電気ケトルが倒れて、熱湯で火傷。2020年までの5年間で5歳以下の85人が被害。  

電気ケトル 事故

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こんにちは、翼祈(たすき)です。

電気ケトルは便利ですよね。5分から10分弱でお湯が沸いて、忙しい朝にも、大活躍をします。私の家ではケトル(通常のやかん)で朝と夕方お湯を沸かしますが、どうしても忙しい、という時には時短で湧く電気ケトルを使っています。

電気ケトルは便利な家電の1つだと言えますが、その電気ケトルで火傷を負う事故が多発しているのをご存知ですか?

日本電機工業会などによりますと、日本国内では2000年代から電気ケトルの普及が加速し、2017年度におよそ75万台だった出荷台数は、2022年度におよそ100万台まで増加しました。必要な量のお湯を簡単に沸かせるところが消費者に受け入れられたみたいです。

その反面、熱湯がこぼれて火傷を負う事故も相次いで報告されています。東京都の調査によりますと、2020年までの5年間に電気ケトルが原因で救急搬送された5歳以下の乳幼児は85人いました。その中で半数超の45人が0歳児だったといいます。

関西医科大学の付属病院で診察した6歳以下の火傷の患者さん184人を対象に行った実態調査でも、12人は電気ケトルの湯漏れが原因で火傷をしていました。

コードを引っ張った」「ハイハイして倒した」「料理中に母親がこぼした」などのケースの報告があったといいます。

形成外科学講座が専門の関西医科大学の准教授の男性Aさんは、「乳幼児は皮膚が薄いことで、火傷が重症化して皮膚移植が必要となる場合や、命の危険が生じたりする場合があります」と懸念しています。

今回は電気ケトルでの火傷をしないためにすべきことなどを、皆さんと一緒に考えていきたいと思います。

電気ケトルでの火傷といった重大な事故が多数発生

お湯を沸かす「電気ケトル」から熱湯がこぼれてしまい、乳幼児が火傷を負う事故が後を絶ちません。電気ケトルを手で触って倒してしまったり、棚から落としたりするケースが多いとされています。これから冬本番となって行く中で、電気ケトルを使う人も多くなると想定され、専門家が電気ケトルでの火傷に対して、注意を呼びかけています。

「わーん」。室内に突然、大きな泣き声が響き渡りました。2022年12月、東京都内在住のパート従業員の女性が自宅の台所で電気ケトルを使用し、1.2リットルのお湯を沸かしていた時のことでした。

電気ケトルが棚の高さおよそ50cmの位置から床に落ちて、棚の近くで次男が泣いていました。お湯が半分程度こぼれ、次男の手足にかかっていました。

泣きわめく次男を抱き上げてシンクの流水で身体を冷やしました。慌てて近所の診療所を受診すると「火傷が広範囲だ」と言われ、総合病院の救急外来に急いで行きました。

右足と右腕の火傷で、ひどい水ぶくれになりました。

次男は生後10ヵ月を過ぎた頃から一人だけで室内を歩ける様になっていて、電気ケトルを歩いていた時に手で倒してしまったと考えられます。

家事に気をとられていた女性は、「次男から目を離さなければ良かったと思っています。本当にごめんなさい」と後悔しています。

今では次男の火傷の痕はほとんど消えましたが、「二度と可哀想な思いをさせない」と、電気ケトルを使用する時は手が届かない棚の上に置いています。女性は「次男の火傷を負ったことから、身近なところに危険が潜んでいると実感した瞬間でした」と述べました。

電気ケトルでの火傷をしない為に気を付けて3つのおきたいこと

乳幼児の火傷を防ぐため、電気ケトルを販売するメーカー側は消費者に対し、

3つのポイント
  1. 蓋を確実に取り付けること
  2. テーブルや床などの手が届く位置で使用しないこと
  3. 蒸気口や注ぎ口に顔を近付けたり、触らせたりさせないこと

などの安全対策の注意喚起を呼びかけています。

乳幼児が火傷を負った時は、どの様な応急処置をすれば良いのでしょうかー?

日本小児科学会によりますと、最初に流水で20分間患部を冷やすことが重要となります。氷水は凍傷になる恐れがあることから、使用を控えた方がいいとします。

服の上から熱湯を浴びた時は、無理に脱がせずに着衣のまま患部を冷やし、体温が下がりすぎない様に注意を払います。火傷が広範囲に及んでいる時は、患部を冷やした後で速やかに病院を受診し、必要に応じて救急車を利用することも考えるべきだといいます。

休日や夜間でも「こども医療でんわ相談(#8000)」に電話すれば、お住まいの都道府県の窓口に転送され、看護師などから、火傷した時にすべき対応のアドバイスを受けられます。

参考:「電気ケトル」から熱湯でやけど、0歳児の救急搬送は都内だけで5年間45人…専門家「命に関わるケースも」と警鐘 読売新聞(2023年)

子どもの事故防止に励むNPO法人「セーフキッズジャパン」理事長で小児科医の男性Bさんは、「乳幼児がいる家庭では少し値段が張っても、湯漏れ防止機能付きの電気ケトルを使うべきだと考えます。ホテルや帰省先などでも、簡単に手の届かない場所で、電気ケトルを使用するなど注意して頂きたいです」と説明しています。

私と電気ケトル

私の家には元々電気ケトルはありませんでした。3年か4年前にパンなどを焼くトースターが壊れまして、その時の家電量販店の福袋でトースターを買い直して、その福袋に電気ケトルも付いて来ました。

家に持ち帰った時に、「何で頼んでもいないものまで買って来たんだ!」と両親に言われましたが、「福袋に一緒に付いて来たものだよ」と説明し、その福袋のチラシを見せると両親は納得し、その後から大活躍をしました。

私の家では専門店で買ったコーヒーの粉を使って、毎週日曜日にコーヒーを淹れます。それを父は好んで飲みます。

父は自主的に電気ケトルを使って、コーヒー用のお湯を沸かすのですが、ここ数ヵ月劣化して来たのか、コードを使った後、熱を持つ様になりました。

元々お湯を沸かすものなので、コードも高温になるのは、当然かもしれません。そろそろ替え時なのかな?という想いも、この数ヵ月抱いています。

確かに電気ケトルのコードは長いですし、それを引っ張ったり、手が当たっただけでも、熱湯がこぼれると思います。こんなにも電気ケトルでの事故が多いことにも驚かされました。

子どもの事故の話は幾つか書いて来ましたが、子どもさんにとって色んなものが事故になりかねないと思うと、ごく身近なものが危険というサインなんだと思いました。

noteでも書いています。よければ読んでください。

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左耳感音性難聴と特定不能の発達障害(ASD,ADHD,LD全ての要素あり)、糖尿病、甲状腺機能低下症、不眠症、脂漏性皮膚炎、右手人差し指に汗疱、軽く両膝の軟骨すり減り、軽度に近いすべり症、坐骨神経痛などを患っているライターです。映画やドラマなどのエンタメごと、そこそこに詳しいです。ただ、あくまで“障害”や“生きづらさ”がテーマなど、会社の趣旨に合いそうな作品の内容しか記事として書いていません。私のnoteを観て頂ければ分かると思いますが、ハンドメイドにも興味あり、時々作りに行きます。2022年10月24日から、AKARIの公式Twitterの更新担当をしています。2023年10月10日から、AKARIの公式Instagram(インスタ)も担当。noteを今2023年10月は、集中的に頑張って書いています。昔から文章書く事好きです、宜しくお願い致します。