障害者雇用でも、「男性7:女性3」で、女性の働きやすさに差があるというデータ!理由は?

女性2人、男性1人で会話

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こんにちは、翼祈(たすき)です。

これを読まれている女性の皆さんは、今仕事をされている職場が働きやすいと感じていますか?

この記事では、女性の働きやすさとか、実際にどうやっているかを紹介したいと思っているのですが、まず最初に気になったデータを提示します。

2025年3月8日に示されたデータですが、

イギリス誌エコノミストは、先進国を主体とした29ヵ国を対象に、2024年の女性が働きやすいとの指標を提示したランキングを明らかにしました。

首位はスウェーデン(2023年2位)で、上位4ヵ国を北ヨーロッパ諸国が独占したそうです。日本は下から3番目の27位と2023年に続き、ワースト3でした。

28位は韓国、最下位はトルコという最終結果となりました。

参照元:沖縄タイムズ 女性働きやすさ、日本は27位 2年連続でワースト3番目、英誌(2025年3月9日公開)

この女性の働きやすさに関しては、障害者雇用でも言えると思います。今回は、最近読んだ障害者雇用での女性の働きやすさのデータも示しながら、この問題と向き合います。

男女雇用機会均等法が進む中で、取り残される、障害者雇用での女性の働きやすさ

ミーティングする男女

障害のある人の雇用で、「男性7:女性3」という格差が放置されている。国内全体の雇用では、男女雇用機会均等法が成立した1985年以降、是正が進んできた。一方、障害のある人については約20年前から公的データがあるのに、十分な分析や対策が行われていない。

専門家は、障害のある人とジェンダーの課題について別々の施策がとられ、「障害があり、女性であること」によって絡み合う困難が置き去りにされている、と指摘する。

引用元:朝日新聞デジタル 障害者の雇用、男7:女3の格差 識者「複合的な困難が置き去りに」(2025年3月7日公開)

薄々感じていたりした

私は就活ではありませんが、ハローワークの求人案内をネットで観るのが好きです。

ですが、全部を観ているわけではありません。

例えば以前勤めていた1ヵ所目と2ヵ所目のA型事業所のことや、たまにTANOSHIKAの求人も観たりしています。

特にパソコンを扱うCREATIVEは、滅多に欠員補充しないので、誰かが一般就労したとか、人が違う部署に行ったりとかした時は、募集をかけるので、「ここから未来の一緒に働く人も観ているかもしれない」と感じています。

以前の職場では、私が働いていた時より仕事内容が変わっていたり、「時給がある仕事では少し高かったけど、今はどの仕事も一律賃金だな」とか、「ここは交通費支給を止めたけど、あっちは支給を始めたのか」とか働いていたからこその変化に気付きます。

以前の職場で、『俺は前の職場とかに遊びに行ったりするけど、○さんはしないの?』と言われたこともありましたが、退職して数年から10年近く経つので、もう知っている人が在籍していることの方が少なそうですし、1ヵ所目はパワハラを受けて、2ヵ所目も支援員さんとだいぶ冷え切った仲になっていたので、行こうと思えません。

私はTANOSHIKAは働きやすいと感じています。

色んな経歴を持った人たちが、生活支援員さんだったり、職業指導員さんや人事の人が集まって、「チームTANOSHIKA」の力が強いなって感じています。

色んな経歴を持つ人が集まっていることは、色んな職場やキャリアを経験しているということで、1つの話題に対しても、その人にしかない知見もあったりします。

ある人はこう言ったとしても、またある人は違うアドバイスをくれたりとか、様々な視点をTANOSHIKAに居るだけで、得られることは凄く、今のWEBライターという仕事だったり、人格形成にもなっているなと思いました。

また、TANOSHIKAで仕事を始めてから、自分の言葉で自分の意見を言うという力が身に付いたと感じています。

私がTANOSHIKAに入社する前、当時の支援者の方から、『TANOSHIKAは人気の職場で、滅多に空きが空かないので、○さんが入社したいと言っても、空きが出るか分かりませんよ』と言われていて、たまたま空いたのか、見学もできて、体験もできて、面接も経て、入社したので、運が良かったと思っています。

ハローワークの求人を観ていると、今回紹介した記事に出て来る様なことがありました。

その求人の中で、「うち女性●名」と書いてありますが、全体の人数に対して、女性が少ないことが多いからです。

職種によるものなのか、知らない会社の求人は観ないので分かりませんが、全体的にどこも女性が少ない様に感じます。

以前勤めていた2ヵ所目のA型事業所は、定員に対して、それ以上に狭くて座るのにも困る中、人を多く入れていましたが、やはり男性の方が多かったです。

これは、この記事の本題に出て来ることに該当すると思います。

女性が少ないと、男性だけの意見が通りやすくなって、女性が働きやすいとは言えないかもしれません。

そのことで、日本が先進国の中で、働きやすさが低いことが、障害者雇用だったり、一般の企業だったりに、反映していると思います。

数年前から、「ジェンダー平等」だと叫ばれ続けていますが、まずはスモールステップでいいので、本当の意味で、誰もが働きやすい日本にしていきたいですね。

バリバリ仕事できそうな女性

noteでも書いています。よければ読んでください。

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左耳感音性難聴と特定不能の発達障害(ASD,ADHD,LD全ての要素あり)、糖尿病、甲状腺機能低下症、不眠症、高眼圧症、脂漏性皮膚炎、右手人差し指に汗疱、軽く両膝の軟骨すり減り、軽度に近いすべり症、坐骨神経痛などを患っているライターです。映画やドラマなどのエンタメごと、そこそこに詳しいです。ただ、あくまで“障害”や“生きづらさ”がテーマなど、会社の趣旨に合いそうな作品の内容しか記事として書いていません。私のnoteを観て頂ければ分かると思いますが、ハンドメイドにも興味あり、時々作りに行きます。2022年10月24日から、AKARIの公式Twitterの更新担当をしています。2023年10月10日から、AKARIの公式Instagram(インスタ)も担当。noteを今2023年10月は、集中的に頑張って書いています。昔から文章書く事好きです、宜しくお願い致します。