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こんにちは、翼祈(たすき)です。
皆さんは災害への備えはされていますか?
災害は、「今は夜中だから」とか関係なく 、ある日突然起きて、貴方の目の前に迫ってくるものです。
災害が起きた時、貴重品などを持って逃げると思いますが、何より大事なのが、命です。
そのまま災害現場に留まれば地震だと家屋が倒壊してしまうかもしれないですし、火災では煙を吸って、自宅やその庭、避難している最中に倒れて、亡くなってしまうかもしれません。
この記事で紹介する『新聞紙スリッパ』は、地震が起きた際、割れたガラスなどが落ちている際に、足を保護してくれます。
今回は、『新聞紙スリッパ』の動画紹介と、作るために必要な道具も案内します。
『新聞紙スリッパ』、その作り方とは?
動画・引用元:死なない防災|そなえるTV 新聞紙を折るだけ、新聞スリッパの作り方 [備える.jp](2013年4月28日公開)
『新聞紙スリッパ』の材料などは?
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材料(新聞スリッパ1個辺り)
新聞紙:1枚(1足分作る場合は2枚必要です)
道具
なし
日常の中に溶け込む災害対策
このスリッパがあることで、簡易的ですが、足元の安全を守る1つの手段となります。
火災の場合、夜中に火を扱う人は少ないかと思いますが、地震は多くの人が眠りに付いている時間帯にも、突然起きます。
寝静まった深夜に起きると、とても慌てて、裸足で飛び出すような事態もあるかもしれません。
夜中は真っ暗なので、避難することは危険ですが、あまりにも揺れが続いて家の中にいることの方が危険な場合、開設された避難所に向かう人もいるかと思います。
ただ、どれだけ地震の被害があるかは、朝になって、空が明るくなるまで、確認することができません。
一夜明けると、テレビ局がヘリなどで、地震で崩落した建物や、道路、崖などを紹介し、もう少し日が経つと、重要文化財などの被害を訴えるニュースも流れてきます。
重要文化財は、昔のものなので揺れに弱く、地震が続くことで、どんなに貴重なものでもあっという間に壊れたり、欠けたりします。
『新聞紙スリッパ』は、足元がかなり酷い状態である場合、安全だと思って履いて、足を怪我してしまう場合もあるかもしれません。
ですが、例えば避難所での移動の時にも、足元を保護してくれると思いますし、全くないのとあるのでは、安心感が違うと思います。
新聞自体廃刊が進んでいますが、新聞を取っていないご家庭の地域でも、新聞屋さんはあるかもしれないですし、無くてもコンビニにもスポーツ新聞などがあります。
この『新聞紙スリッパ』は、旅行の時とか、日常的に使っておくことで、災害時の備えができます。
災害発生時は、普段は考えもつかないものが、災害グッズになったりします。
『新聞紙スリッパ』も、普段の日常に溶け込んだもので、フェーズフリーという、備えていないことが、実は備えとなっている、考え方に近いのでは?と、考えました。
各地で起きた災害の状況
最近はあまり聞かなくなりましたが、山林火災も起きています。
2025年4月17日、岩手県大船渡市によりますと、延焼面積がおよそ3370ヘクタールになったと明らかにしました。
消防庁によると、1964年以降で最大規模の山林火災でした。
参照元:朝日新聞デジタル 1964年以降で最大 大船渡山林火災、延焼面積3370ヘクタール(2025年4月17日公開)
大船渡市でもそうですが、岡山県と愛媛県で発生した山林火災の原因は、「樹冠火(じゅかんひ)」だと言われています。
「樹冠火」とは、木の上の部分にある葉や枝全体が燃える森林火災で、落ち葉や下草などが燃える地表面の火災に比較しても、火の粉が強風の影響を受けて、より遥か先まで飛びやすく、延焼が拡大した原因の1つだといいます。
参照元:NHK NEWS WEB 大船渡山林火災「樹冠火」延焼拡大要因の1つか 林野庁と県調査(2025年4月16日公開)
参照元:読売新聞 岡山・愛媛の山林火災、地表火でなく「樹冠火」で拡大か…燃焼に伴う上昇気流で広範囲に飛び火(2025年4月21日公開)
身近なところでいつ起きるかわからない災害や火災に、普段から備えていきたいですね。
noteでも書いています。よければ読んでください。
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