「トランスジェンダー国会」初開催。当事者が訴えた、特例法の改正や生きづらさ。 

トランスジェンダー国会

この記事は約 5 分で読むことができます。

こんにちは、翼祈(たすき)です。

心と身体の性が一致しない”トランスジェンダー”。彼らも暮らしやすい社会を目標に、2022年10月12日、国会で初めての「トランスジェンダー国会」が開かれました。

彼らがこの集会で求めたことは、生殖機能を失くさなくても、戸籍変更が可能となる特例法の改正でした。WHOなど国際的には、トランスジェンダーの性別変更が大きく認められていますが、日本ではまだまだ改正が進んでいないのが現状です。

今回は彼らが「トランスジェンダー集会」で訴えた、特例法の改正の審議について、お話ししていきます。

2022年10月「トランスジェンダー国会」、初開催。

 

僕は生まれて来た時の身体の性は女性でした、しかし心の性は男性です

今の社会でカミングアウトすることは差別の矛先に繋がるリスクがある。でも僕のことを知って欲しい

性別変更に関係した法律だとか、働くことでの差別だとか、学ぶことでの差別だとか。この現状を理解して欲しい

生まれた時の性別と違える性で暮らすトランスジェンダーの人々を取り巻く環境での問題の共有認識や、性別変更に関連した法律の改正を訴える集会「トランスジェンダー国会」が2022年10月12日、東京・永田町の参院議員会館で開催されました。トランスジェンダー当事者団体が初めて開き、「トランスジェンダー国会」に参加した約20人の与野党国会議員に国会での審議に望みました。

トランスジェンダー当事者団体共同代表はまず挨拶で、「新型コロナウイルス感染拡大での経済的困窮と併せ、トランスジェンダーへの相違な情報での差別的な言葉が溢れている。より生きやすい社会に発展する様に、私達トランスジェンダー当事者の声に耳を傾けて欲しい」と述べました。

彼らが主に改正を必要としたのが、性別変更に関連する法律の改正です。現在の法律の範囲では、「性同一性障害の特例法」の中で生まれて来た時の性別を変更することが許可されていますが、以下の様なことなどが、要件として義務付けられています。

性別変更の要件

・18歳以上であること

・今現在、結婚していないこと

・未成年のお子さんがいないこと

・生殖腺や生殖機能がないこと

しかし、そもそも法律の前置きとなっている「性同一性障害」の扱い自体が大きく転換している現状でもあります。

WHOは、2019年に障害やケガ、病気などのリストを改定。2022年1月施行のWHOの国際疾病分類で「性同一性障害」を従来では「精神障害」の分類から外し、名称を「性別不合」と改めました。国際的にはトランスジェンダーの認識は転換していますが、日本では戸籍の性別変更の改正がまだまだ進んでいません。現在の特例法で、トランスジェンダー当事者が特に見直しを訴えているのが、生殖能力を失くす手術を受けないと性別変更が叶わない点です。

戸籍上の性別を変えるためだけに、生殖機能も失くさなければなりませんが、「トランスジェンダー国会」に参加したトランスジェンダーの当事者は、身体と金銭面のハンデを背負ってまで手術を受ける必要性を感じないと訴えています。

参考:“トランスジェンダー国会”戸籍上の性別変えるため体にメスを…「生殖機能失わないと性別変更できない」性同一性障害の特例法 見直し求め訴え TBS NEWS DIG(2022年)

国際人権団体[ヒューマン・ライツ・ウオッチ]の日本代表者は、トランスジェンダー当事者約50人への調査報告を紹介しながら「世界は非常に大きく転換しました。日本の特例法は残念ながら非常に世界から取り残された法律だという認識になっています。性別変更に手術をしなければならない現実に、恐怖を感じているトランスジェンダーの子ども達の声が大きく聞こえて来ました。特例法の改正を」と声を大にしました。

この言葉が胸に来た。

「トランスジェンダー国会」に参加した、ホルモン療法や乳腺の摘出手術など受けた後は男性として生きている人は、「僕自身は卵巣を摘出する手術までは望んでいません。僕は今この卵巣のある身体のままで、生まれた時の性別変更を希望しています」と言い、「卵巣がある身体でもない体でも見た目は違いはなく、自分は生まれながら男性であると確信していますので、卵巣を摘出する手術は自分は行わなくても良いと考えています。摘出する手術のことは自分自身で決断出来るはずです。手術が叶わない人や、摘出手術をしない選択を決めた人でも、性自認や生活実態に適した性別を選択出来る様な法改正を望みます」と伝えました。

私もトランスジェンダーではありませんが、今のライターとして仕事をして来てから、特に明確な目標や自分軸が出来て、自分のことは人にどう言われようが自分で考えたいという思いが強くなって来ました。休み時間にも仕事して周りと余り話さなくても、自分の考えで決めて、自分で行動したい、自分で考えた行動や思考だからだと思います。

本当の性など自分で決められることに周りがこうあるべきだと、言ってはいけないと思いますね。心と身体の性が違っていても、自分を大事にしたいという気持ちは、みんなが持っている共通の認識だと思います。今年初めて「トランスジェンダー集会」が開催されましたが、日本はこういうことに対しての考えは凄く遅れている国なので、議論が加速すれば良いなと思いました。

noteでも書いています。よければ読んでください。

→HOME

トランスジェンダー国会

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

ABOUTこの記事をかいた人

左耳感音性難聴と特定不能の発達障害(ASD,ADHD,LD全ての要素あり)、糖尿病、甲状腺機能低下症、不眠症などを患っているライターです。映画やドラマなどのエンタメごと、そこそこに詳しいです。ただ、あくまで“障害”や“生きづらさ”がテーマなど、会社の趣旨に合いそうな作品の内容しか記事として書いていません。私のnoteを観て頂ければ分かると思いますが、ハンドメイドにも興味あり、時々作りに行きます。昔から文章書く事好きです、宜しくお願い致します。