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こんにちは、翼祈(たすき)です。
認知症になっている高齢者が、およそ700万人いると想定される2025年。
認知症は症状を遅らせることができても、発症してしまうと治らず、悪化してしまう、大きな現代病であり、社会問題でもあります。
認知症は、「これをしたら、ならない」と予防できる策が現段階ではなく、あくまでならないために、煙草や飲酒を止める、発症の要因に挙げられる生活習慣病にかからない様にするなど、生活を整えることしかできません。
認知症を発症しないリスクは小さく、誰にでもなる恐れのある病気です。
現に、健康そうに見えていても、認知症の当事者は多くいます。
病気が進行すると、徘徊して、どこかに行ってしまったまま帰ってこない、「認知症行方不明者」も、現代社会に大きな影を落としています。
そんな認知症になりにくいような習慣を身につけることができるサービス、『コグニケア』をご存知でしょうか?
『コグニケア』とは、神戸大学の研究者が開発した、生活習慣病や認知症の「予防」に良いとされる研究成果をベースにした、ヘルスケア・サービスです。全国的にも導入が進んでいます。
参加形態は、自宅からスマートフォンやパソコンで受講する【オンライン型eコグニケア】と、認知機能検査を教室や運動教室に集まって受講する《拠点型コグニケア》があります。
今回は、『コグニケア』にはどの様なプログラムが組まれているのか、紹介していこうと思います。
『コグニケア』で取り入れている3つのプログラムとは?
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その内容には、①「頭と体の運動教室」と
②「健康づくりセミナー(学習&交流)」、
③「健康状態の見える化」の3要素がパッケージされています。
その三位一体型のメソッドは、認知症予防のみならず、
糖尿病や高血圧などの生活習慣病、さらにはフレイル(老化による活力低下)
の予防対策にもつながっています。
画像・文章引用元:神戸大学 認知症予防・健康づくりプログラム「コグニケア」とは
糖尿病を抱える父について
私の父は、糖尿病を抱えています。
糖尿病になった原因として考えられるのは、屋根からの転落事故による、内臓へのダメージです。2回も落ちたことで、臓器も損傷していたと、病院でも言われました。
1回目の事故の時から、煙草も吸っていますし、いびきもかきますし、呼吸がしづらくなっていると思います。
糖尿病になったのも、落ちて、肝臓や腎臓なども損傷したことも原因なのではないか?と、私は考えています。
糖尿病になった時、病院で、『菓子パンは良くないです。仕事で菓子パンではなく、おにぎりを持って行ったらどうですか?』と栄養士の方から提案されても、しません。
ただ、強いて1つ良かったことを言えば、糖尿病になったことを気にしているのか、薬をきちんと毎日飲む様になりました。
血圧も少し高めですし、ちゃんと薬を飲めば、少しは違うのかなと感じています。
また、転落事故で頭を2回強打したことで、すぐ忘れやすく、昨日話した内容も覚えておらず、「全く知りません」と言うので、よく母と一緒で心配になります。
多くの高齢者が効果を実感している、この『コグニケア』。
人から指示を受けたことは、したくない人が父ですが、身体に良いことはして欲しいですし、長生きしたいそうなので、『コグニケア』のプログラムにある運動や、禁煙に取り組んでもらいたいと感じました。
糖尿病になって、変わったことと、変わらないことがあります。
変わったことは、春になったのもありますが、少し動く様になったこと。
少しずつ運動量が増えたものの、愛犬を飼っていた時と違って、1日1万歩は到底いかなくなっています。また、草取りをする様にもなりました。
テレビを無制限に観るのではなく、自分の中で、「これ以上観ても、面白くないな」と思ったら、ダラダラ観るのをやめて、お風呂に入って、以前より早く寝る様になったこと。
早く寝るのは、良いことですが、1回寝ると12時間起きてこないのは以前から変わりません。
家の中に居ると、すぐ「ちょっと横になる」と言って、寝ています。ただ、いびきをかくなど、眠りが浅いことで、母と喋ってたりすると、すぐ目を覚まし、また寝ます。
以前から変わらないことは、1回目に屋根から落ちて、考え方が変わったのは、自宅の落ち葉拾いを1枚でも落ちていると、全て拾うまで、どんなに天気が悪くて、雨が降っていても、決してやり出したら、やめません。
落ち葉拾いは、転落事故を起こす前までは、以前は父がしなかった行動でした。
「その方が家がきれいになるし、見栄えも良いだろう」と言いますが、天気が悪いと、今問題視されている雷が鳴る可能性もありますし、もう少し柔軟に考えられないのかな?と思います。
ですが、外にいて、その落ち葉拾いしかしていなくても、周りの人は、『お父さんは働き者ですね』と言うのでしょうね。
この間テレビで言っていた、こうやったら低栄養にならずに済みますよと言っていたものも、父みたいに朝ご飯を食べないとか、偏った食事をする人は観るべきなのに、寝ていて、見ない。
寝ていて、朝起きて来ると、夢の中に出て来たのか、父は母に、「今日は日曜日で、健康診断があるけど、何時か?」と言い出して、「何言っているの?そんなにボケたらダメだよ!」と言っていました。
この記事の本題の『コグニケア』も、父はやった方が良いと思いました。
年のせいもあるかもしれませんが、テレビを観ながら食べることで、ゴホゴホとむせることが増えて、1回食事中、バァーと吐きました。
暫く嘔吐が止まりませんでした。
父が経験した、他の人にはほとんど知らないこと
まず、あま余り知られていないであろう、民間救急車です。
民間救急とは、説明しますと、
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救急車を呼ぶほど緊急ではない。
病気、ケガで家族だけでは困難。
希望する医療機関で診てもらいたい。
医療処置を受けながらの移動。
寝たままの通院入退院。
危険を伴うイベントなどの待機。
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です。
私は乗っていませんが、父が1回目の転落事故で病院に向かう際に利用しました。なぜなら、移動する際、まだ呼吸することが上手くできなかった父が、車椅子を使って、酸素ボンベも着けていたので、転院で移動する際に、異変が起こらないか見るために、看護師さんも同乗する必要があったからです。
転院した病院で、突然死する病気が疑われた時、検査をするために紹介状を書いて頂いた病院まで行くのに、転院先では『うちの救急車では、忙しくて運べないから、奥さんの車で乗せていって下さい』と言われました。
父は元々酸素ボンベを使うほど、悪い状態の時もありました。この時は、酸素ボンベは取れていたとはいえ、余りに無責任ですし、入院していて、母が自分の車で連れて行けば、父の体調が悪化するかもしれない。
「そんなの怖い」と、母が転院で利用した民間救急会社の電話番号を控えており、手配もして貰えなかったことで、自費で民間救急車を申し込みました。
幸い、思ったより退院が早く、自費で民間救急車を利用することはなく、暫くして父の体力などが戻ってから、母は父を紹介状を書いて頂いた病院に検査するために連れて行きました。
noteでも書いています。よければ読んでください。
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