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こんにちは、翼祈(たすき)です。
私は食べることが好きです。かなり好き嫌いは激しいですが、きっと食べ物の成功体験が少ないだけで、調理法が変われば食べられるものも出て来るかもしれないです。
アレルギーもないので、母から「食わず嫌いっていうのは1番損だよ」と言われました。
現に2024年夏、オクラの入ったうどんを外食で食べて、初めて「オクラって美味しかったんだ」と思って、そこから食べられる様になりました。
私は好き嫌いも激しく、食わず嫌いなどでかなり食べることに損をしている人間ですが、世の中には食べたくても、食べられない人も多くいます。
この記事で取り上げる、難病で嚥下障害があって、食べられない人がいるのもそうです。
例えばチョコレートは、口の中で溶けてみんなが簡単に食べられると考えられやすいですが、嚥下障害など飲み込みの問題で食べることができない人がいることを知っていますか?
今回は、『ショコラ ドゥ』ってどんなチョコレート?などを発信します。
障害などがあってもー、『ショコラ ドゥ』で広がる、食の多様性とは?
歳を取ったり、障害で飲み込む力が弱くなった人でも食べやすいチョコレート『ショコラ ドゥ』を、東京都世田谷区にある、企画販売を手がける【セブンアールコンフェクショナリー】が開発しました。
ショコラ・ダ・ファミリアは喉での張りつきを軽減し、すっきりと喉を通る新しい食感の本格派生ショコラ、CHOCOLAT DOUX (ショコラ ドゥ) を2024年12月20日に発売しました。
お口に入れるとプルッとチョコの存在感を感じながらも、さーっと口の温度で溶けていく。お口で溶けた後は喉をすっきり通り、食べた後に喉に張り付く感じが残らないチョコレートです。
画像・引用:飲み込みに優しい新発想!誰もが安心して楽しめるチョコレート『ショコラ ドゥ』誕生 セブンアールコンフェクショナリー PR TIMES(2024年12月24日公開)
代表の前田奈那さんが難病の長男に食べさせたいと、1年程度時間を要して、『ショコラ ドゥ』を、商品化に漕ぎ着けました。
前田さんは、「家族みんなで同じお菓子を共有して下さったら嬉しいです」と述べました。
『ショコラ ドゥ』は、20粒入りで税込み3,240円です。
2024年12月20日から、【ショコラ・ダ・ファミリア】下北沢店、およびオンラインショップで販売中。2024年12月25日からは郵便局ネットショップでも販売中です。
親の愛は、無敵で素敵
私は過去に3回、嚥下障害について、AKARIにて取り上げました。
その3つの記事も、「何とか子どものために、食を諦めたくない」という強い想いから、商品開発に取り組み、監修されていました。
その中で『とろみ粉』というものが開発されたり、食べ物をペースト状に潰せるアイテムや、大手料亭とコラボして弁当などを開発し、それがこの方のお子さんだけではなく、それ以外に嚥下障害を抱える方や、災害現場でも食べられる様になりました。
結果的に「自分の子どもを助けたい」という気持ちが、多くの人を救うこととなりました。
それ以外にも、自分のお子さんがきっかけ、例えばアレルギーなどで、代替品、でも何も遜色ない、見た目は普通のものと変わらないものを開発した、というエピソードもよく聞きますね。
この『ショコラ ドゥ』は、元々開発者の前田さんのお子さんが、先天性の難病で、嚥下障害もあって開発したチョコレートとなりました。
食べることは、例え障害などがあっても楽しみですし、それを味わうために治療を頑張ろうという心の支えにもなります。
きっとこの『ショコラ ドゥ』も、多くの同じ悩みを持つ親御さんなどを救ってくれると思います。
本当にご両親の愛が感じられる内容は、心が温まり、ほっこりする。
これからも、またこういう話題を知った時には、AKARIなどで積極的に取り上げていきたいと思いました。
参考サイト
noteでも書いています。よければ読んでください。
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