『KABAG for ADHD』。ADHDの当事者の声に応えた、ものを探しやすいバッグ。

KABAG for ADHD

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こんにちは、翼祈(たすき)です。

私は、すぐものを無くします。すぐ落とします。

いつも、別のことを考えていた時に、置き忘れていたり、そのものに意識が無くて、そのまま持たずに離れたり。

今でも家族から恨まれているのは、高校の時、父が奮発して入れてくれた、1万円の入った定期券を無くしたことです。友達と学校から帰っていて、駅で話している時に、パラッと手から落として、探しても、見つかりませんでした。

帰宅後、母から『パラッと落としたじゃないよ!また、こうなったら困るから、そんなに多い金額、入れておかないからね‼︎定期券の期限とかが来そうになったら、また、言って』とかなり怒られました。

ADHDがあって、失念しやすい私ですが、私と同じ、ADHDの人の困り事が少しでも減る様に、開発されたバッグがあるそうです!一体どんなものなのでしょうかー?

すぐに物を無くしてしまい、毎日大半の時間を「捜し物」に費やしてしまうー、ADHDの方たちに多い困り事を「バッグ」で助けることができないか?

そう感じた熊本県熊本市にあるバッグメーカー「コーエイ」と、ADHDの専門家で臨床心理士の男性が、ADHDの特性に悩んでいる方たちに向けた『KABAG for ADHD』を開発しました。

ADHD当事者たちの声も参考にしながら、物を無くしにくく、捜しやすい工夫を施しています。

『KABAG for ADHD』はどんなバッグですか?バッグ研究家の感想は?

KABAG for ADHD

画像・引用元:株式会社コーエイ PR TIMES “見えないモノは、無いのと同じ”――ADHD専門家と共同開発「見えるバッグ」『KABAG for ADHD』を2025年3月17日に発売~2025年3月4日より先行予約受付開始~(2025年3月13日公開)

動画・引用元:バッグ研究家 見えないモノは、無いのと同じ『KABAG for ADHD』(2025年3月13日公開)

『KABAG for ADHD』には、どんな機能が付いていますか?

内ポケットは透明に近いメッシュ素材にして中身が見えるようにし、どこに何をしまったのかがわかるようにポケットごとにシールを貼れるようにした。

リュックのすべての外ポケットには、リングやフックを内蔵し、カギなどの小物類を元の場所に戻しやすくする工夫もした。

内装の色は、明るい色みに。「いつも時間に追われている」ことを想定し、走ってもカバンがずれないように、胸の前にストッパーもつけた。

引用元:朝日新聞デジタル いつもカギが迷子…ADHDの悩みを解消するバッグ、専門家らが開発(2025年4月10日公開)

参考元:KaBag KABAG for ADHD

私は、『KABAG for ADHD』様に、ADHDの特性に配慮したバッグがあるのは、凄く助かると思います。

当事者の声を元にしたとはいえ、ここまで寄り添ってくれるバッグを他に知りません。

バッグは過去に幾つか記事を書きましたが、障害を抱えている人向けのバッグは、初めて書いたと思います。

バッグメーカー「コーエイ」などの思いやりで生まれた『KABAG for ADHD』は、本当に素敵ですね。

私にも良さそうだなと感じました

私は水分だったり、薬を入れたり、日傘など荷物が多いので、2025年に入って、10年以上前に買ったリュックを、繋ぎ目が壊れたショルダーバッグの代わりに使っていました。

ただ、使い続けていると、元々10年以上経過していたこともあったのでしょうか、生地が弱くなって、中身が透けて見える様になりました。

「これ、ものを落としたり、底が抜けるかも」と思って、それに気付いた後、すぐ大容量の恐らくメンズ用のリュックに変えました。

ものは入るし、細かく入れられる部分が多いので、レビューの評価を観て、買って良かったと思いました。

今のリュックではバッグの中を探すことが減りましたが、元々ものを無くしやすいです。入れた場所を時間が経つと忘れていて、探します。

レシートも入れた場所を忘れると、ノートに家計簿をつけている母に、「ごめん、無くした。⚪︎円だったよ」と、口頭で伝え、レシートを貼る代わりに金額を書いて貰います。

小銭とかも、お釣りをお店で預かった後に、入れた場所を忘れて、数ヵ月経過して、たまたまある時の小銭を見つける時もあります。

そういう意味でも、良さそうだなと感じました。

noteでも書いています。よければ読んでください。

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ABOUTこの記事をかいた人

左耳感音性難聴と特定不能の発達障害(ASD,ADHD,LD全ての要素あり)、糖尿病、甲状腺機能低下症、不眠症、高眼圧症、脂漏性皮膚炎、右手人差し指に汗疱、軽く両膝の軟骨すり減り、軽度に近いすべり症、坐骨神経痛などを患っているライターです。映画やドラマなどのエンタメごと、そこそこに詳しいです。ただ、あくまで“障害”や“生きづらさ”がテーマなど、会社の趣旨に合いそうな作品の内容しか記事として書いていません。私のnoteを観て頂ければ分かると思いますが、ハンドメイドにも興味あり、時々作りに行きます。2022年10月24日から、AKARIの公式Twitterの更新担当をしています。2023年10月10日から、AKARIの公式Instagram(インスタ)も担当。noteを今2023年10月は、集中的に頑張って書いています。昔から文章書く事好きです、宜しくお願い致します。