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皆さんこんにちは。Pinkです。今回は、アメリカのテネシー州ナッシュビルにある、キリスト教系の私立小学校で起きた、銃乱射事件について書きたいと思います。
とても悲惨な出来事です。読まれていて、辛く感じた人は無理しないで下さい。
銃乱射事件について
アメリカのテネシー州ナッシュビルにある、キリスト教系の私立小学校で、28歳の女性が銃を乱射し、児童3人を含む6人が死亡するという事件が発生しました。犠牲者のうち3人は9歳、残る3人は60歳〜61歳でした。
警察の調べによると、警察との銃撃戦で死亡した女性は、ナッシュビル在住のオードリー・ヘールと特定されました。また、男性として生まれ女性を自認する28歳のトランスジェンダーだということがわかっています。
容疑者は殺傷能力の高いライフルなど銃3丁を持ち、学校に侵入。14分間にわたり乱射し、その後、警官により射殺されました。
また、容疑者による犯行声明や、犯行計画を立てるための手書きの学校の地図などが押収されましたが、これまでのところ動機はわかっていません。
参考サイト:米・テネシー州の学校で銃乱射、9歳児童3人含む6人死亡 容疑者の …
トランスジェンダー
容疑者がトランスジェンダーだったということが分かった後、非難を浴びているのがテネシー州の共和党議員達です。数多くのツイッターユーザーが、激しく非難し、ドラァグクイーン達に共感を寄せているというのです。
トランスジェンダーが銃乱射事件を起こした後にいったいどうしてなのでしょうか。
テネシー州上院は性的マイノリティーに対して、公共の場所や子供の近くでドラァグショーを行うことを禁止する法案を3月に可決し、4月からは、学校や公園、礼拝所の周辺でドラァグショーを行えなくなります。
また、未成年のトランスジェンダーがホルモン剤の処方であったり、あるいは手術など、性同一性障害の治療を受けることを禁止する法案も可決されているとのことです。
これは私の私見ですが、容疑者がトランスジェンダーであったことによって、もしかすると学校に通学していた頃から、いじめなどの問題があり、強い恨みを持っていたのではではないでしょうか。
参考サイト:銃乱射の容疑者はトランスジェンダー、なのにドラァグクイーンが同情を集める訳
銃社会アメリカ
「銃社会」と呼ばれるアメリカでこのような事件が起きる度に、私は「銃規制」について考えてきました。本当に銃は必要なのかと。
そこで、今回事件が起きたテネシー州についての記事を読んだところ、アサルト・ウェポンはいくつかの州ですでに禁止されていますが、テネシー州では相変わらず、殺傷能力の高いアサルト・ウェポンは合法となっていることがわかりました。
銃の所持が可能な年齢を、21歳から18歳に引き下げる法案も検討されているそうです。
また、警察の発表によると、この事件が伝えられた後、ジョー・バイデン米大統領は、全米規模でアサルト・ウェポンを禁止するよう連邦議会に要請をしています。
しかし、活動家でテレビ司会者のパドマ・ラクシュミは「テネシー州で禁止されるのは、銃ではなく、ドラァグショーや性同一性障害の治療だ」とツイートしていることからも、テネシー州における「銃規制」に問題はないでしょうか。
参考サイト:銃乱射の容疑者はトランスジェンダー、なのにドラァグクイーンが同情を集める訳
最後に
容疑者は警察官と銃撃戦になって亡くなっているので、動機はわかりません。その状況では射殺するしかなかったのだと思いますが、なぜ容疑者の彼女が犯行に及んだのか。どうしても考えずにはいられません。
銃乱射事件では、容疑者自ら命を経ってしまったり、今回のように警官に射殺され亡くなるといったケースが多いかと思います。犯行に及んだ動機、容疑者の背景にあるものが「銃規制」を考えると同様に、重要なことなのではないかと私は思います。
皆さんはどのように思いますか?
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noteでも記事を書いているので、よかったら読んでみて下さい!
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