋愛・結婚の自由」や「からだのプライバシー権」が上位に。
「どのような性を表現するかの自由」 大人世代で尊重実感が薄いことが明らかに。
<尊重されてないSRHR>
![]()
・女性は 「安全で喜びのある性経験・性的な行為の決定権・避妊の自由」などの尊重実感が希薄。
・男性は、「性的な行為の相手を選ぶ自由」 が尊重されていないと感じる傾向。
・性を学びたい10代 7割。年齢が上がるほど、学習意向が低減。
・性的同意 認知は85% 学習経験 18% 「毎回同意取れている自信がある」 約30%。
![]()
画像・文章引用元:国際NGOプラン・インターナショナル PR TIMES 「SRHR for JAPAN」発足 国内最大規模“1万人調査”を実施(2025年7月30日公開)
誰もが付き合いたい、結婚したいと思っても、理想通りになることは少ないもの。
結婚したいなと思って、その時期に叶わなくても、40代、50代になって、理想の相手を見つけることもあります。
今、年を取って一人は嫌だと結婚相手を60代になって探して、婚活パーティで結婚する人もいます。
どこで今後人生を共にする人と出逢うかなんて、分からないなと感じています。
資料を読んで思ったのが、男女間で性的同意に対する考え方がこうも違うのかと。
女性は安全を守りたいし、避妊はしっかりして欲しい。男性は本命を作るより、一人の人に囚われたくないという表れなのでしょうか..?
ここまで違う考え方ですと、私は女性ですが結論は急いでいけない、それに尽きますね。
なかなか難しくなっている世の中
本来人を愛するということは自然と出逢って、スマホなど携帯がない時代は手紙でやり取りしたり、何回もすれ違ってその人と一緒になる、それが数十年前までは普通でした。
今はスマホもありますし、SNSも進化している、AIもある。私が子どもの頃と違って、色々変わったなと思う。
文明の進化は素晴らしいこと。でも、それがあらゆる犯罪も生み出してしまった。
私のこの記事でいう犯罪は、性的同意が片方だけに主導権があり、やみくもに扱ったり、その人に権利を振りかざし、無理やり性行為をするとか。
女性が避妊して欲しいのに、男性が避妊せず、望まないまま子どもができて、もし女性が育てられず赤ちゃんの命を奪えば、犯罪になる。
この場合、責任を取りたくない男性なら逃げたり、音信不通になったり、女性だけが加害者になるケースが多い。
いつ人が被害者になるか、加害者になるか、分からない時代。
この記事の本題の『SRHR for JAPAN #一億人のためのSRHR』キャンペーンも、必要な取り組み。だけど、一人ひとり考え方は違うし、色んなものの進化で制限がかけられない部分も多くある。
それでも何もしないより、する方が世の中を良くすると思います。
まずは、【SRHR】を理解して相手を思いやること。『SRHR for JAPAN #一億人のためのSRHR』キャンペーンをもっと浸透させる。そのためにも私たちにできることを何かする、それがより良い世界を創る上で、必要な一歩だと感じました。

noteでも書いています。よければ読んでください。
コメントを残す