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改めまして、M.Jです。
前回の記事で「心臓病と緊急時の対応」について書きました。
冬に限らず心臓の病気になると「急に悪化する」ことが多いようです。
病気になる前日まで「ふふふ〜ん」と鼻歌交じりで過ごしていて、いきなり「ウッ、胸が痛い」「く、苦しい」という状態になる場合もあります。
ですので「心臓のケア」に意識して取り組む必要性があるのです!
ところで、皆さんはご存じだとは思いますが「心臓は24時間常に動いている」ので「生きることができている」のです!
心臓の働きが悪いと「不整脈」などの症状が出現してしまいます。
また、心臓が悪くなったサインは「左肩の痛み」など一見すると「心臓の病気というのが分かりづらい」ことが多いようですので、心臓の病気を「早期に発見できない」場合も多く、急に悪くなり「意識が無くなる」ということもあります。
これに加えて、心臓の病気の予防についても書かれている記事が意外と少ない感じがします。
今回は、第2弾として「心臓の病気のケア」を中心に「心臓に良い生活」や「病気の前ぶれ」について掘り下げていきます。
以下の項目に沿って書きます。
⚫︎心臓に良い生活
⚫︎心臓の病気の前ぶれ
⚫︎心臓の病気になった人の体験談
⚫︎参考資料:心臓の病気についての記事
⚫︎心臓を良くして快適な生活をしよう!
前回の記事:
心臓に良い生活

「早期発見(=早めに気づくこと)が大事なこと」や「症状が出ると危険な状態になりやすい」といわれている「心臓」ですが、心臓の病気にならないようにしていくためには「どのような生活が理想的」なのでしょうか?
この項では「心臓に良い生活」について掘り下げていきたいと思います。
【心臓に良い生活】
①食事を見直す
◎塩分を摂りすぎない⇒1日6g未満にする
◎糖分を摂りすぎない⇒甘いものを控えめにする
◎脂肪分を摂りすぎない⇒肉や乳製品を少なめにする
◎食べ過ぎない⇒腹八分目にする
②禁煙する
★血管が収縮する
★血液の流れが悪くなる
★血圧が上昇する
★悪玉コレステロールが増加する
★酸欠状態になる
★動脈硬化が進行する
★血栓(=血の塊)を作りやすくしてしまう
③飲酒を控える➡基本的には禁酒⇒飲まないこと!
★血圧が上昇する
★中性脂肪が増加する
★不整脈を誘発する
★動脈硬化が進行する
④ストレスを上手に解消する➡精神的なストレスによって血管が収縮してしまうため
◎ストレスが増えたらすぐに休む
◎気分転換をすること
◎趣味や好きなことに取り組んでストレスから離れること
⑤質の良い十分な睡眠をとる
◎睡眠時間は最低6時間以上とるようにする
◎睡眠時無呼吸症候群にならないようにする
《肥満になり過ぎない など》
⑥適度な運動をする
◎軽いまたは中程度の運動を心掛ける
《負荷の重い運動はストレスがかかるので逆効果》
◎ラジオ体操・散歩・自転車・軽いダンスなどの有酸素運動がおススメ
心臓病を防ぐためには、動脈硬化によって「血管が詰まらない状態にする」ことが必要不可欠です。そのために大事なことは「日々の生活習慣の見直し」です。
「塩分・糖分・脂肪分を摂りすぎない」「禁煙する」「飲酒量を少なくする(できれば禁酒)」ことが欠かせません!
これは「生活習慣病の予防」と重なるところが多いです。
加えて、心臓病を防ぐためには「趣味を行なう・好きなことをする・気分転換をする」といった「ストレス解消をすること」が欠かせません。ストレスが蓄積すると「心臓の状態が悪くなる」ので、ストレス解消法を身につけることは必要不可欠なことです!
心臓病を避ける生活は難しい部分は多いですが、「食事改善・禁煙・節酒」に対する意識と「ストレス解消」への意識をして実行することによって病気の予防につながると思います!
日々の生活を見直して、積極的に「心臓に良い生活」に取り組んでいきましょう!
心臓の病気の前ぶれ

心臓の病気は「急に悪化する」ことが多いです。
「早期発見(=早めに気づくこと)」は、ものすごく重要です!
ただ、心臓の病気は「心臓に直接現れない」「一見するとわかりづらい」ので厄介です。
どのような症状が出ると「心臓の病気の前ぶれ」なのでしょうか?
《前述しましたが「前ぶれ」についてさらに掘り下げていこうと思います》
【心臓の病気の前ぶれ】
①息切れ・胸の圧迫感
◎階段を上る時に息切れがする
◎少し歩いただけでも息苦しさを感じる
◎胸をギューッと締めつけられる感じ
◎重たい石が乗っているような感覚
②背中やお腹の不快感
◎背中が重苦しい
◎肩甲骨の間が締めつけられるように痛い
◎胃のあたりがムカムカする
◎胃がキリキリと痛む
③上肢(=肩や腕)の痛み・あごの痛み
◎左肩のしびれ・左腕のしびれ
◎左肩の痛み・左腕の痛み
◎あごの痛み
④発汗や吐き気
◎急に冷や汗が出る
◎顔面蒼白になる
◎汗が大量に出る
◎吐き気がする
◎実際に吐いてしまう
【心不全の前ぶれ】
①全身のだるさ ②むくみ
③冷え《手・脚》④体重の増加
⑤息切れ ⑥上半身を起こさないと苦しい
⑦夜間の尿量の増加
⑧日中の尿量の減少
最も大事なこととして「心臓の病気の前ぶれ」は、必ずしも「胸の痛み」だけではないので「厄介」です。
上記の①〜③の「息切れ」「背中やお腹の不快感」「左肩の痛み・左腕の痛み」が前ぶれになっているというところが厄介で、この「3つの症状に気づくこと」が大事なのです!
一見、心臓の病気の症状に見えない症状が「気づかないと危ない」症状なのです。
心臓の病気の「発作」は「急に出現して悪化する」ことが多いので、すごく注意しなければなりません。
前ぶれを「早期発見(=早めに気づくこと)」をして、何とかして「生命の危機」から脱出していきましょう!
次の項では、心臓の病気になった人の体験談について書きます。
心臓の病気になった人の体験談

ものすごく大事な臓器である「心臓の病気」を発症した有名なかたの「闘病記」です。ご覧になっていただけると有り難いです。
推奨記事➀:ORICON NEWS:天海祐希、突然の心筋梗塞に「正直戸惑いました」《2013年5月15日》
推奨記事②:推奨記事:All About:天海祐希さんが入院された急性心筋梗塞とは?《2013年5月9日》
推奨記事③:スポニチ:吉川晃司55歳昨年狭心症の手術「心臓3割動いていませんって言われて」「ラッキーだった」《2022年12月9日》
推奨記事④:ORICON NEWS:吉川晃司狭心症でステント手術後「それ以前の数年より心臓は元気」ジムに週6で通う《2023年11月24日》
ここで言えることは、心臓の病気は「やせ型の人」であっても「筋骨隆々の人」であっても、病気になる「危険性」があるということです。
ほとんどの方が、「天海祐希さん」「吉川晃司さん」の心臓の病気を発症したときに・・・
「え~、まじか…」「そんなことがあるのか…」となったと思います。
逆に言えば、それだけ「心臓の病気になる危険性」を考えなければならないということです。
上記の推奨記事①~④をしっかりご覧になっていただいて「何とかして心臓の病気を避けよう!」と思っていただければ有り難いです。
心臓の病気は、前日まで何もなかったけれど「突然発症することが多い病気」です。
前述した「心臓に良い生活」を徹底して実行していきましょう!
参考資料:心臓の病気についての記事
以下の記事は、以前M.Jが「心臓の病気と性格について」書いた記事です。ご覧になっていただけると有り難いです。
上記の記事に書いたように、病気と性格の関係で「タイプA・B・C・D」があります。その中でも「タイプA」の性格の人は「心臓病になりやすい」と言われています。
ちなみに「タイプA」の性格は「競争心・攻撃性・野心が高い」「イライラしやすい」「敵意をむき出しにする」「短気である」ということが言われています。
心臓病を避けるには「タイプB」の性格の「穏やかで落ち着いている」「リラックスした感じである」「目標よりも、目の前のことを楽しむ」「自己主張しすぎない」という要素になっていくことがすごく重要になってきます。
簡単に言うと「①ゆる〜く生きる、②人と競争しない、③寛容的である」といったところでしょうか。
性格を変えることは簡単なことではありませんが、上記の①〜③を強く意識していくだけで「心臓病になりにくい」ようにすることができると思います。
できれば、①〜③を歌のようにして「気軽に唱える」ことができれば、実践しやすいのではないのでしょうか!
心臓を良くして快適な生活をしよう!

皆さん、心臓は『人間の身体の中で最も重要な臓器』と言えます。
冒頭で述べたように、心臓の病気は「急に発症する(前日まで「ふふふ〜ん」と過ごしていた人が急に病気になる)」ということが多いです。
よって、今回の記事で挙げた「心臓に良い生活」を学び「心臓に良い生活」を徹底して行なうことが大事なのです!
そうすることによって「心臓の病気になりにくい状態」をつくり上げていくことができます。
「食事の見直し・禁煙・節酒(=飲酒の量を少なくする)・ストレス解消」を強く意識して心臓の病気を避ける『快適な生活』をしていきましょう!
これに加えて「心臓の病気の前ぶれ」に早めに気づき「早期発見(=早めに気づくこと)」していきましょう!
これらのことによって『快適な生活』を続けていくことができるようになります!
この記事をキッカケとして『心臓のケア』を強く意識していきましょう!
記事をご覧いただき、どうもありがとうございました!
今回の記事は、以下の文献を参考にしました。
参照元:心臓血管研究所付属病院:心臓病予防ー危険因子を知り生活習慣を見直そう《2022年4月19日》
おいしい健康:心臓に負担がかからない生活のポイント《2022年9月28日》
大石内科循環器科医院:循環器専門医が前兆を解説《2024年9月6日》
参考元:日本心臓財団:日常生活の過ごし方と心がけ《2020年》
これまでに私が書いた記事です。ご覧になっていただけると有り難いです。
Noteのほうにも記事を書いています。ご覧になっていただけると有り難いです。
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