書評:『束の間の一花』で、自分の病歴と、余命について、改めて考えてみたー。

束の間の一花

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こんにちは、翼祈(たすき)です。

この記事をご覧の皆さんに、ご病気などあったらどう思いますか?

何かに書いてありました。

病気などがないと自由だ。病気になった時不自由で、いかに自由だったと思う」と。

私もそう思います。昔は風邪位しか引かないほど、元気が取り柄と言われ、それが今は11個の病気や障害があるので。

歳を重ねると、病気などになる。それはそう。

ただ7歳頃から30代になるまで、増えすぎた。

複合で悪化することも、合併症のある病気もある。

「なぜ、自分が生きているのか分からない」時もある。

そう思っていた時に、改めて、書評を書くために『束の間の一花』を読みました。

今回は、『束の間の一花』の感想などを書きます。

あらすじ

男女

千田原一花は、高校2年の春に医師から余命2年の宣告を受けていた。

それから3年、大学2年になった一花はいつ終わりを迎えるかわからない日々を過ごしている。

そんなある日、彼女は偶然、大学を辞めた元哲学講師・萬木昭史と再会する。

想いを寄せていた萬木先生に出会えたことで一花の気持ちは、ふたたび燃え上がるが――。

はかない生を歩む一花と、静かに消えていこうとする男の、束の間の恋の物語。

引用元:講談社 タダノ なつ 束の間の一花(1)

感想

ドラマ化もされ、ドラマ内では病名など一部公表されていたといいますが、漫画の中には記載がないので、あくまで分からない前提で話をします。

あらすじには一花のことにしか触れていないので、そこだけで話をします。

一花は余命と言われても、1年以上長生きしました。

主治医の先生に、『病は気から』と言われました。

それは、私も思います。私は前から11個の病気と障害があったわけではありません。

30代、それもWebライターになって、5個増えた。

私は20代の頃、エンタメに行くことにハマッていた。

確かに色々お金は出て行き、大変ではあった。

でも、今にはない幸せもあった。

友達もいないのに、SNSでは知りたくもない最新情報。泣くほど、辛かった。

0だから、私はエンタメに逃げた。

ファンが相手なので、名前を呼んでくれたり、頭ポンポンして貰えました。

一時的な優しさでも、それだけで幸せでした。

20代前半で薬害で糖尿病。大病ですし、今よりも数値も悪かったですが、元気でした。

私は2025年になって、眼科で『最初の糖尿病の異常値は、脳梗塞と心筋梗塞が同時に来る数値だった』と言われました。

それはショックでしたが、その時は知りませんでした。

知っていれば、元気はなかったでしょう。

でも、『束の間の一花』に書かれていた、『病は気から』で元気だったと思います。

最初に読んだ時と、2025年に11個の病気や障害を負った今読むと、全然読み方も、心の沁み方も違いました。

そして、漫画の中に出てくる、『生きたい』と、強く思えた。

今読んだことで、命の儚さや尊さも、深く考えられましたー。

男女

noteでも書いています。よければ読んでください。

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ABOUTこの記事をかいた人

左耳感音性難聴と特定不能の発達障害(ASD,ADHD,LD全ての要素あり)、薬害で糖尿病、甲状腺機能低下症、不眠症、高眼圧症、脂漏性皮膚炎、右手人差し指に汗疱、軽く両膝の軟骨すり減り、軽度に近いすべり症、坐骨神経痛などを患っているライターです。映画やドラマなどのエンタメごと、そこそこに詳しいです。ただ、あくまで“障害”や“生きづらさ”がテーマなど、会社の趣旨に合いそうな作品の内容しか記事として書いていません。私のnoteを観て頂ければ分かると思いますが、ハンドメイドにも興味あり、時々作りに行きます。2022年10月24日から、AKARIの公式Twitterの更新担当をしています。2023年10月10日から、AKARIの公式Instagram(インスタ)も担当。noteを今2023年10月は、集中的に頑張って書いています。昔から文章書く事好きです、宜しくお願い致します。