その「めまい」ほっとかないで -体験者が語る聴力障害にならないために-

その「めまい」ほっとかないで　-体験者が語る聴力障害にならないために-

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私は、若い頃に長時間労働を続けた結果、通勤電車に乗っている時にパニック発作を起こしてしまいました。
その時に有っためまいや耳鳴りを、私は勝手に「パニック発作の症状の1つだろう」と思いこんでいました。
パニック発作に関しては入院までして治療しましたが、めまいや耳鳴りは放置してしまった為に、徐々に聴力が落ちて行きまして、障害者手帳が交付されるほどにまでなりました。
40年ほど前のあの当時、まだ「パニック発作」と言う病気自体もあまり知られていない病気でしたし、めまいや耳鳴りは別の病気と言う事も知らなかった私です。
キチンと治療していれば、障害者にはなっていなかったかも知れないと思うと後悔しかありません。

今回は、私の様に聴力障害にならない様に「めまい」の恐ろしさについて書いてみます。

「めまい」にも、色々ある

めまいと言っても色々な症状がありますが、私の場合は「回転性のめまい」です。

・回転性めまい
　　自分や周囲が回転しているように感じるめまいです。
　　目が回る、グルグル回る、体の片側が引っ張られるなどの感覚が現れます。
　　主に内耳に障害が起こる良性発作性頭位めまい症、メニエール病、前庭神経炎で起こり
　　ます。

引用元：（メディカルノート）めまい「症状」（2024年9月12日）

これ以外にも「浮動性めまい」や「失神性めまい」など有りますが、症状や考えられる病気などは下記サイトをご覧ください。

参考元：（メディカルノート）めまい「症状」（2024年9月12日）

私にめまいが起った時、足元がふらついてしまい、立ち上がって歩こうとしても歩けない状態になりました。
症状は、数分で収まる事もあれば1時間以上続いてしまう事も有りました。
しかし、めまいが治まった後は、何事も無かった様に普通に過ごせてしまいます。

「めまい」が起る原因はなに？

私は、この「回転性のめまい」の中でも耳鳴りを伴うメニエール病でした。

・メニエール病
　　メニエール病とは、周囲がグルグル回って見える回転性めまいの発作が生じる病気です。
　　めまいのほか、耳鳴り、耳閉感、難聴の症状を伴う発作を繰り返すのが特徴です。
　　内耳にリンパ液が過剰にたまる”内リンパ水腫”を起こすことが原因で発症します。
　　発症の引き金としてストレスや過労、睡眠不足などが考えられています。　　

引用元：（メディカルノート）めまい「原因」（2024年9月12日）

めまいの原因は多岐にわたりますが、耳の中（内耳）に問題があるケースが6割といわれています。そのほかにも、脳の病気や他の部位の異常が原因で発症するめまいもあります。

先ずは、耳鼻咽喉科で診てもらいましょう

「めまい」の原因は耳の不具合の場合が多いですから、先ずは耳鼻咽喉科を受診してみましょう。
問診では、いつ頃からめまいが起る様になったか？や普段の生活習慣などを聞かれます。
その後、聴力検査を行います。

・メニエール病：難聴、耳鳴りなどを伴うめまい　の場合

　　治療では、まず薬物療法や生活習慣の見直しを行います。
　　薬物療法では、内耳のむくみを軽減する利尿薬、めまいや吐き気を抑える抗めまい薬が
　　使用されます。
　　また、ストレス管理や休息の確保も重要な要素です。
　　十分な睡眠、規則正しい生活リズム、適度な運動などが推奨されています。

　　薬物療法で症状が改善しない場合は中耳加圧療法を行います。
　　中耳加圧療法では、特殊な装置を使って耳の中の圧力を調整し、内耳のリンパ液の流れ
　　を改善します。
　　これらの治療を行っても効果が得られない場合は、余分な内リンパ液を排出する手術が
　　検討されます。　