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こんにちは、翼祈(たすき)です。
コロナ明けから、8ヵ月が経とうとしています。最近は通勤していて、マスクをしている人の方が少なく、「多分マスクしている人は、インフルとかそういうものにかかりたくないと思って、自主的に意識しているのかな?」と思う位、マスクをしている人はほとんど見かけなくなりました。
コロナ禍での自粛で、今はお祭りなどイベントもコロナ前と同じ様に開催され、地域も賑わっていますよね。
コロナ明けと呼ばれていても、以前に戻れないものがありました。それは子ども達が今コロナ禍の影響を受けて水を以前の様には飲めず、ジュースなど甘いものを好んで飲む子が急増していることです。
今回はコロナ禍で急増した、子ども達の間での社会問題について、皆さんと一緒に考えていきたいと思います。
子ども達はなぜ水を飲めなくなった?
「水を飲めない子ども達が急増しているらしい」
千葉県に住む女性は「小学1年生の長男は、味のない飲み物を口にしようとしない」と声を寄せました。長男はジュースやコーラを好んで愛飲し、食事をしている時もお茶や水を飲まないということです。
「それほんと?」「初耳‼︎」という反響がある中で、この声を寄せた女性以外にも「子どもが水を飲めない」との声が寄せられました。
「中学1年生の娘は、常温の水を飲みたがらない。味が付いてないことで美味しく感じないとのこと」
「17歳になる従兄弟は水を飲むことが不得意で、ジュースやスポーツドリンクばかりを好んで飲んでいた」
「高校生の息子が2人いますが、愛飲するのは炭酸飲料、ジュースばかり。お茶や水は身体で拒む」
2023年12月初旬に、東京都八王子市恩方中学校の主幹教諭の男性Aさんは、恩方中学校の中学2年生69人を対象に意識調査を実施しました。
この中で10人が「水が飲めない」と回答しました。学校に持って来る水筒の飲み物を質問すると、お茶が35人と最多で、水の26人を上回りました。スポーツドリンクと回答する生徒も8人いました。
水が飲めない理由を質問すると、「まずそう」「味が付いてないから」という回答が寄せられました。ミネラルウォーターは飲めても水道の水には抵抗を持つ生徒も中にはいました。同じ水であっても「ぬるいから苦手」という声も届きました。
東京都八王子市恩方中学校にある主幹教諭の男性Aさんは「学校の水道の水を飲みたがらない生徒は、ここ数年で増えたと肌で体感しています」と述べます。
ですが、子ども達がジュースなど好んで甘い飲み物を飲むのは、今に始まったことではないといいます。
水に関連する情報を発信する「アクアスフィア・水教育研究所」代表で武蔵野大学客員教授の橋本淳司さんは、水が飲めない子ども達が急増した原因の1つに、2020年から始まった新型コロナウイルスの感染対策の影響だと主張します。
新型コロナウイルスに感染しない様に、学校内の冷水器や水道の水を飲むことを禁止とする学校が増加し、子ども達は水筒を持って来る様になりました。2023年1月に魔法瓶メーカー・サーモスが日本各地の小中高校生のお子さんを持つ親御さん1321人に実施した実態調査によりますと、「学校や部活に自分の水筒を持って行く」割合は2020年2月頃前のコロナ禍の水準だった71.3%から、80.7%に増えました。
熱中症への対策でも水筒にはスポーツドリンクを許可する学校もあって、子ども達が「味の付いた」飲み物を好んで飲み始めたきっかけは、コロナ感染拡大前に比較しても、増加傾向です。
先述の橋本さんも、東京都内にある小学校の教員などから「水が苦手な生徒が増えています」との声が上がっています。ある小学生の親御さんからは、コロナ禍に入り校内の冷水器や水道の水が飲めなくなったことで、「水道の水を飲んではいけないものだと、暗に刷り込まれている感じもします」との声も届きました。
2022年度まで埼玉県内にある小学校で校長だった男性Bさんは、「コロナ禍の時には学校側では『学校内にある水道の水を飲んで』とはとても言えない状況でした。重たいのに、水筒を毎日2本自宅から持ってくる生徒もいました」と回顧します。
新型コロナウイルスの感染は落ち着きましたが、別の学校の教員は「今では水筒を自宅から持って来ることが当たり前で、学校内の水道の水を飲む生徒は居なくなりました」と説明します。学童保育のスタッフも「コロナ禍になってから、水筒を自宅から持って来るという状態が継続しているので、水が苦手な子ども達が急増しても何も不思議ではありません」と語ります。
参考:“水が飲めない子ども”が増えている 読むらじる(2023年)
先述の橋本さんは「水が苦手で飲めない」ことによる弊害を懸念しています。
2023年夏に東京都内にとある小学校が、児童に配布した学校通信を目にしたからでした。
「熱中症の疑いで運ばれ、保健室を使った児童の様子を観察していくと、水が苦手な児童が目に飛び込んできます。熱中症の症状が出ている児童に、コップに注いだ水を渡して飲む様に促しても飲もうとしないケースもあります」。
地球沸騰化からの酷暑の影響で、学校では、子ども達に熱中症対策として水分補給をこまめにする様に促しています。
先述の橋本さんは「熱中症対策ではスポーツドリンクが有効な手段の1つ」としつつも、「飲み続けると糖分の摂取し過ぎになる恐れもあります」と危惧しています。
災害が発生した場合は、冷えていない、ぬるい水しか提供できない場合もあります。先述の橋本さんは「いざと困った場合に水を飲めないと災害が起きた時には困ると思います」と危機感を募らせています。
先述の橋本さんによりますと、「水苦手」を克服するために訓練を導入している幼稚園・保育所や小学校があります。「自分は水が飲めないというのは単なる無意識の思い込みかもしれない場合もあります。災害が発生して緊急になる時の選択肢を狭めないためにも、毎日の生活で水を飲む習慣を身に付けておくことが大事なことです」と警鐘を鳴らしています。
私の経験上、
ジュースなどは止めた方が良いと思います。私は薬剤性で糖尿病になりましたが、なったきっかけは薬の副作用で、暴飲暴食が止まらず、甘いジュースを大量に飲まないと落ち着かず、コンビニで買っては飲んで、また買っての繰り返しをしたことも発症の引き金にありました。
ジュースはかなり高いですし。ジュースは高いもので160円位しますが、お茶は110円位です。2本買ってジュースは300円超えるものもありますが、お茶だと300円以内で抑えられます。
お茶はドラッグストアとかスーパーだと、1つ100円以下ですよ。
砂糖が多く入っている分、将来的な健康を考えると、ジュースなど甘いものは身体には良くありません。糖尿病も症状が落ち着き、抑えられても、現在も完治する薬がなく、一度でも悪化すると転がり落ちる様に悪化の意図を辿ります。悪化から改善するためにはかなりの時間がかかります。
本当に糖尿病はかからず、生きていく方が治療費も含め、その点でもかなり良い病気です。偏見とかも根強い病気ですし。
最近私は仕事でコーヒーは手放せませんでしたが、忙殺された仕事も落ち着き、今は夜早く寝たりとか、寝るのが遅くなり、この記事を書いている時は生理中で、「眠い。コーヒーが欲しい」と思っても、グッと我慢して、コンビニにも長いこと行っていません。
皆さんには私と同じ基礎疾患にかかり、苦しい思いをして欲しくない。なので、少しでも水が飲める様になって欲しいと切に思っていますー。
noteでも書いています。よければ読んでください。
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