『ジェンダーレス数珠』。多様化が進む日本で、今の風潮に合わせたユニセックス数珠。

ジェンダーレス数珠

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こんにちは、翼祈(たすき)です。

私は、2023年に、「ジェンダーレスな⚪︎⚪︎」というテーマで、AKARIに記事を書きました。詳細は、下記を読んで頂きたいです。↓

オシャレを楽しむ方は、女性だけどメンズものを着たり、男性だけどレディーズものを着たり、ファッションアイテムとして、ジェンダーレスなアイテムが増えた様に感じます。

私自身は、そういうことをしないので、「素敵だけど、自分が似合うとか思わないからなぁ」とか、思ったりします。

服を大人になって、店員さんに見て頂いて買ったことがないので、憧れはありますが、どうしても躊躇してしまいます。

最近、ジェンダーレスなアイテムとして、数珠もあるそうですよ。どんなものなんでしょうか?

京都府下京区にある老舗の数珠製造卸【神戸珠数店(かんべじゅずてん)】が、男女兼用で活用できる『ジェンダーレス数珠』を開発しました。LGBTQの人たちに配慮し、性別を関係なく選択できるタイプの制服を導入する学校もある中、仏教系の学校の記念品などに採用して頂くのが狙いだとします。

今回は、【神戸珠数店】が開発した、『ジェンダーレス数珠』の中身を紹介します。

『ジェンダーレス数珠』は、どんな種類がありますか?

3つのジェンダーレス数珠ジェンダーレス数珠の紹介画像

画像引用元:【神戸珠数店】〈京念珠〉 桜 黄水晶入り ジェンダーレス数珠 男女兼用 ふるさとチョイス

商品名は「uuu(ユー)」。ユニセックス、ユニーク、ユニバーサルの頭文字から取った。数珠玉のサイズは男性用が直径12ミリ以上、女性用は8ミリ以下が一般的とされるため、中間の10ミリに設定。桜の木を用いた主玉にアクリル玉などを組み合わせ、房は「中間色」の緑がかった薄いグレーにした。

引用元:「ジェンダーレス数珠」玉サイズは男女中間、房の色はグレーにデザイン…下京区の老舗が開発 読売新聞(2025年2月9日公開)

最近気になる世の中の動き

世界で気になるのは、やはりアメリカの動きです。

2025年1月20日、アメリカでは「男性と女性の2つの性しかない」としました。

同年1月28日には、トランスジェンダーの子どもの、性別適合手術などの医療の治療を制限することになりました。

同年2月15日までに、LGBTQの人などの権利拡大の拠点として指定されている国定史跡「ストーンウォール」の公式ホームページから、「T」トランスジェンダーと、既存の性に該当しない人を表す「Q」クィアの記述が削除される事態にまで発展しました。

LGBTQの表記は、大統領令を受けたもので、「LGB」に改変され、シンボルカラーだった虹色の旗も、「LGBフラッグ」に、名称を変更されたといいます。

参照元:性別は「男性と女性のみ」、トランプ氏が多様性政策撤廃へ大統領令 ロイター(2025年1月21日公開)

参照元:トランスジェンダーの子どもの医療を制限 トランプ氏が大統領令署名 朝日新聞デジタル(2025年1月29日公開)

参照元:「LGBTQ」→「LGB」 米国定史跡HPから性的少数者の一部記述削除 毎日新聞(2025年2月15日公開)

以上の様に多くの大統領令が日々発出されて、世界中で混乱と絶望を招き、アメリカは自由の国だとか、多様性の価値観が失われつつあります。

その中で、最近気になるニュースを読みました。

2025年2月11日、ディズニーが、これまで役員報酬の評価に用いていた「多様性と包括性」という指標を訂正し、「人材戦略」という指標を取り入れると示しました。

参照元:ディズニー “役員の評価指標 多様性などへの取り組み見直す” NHK  NEWS WEB(2025年2月12日公開)

この記事の中で、「ウォルマート」や「Amazon」などのITや小売大手の間でも、「多様性」など見直しの動きが増えているとも書いてあって、かなり「多様性」に関する混乱が、現地であると思います。

私は2023年に日本のディズニーリゾートが「ジェンダーレス」の導入を始めたという記事を書いて、今でもたまに読んで頂けるのですが、

国が違えど、本国のアメリカのディズニーが「多様性」などを見直す中で、日本のディズニーにも、運営方針で影響が何かしらあるかもしれない。

※下記がディズニーの「ジェンダーレス」の記事です。↓

本当に、LGBTQの方にとって、生きにくい世の中になっています。

日本も同性婚は認められていないものの、裁判でこれまでの常識を覆す判決が出たり、この記事の本題の『ジェンダーレス数珠』の様な、男女兼用アイテムも、決して珍しくなくなった、良い変化があると思います。

誰だって、固定概念など取っ払って、着たいものを身に付けたいと思うのが、人というものの本心だと思いますよ。

日本はアメリカの様なLGBTQの人が生きづらくなる社会にはなって欲しくないですし、「ジェンダーレス」という、「それいいね。オシャレだね」という時代のまま、時を過ごしていって欲しいですね。

noteでも書いています。よければ読んでください。

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左耳感音性難聴と特定不能の発達障害(ASD,ADHD,LD全ての要素あり)、糖尿病、甲状腺機能低下症、不眠症、高眼圧症、脂漏性皮膚炎、右手人差し指に汗疱、軽く両膝の軟骨すり減り、軽度に近いすべり症、坐骨神経痛などを患っているライターです。映画やドラマなどのエンタメごと、そこそこに詳しいです。ただ、あくまで“障害”や“生きづらさ”がテーマなど、会社の趣旨に合いそうな作品の内容しか記事として書いていません。私のnoteを観て頂ければ分かると思いますが、ハンドメイドにも興味あり、時々作りに行きます。2022年10月24日から、AKARIの公式Twitterの更新担当をしています。2023年10月10日から、AKARIの公式Instagram(インスタ)も担当。noteを今2023年10月は、集中的に頑張って書いています。昔から文章書く事好きです、宜しくお願い致します。