補助犬を知ってほしい~東京オリンピックに向けて~

補助犬

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これは、サンフランシスコ在住のテッサさんと、彼女の補助犬レイダーのお話です。

自閉症のための補助犬としてレイダーはテッサさんのところにやってきました。テッサさんが、パニックに陥った時には、レイダーはそれをやわらげるケアを施す役割があります。

先日、テッサさんは買い物中に転倒してしまいました。するとレイダーは、彼女がてんかん発作を起こしたのだと思い、周りの大人に助けを求めに行ったのですが…

今日、私は転んでしまいました。怪我はしませんでしたが、バタンと倒れてしまってひどい状態でした。それを見て、私の補助犬は発作を起こしたのだと考え、訓練通り大人を連れてこようとしました。(私の補助犬がもう少しケアの方法を訓練されていれば良かったのですが、この子を引き取って1年過ぎてからてんかんになったので、訓練がたりないのです。)

ジーンズの埃を払って心を整えてから、私は補助犬の後を追いかけました。そして私の補助犬が、ある女性の注意を引こうとしているところを見つけたのです。女性はいらいらしながら、私の補助犬にシッシッあっちへ行きなさいと言っていました。それを見て、私は注意喚起をしなければならないと感じました。

もし補助犬が飼い主と一緒ではなく一頭だけであなたに近づいてきたら、それは飼い主がダウンしてしまっていて、助けが必要だと言う意味です。

補助犬について私たちがよく言われていることは、触ったり話しかけたりせずに放っておいて、補助犬に仕事をさせてくださいということです。

しかし、補助犬が一匹だけでいるという珍しい時だけは、行動すべきだとテッサさんは言います。

怖がったり、うるさがったりせず、犬の後についていってください。もし本当に緊急事態だったら、あの時私は嘔吐したり、呼吸ができなくなったりしていたかもしれないのです。頭を打っていたかもしれません。いろいろなことが私には起こる可能性があったのです

引用:BuzzFeedNews/すべての人に知ってほしいこと 補助犬が飼い主と離れて歩いていたら…

そもそも補助犬とはどんな犬なのでしょうか?

正式名称は、身体障害者補助犬(しんたいしょうがいしゃほじょけん)といいます。アシスタントドッグ(英: assistance dog)、サービスドッグ(英: service dog)とも呼ばれ、主に人を助けるイヌ、特に身体障害者補助犬法で規定された、

『盲導犬(視覚障害者の手助けをする)』

『聴導犬(聴覚障害者の助けをする)』

『介助犬(肢体不自由者の手助けをする)』

の3種類があります。

補助犬の入店拒否問題

現在の日本では、補助犬の育成数も増え、その存在が人々に認知されるようになってきました。しかし、まだ社会的にも補助犬を受け入れる理解が十分とは言えません。

大阪の百貨店に入る二つの飲食店で、聴導犬同伴の女性が「入店拒否」された問題。ネット上では大きな反響がありました。「いまだに拒否されるんだ」と驚きの受け止めもある一方で、「実際のところ補助犬って清潔なの?」「飲食店だって拒否できる場合があるのでは」などの声も。補助犬の受け入れなどを取り決めた「身体障害者補助犬法」の〝生みの親〟で医師の高柳友子さんによると、入店拒否は「日常茶飯事」で、2020年パラリンピックへの危惧も浮上するなど、様々な悩みがありました。

引用:withnews/補助犬「入店拒否」問題 実は「日常茶飯事」…2020年への悩みも

テッサさんの話にもあるように、補助犬への誤った認識が私たちの中にあります。

私たちはどうすればいいのか?

まずは、補助犬のことをもっと知ることが大切だと思います。

平成14年に『身体障害者補助犬法』が施行されました。この法律には次の3つの柱があります。

⑴補助犬を育成する団体には良質な補助犬の育成と指導を義務付ける。

⑵ユーザー(補助犬使用者)には補助犬の適切な行動と健康の管理を義務付ける。

⑶公共施設・交通機関、スーパー・飲食店・ホテル・病院や職場などで、補助犬同伴の受け入れを義務付ける。

この法律によって、「補助犬は、障害者の身体の一部であり、拒否することは障害者の社会参加を否定することになる。」ということがわかりました。

テッサさんが語る補助犬について

あちこちで『補助犬には触らないで、補助犬をじろじろ見ないで、補助犬を邪魔しないで』という投稿を見かけます。でも、補助犬が飼い主と一緒ではなく、一匹だけでいるとしたら、それは問題です。なぜなら、補助犬はそういった場合、助けを必要としているのです。

これを話題にしたのはいいことでした。なぜって、明らかに多くの人が補助犬の私の犬を放っておいただろうとわかったからです。

引用:BuzzFeedNews/すべての人に知ってほしいこと 補助犬が飼い主と離れて歩いていたら…

東京オリンピック・パラリンピックに向けて

2020年には、東京オリンピック・パラリンピックが開催されます。

それに伴い、海外からの観光客も増えると思われますが、その中には補助犬やサービスアニマルを連れた観光客も多く日本を訪れると思われます。

日本では、身体障害者補助犬法に定める3種のみが補助犬として認められていますが、海外では様々な動物がサービスアニマルとして活躍しています。中には、ヘビやイグアナ、ニワトリやポニーなどをサービスアニマルとして、心のケアなどに必要としている人がいるのです。

そのサービスアニマルたちが日本に訪れた際に、私たちはどこまで臨機応変に対応ができる社会になっているでしょうか?

【金次郎さんの補助犬についての記事です。こちらも一読ください!】

参考サイト

日本補助犬協会

日本盲導犬協会/盲導犬の受け入れ・法律について

BuzzFeedNews/すべての人に知ってほしいこと 補助犬が飼い主と離れて歩いていたら…

withnews/補助犬「入店拒否」問題 実は「日常茶飯事」…2020年への悩み

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ABOUTこの記事をかいた人

TANOSHIKAライター。うつ病、AC(アダルトチルドレン)、機能不全家族育ち。現代詩を勉強中です。セクシャルマイノリティ当事者。読みやすい、わかりやすいをモットーに様々な記事を書いていきます。