この記事は約 5 分で読むことができます。
こんにちは、翼祈(たすき)です。
今、インバウンドの影響で、海外の方だったりが、着物を着て、街を散策するというニュースをよく観ますが、実は最近、障害者のアーティストが描いたデザインを採用した着物を取り扱う呉服店ができたそうです!
2025年3月1日より、障害者アートを経済的自立に結び付ける活動に励む、一般社団法人「リアート」が、着物専門店「呉服笠間」やレンタル着物店で、埼玉県川越市仲町1にある「川越着物レンタルゆずや」と、埼玉県川越市連雀町9にある「きものや沙羅」との2店舗で【着物レンタルリレー】をスタートさせました。
一般社団法人「リアート」は、障害者アートに市民やクリエーターの手を0加えることでリアート(再構築するアートを意味する造語)し、作品を用いたイベント開催や新しい商品開発を介して、障害の有無などに関係なく、多様な個性を尊重する社会の実現を掲げるプロジェクトに励んでいます。
今回は、この『リアート着物』が一体いくらで、いつまで借りれるのか?などをお知らせします。
『リアート着物』のレンタルできる期間は?費用は?

レンタル実施期間は、3月1日~31日=きものや沙羅、4月1日~30日=川越着物レンタルゆずや。期間中1店につき2着レンタル可能。レンタル料は両店共に着付け代込みで1着6,600円。1回レンタルされると、作家に600円、同団体に400円が入る仕組み。
一般社団法人「リアート」の代表の女性の公式インスタ

https://www.instagram.com/ariya_vesolowski?igsh=YWIyeXF5dmZxN3lv
今回の『リアート着物』に採用されたのは、着物の柄は、統合失調症や知的障害と診断を受けた、埼玉県川越市笠幡後口にある「いもの子作業所」に通所し、色んな作品を生み出した野沢めぐみさんの作品です。
この着物は、野沢さんが調子が良いと花など形のあるものを描くそうですが、調子が悪い時、筆を叩きつけながら描いた黄色やピンクの点みたいな「ドット柄」が特徴だといいます。
一般社団法人「リアート」代表の女性は、その野沢さんが描いた原画を観て、「ドット柄はピンクの色彩も相まって、凄く可愛い。映えると思う」と直感し、「リアート」作品に選ばれたそうです。
参照元:障害者アートの着物でまち歩きを レンタル着付けでコーディネート 朝日新聞デジタル(2025年2月14日公開)
お近くにお住まいの方、良かったら着て下さったら嬉しいです。
現代の日本は、
今インバウンドで、海外の方が着物をレンタルして、写真撮影をして、SNSにアップしたり、多文化が集う場所では、日本人が違う国の服を着て、写真撮影をすることが凄く流行っています。
海外で、忍者や舞妓ブームなどがあるのも、着物をレンタルして出かけることに似ていると思います。
今回の『リアート着物』で、今まで着る機会のなかった若い人たちや、インバウンドで日本に来た海外の方にも関心を集め、多くの方にこの着物が浸透していくと思います。
レンタルされた着物が、アーティストさんに還元されるところは、障害者アートを貸し出しして、レンタル料を払う代わりに、店内に飾っている、それに似ているなと感じました。
今回の『リアート着物』で、日本をさらに盛り立てて欲しいと思っています。

泣き虫だった子ども時代
私はお宮参りをしたかは分かりませんが、ちゃんと着物を着たのは、七五三だったと思います。
地元の写真館で撮影をする際、良い人だったのに、私が「顔が怖い」と大泣きして、その写真館の男性が何とか撮影しようとお菓子を買って来て渡してくれたりしたそうですが、結局泣き止まず、3歳の時の七五三の写真は撮ってないと、母が言っていました。
昔から凄く泣き虫ですが、顔が怖いと思って泣いたことが子どもらしさもあり、大人になってから、「その方には大変悪いことをしたな」と反省しております…。
もう少し保育園の時のことを掘り下げます。
年長さんの時のお遊戯会では、ちょっとした舞を披露しました。着物を着て、女の子だけで、扇子を持って、髪飾りを着けて、舞を踊りました。
私は祖母が仕立てた、総絞りの着物でした。
今では価値が凄くあると知っていますが、あの当時は子ども。そんな価値は知りません。
他の子はお花が描いてあったり、可愛い着物を着て舞う中、私の着物は色もデザイン的も大人向けで、かなり地味です。
子どもだったので、「私、こんな可愛くない着物、着たくない。⚪︎ちゃん達みたいな可愛い着物がいい」と駄々をこねましたが、本番でも総絞りの着物を着て、
「これ着て、お遊戯会、出たくなかったな…」と思って、舞っていました。
私は大人になってから、友達が居ないことで結婚式にも呼ばれることなく、従姉妹も私が学生時代に結婚したので、学生服を着たりして、ドレスだったり、はたまた着物だったりを着ることは経験していません。
今回紹介した様な素敵な着物だったら、何かの機会に着てみたいなと感じました。

noteでも書いています。よければ読んでください。
コメントを残す