この記事は約 4 分で読むことができます。
誤嚥性肺炎の疑い
主治医から、いつ退院してもよいとまで回復していた母だったが、再び熱が出だし、肺炎をぶり返している。
何度も検査をしているので、コロナもしくはインフルエンザではないとのこと。
担当の看護師さんによると「誤嚥性肺炎」の疑いもあると主治医に報告していると聞いた。
誤嚥性肺炎とは
誤嚥性肺炎とは、
食べ物が食道ではなく気管に入ってしまった場合、通常はむせて気管から排出する反射機能が働きます。
しかし、この機能が鈍ってしまうと、気管に入り込んでしまった食べ物を排出できず、結果として肺炎を起こすことがあります。
高齢者にとって「誤嚥性肺炎」は怖い病気である。それで、亡くなるお年寄りは多い。私も母の身に万が一の事が起きるかもしれないと心配している。
肺炎のため、食事が喉を通らず、1週間ほど点滴で栄養を摂取していた。そのため、尿の量が多くなり、夜用のパッドを追加で持っていくことになった。
状態が少し回復するとゼリーから食事をはじめ、嚥下機能を徐々にならしていくらしい。食事をする楽しみを少しでも取り戻してもらいたいと看護師さんたちが奮闘してくれている。
頭が下がる思いである。転院してリハビリを考えていたが、母本人にやる気はあるようなのだが、身体がそこまで持たないかもしれないと言われた。
このまま、寝たきりになってしまうのではないかと暗澹たる気持ちになる。
レビー小体型認知症の疑い
レビー小体型認知症の疑いがある母は、このまま進行していくとパーキンソン症状が出てくるかもしれない。
レビー小体型認知症とは
レビー小体型認知症とは、老年期に認知症を呈する病気の一つで、変性性(脳の神経細胞が原因不明に減少する病態)の認知症では、アルツハイマー型認知症についで多い病気です。高齢者の認知症の約20%を占めています。早い方では40歳ころから発症する人もいます。
記憶障害を中心とした認知症と、動作が遅くなり転びやすくなるパーキンソン症状、繰り返す幻視がみられます。しかし、患者自身には病気であるという認識がありません。男性の方が女性の約2倍発症しやすく、他の認知症と比べて進行が早いのが特徴です。
パーキンソン症状とは
パーキンソン症状は、中脳の黒質などがレビー小体に障害されることが原因で現れます。
脳内の神経伝達物質である、ドーパミンやノルアドレナリン、アドレナリンが不足するからです。
ドーパミンの量が20%以下になると症状が発症すると言われています。
パーキンソン症状の具体的な例は以下の通りです。
- 手足の細かいふるえ
- 筋肉が固くなる
- 無表情はは
- 動きが鈍くなる
- 姿勢のバランスが悪くなる
- 歩幅が小さくなる
現在、手に細かい震えが出ていると主治医から報告があった。
コロナ禍で直接会うことができないので母の病状がどれほどまで進行しているのか分からずにいる。不安ばかりが広がり、心配がつきない。
私が今から気を落としていてはどうしようもないので、前を向こうと思う。
母を笑わせよう
母には毎日、楽しく日々を過ごしてもらいたいし、母を笑わせられるのは私しかいない。
コロナ禍が落ち着いてまた再び直接会えるようになったら、たくさん冗談を言って笑わせたいと思う。
noteでも書いています。よかったら、読んでみてください。
おすすめ記事の紹介
→HOME
コメントを残す