クワイエットアワー。〜感覚過敏の方のために照明を落としたり、BGMを流さない優しさ溢れる空間〜 

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こんにちは、翼祈(たすき)です。発達障害とも言われる症状の1つで、照明やお店のBGMが凄く気になったりする感覚過敏というものがあります。私は感覚過敏の診断は受けていないのですが、最近会社の照明が前より眩しく感じる様になりました。そんな感覚過敏の症状を持つ方の為に、「クワイエットアワー」という通常より照明を暗くし、BGMを流さない取り組みが日本で少しずつ広がっています。今回は「クワイエットアワー」を実際に取り入れたことのある施設を2つ紹介します。

クワイエットアワーとは?

「クワイエットアワー」はイギリスで2017年に最初にスタートした取り組み。発達障害で聴覚、視覚などの感覚過敏で外出でストレスが出る人のため、日にちを限定して施設のBGMを止めたり、照明を通常より落とすなどの配慮をします。

参考:薄暗い館内、のびのび満喫 休館日活用で感覚過敏な子ら招待 さいたま水族館が「クワイエットアワー」 埼玉新聞(2022年)

クワイエットアワーの取り組み。in埼玉県

激しい音や眩しい光が苦手な感覚過敏の子ども達も心から楽しめる様に、照明など館内の設備の仕組みを配慮した見学会が2022年6月13日、埼玉県羽生市のさいたま水族館で開催されました。イギリスから始まった「クワイエットアワー(静かな時間)」と称される取り組みで、今回埼玉県が企画。利用者からは大きな反響がありました。今回の取り組みは、埼玉県障害者福祉推進課や公園スタジアム課などが連携し、埼玉県障害者福祉推進課の主幹は「発達障害などで感覚過敏な子たちにでも水族館を安心して楽しんでもらうための配慮です」と言いました。

この日同さいたま水族館は休館日で、一般の来場者は来ていません。同さいたま水族館では、休館日に貸し切り、無料開放としました。同さいたま水族館は、BGMや館内放送などいつも流しているもの、展示説明の音声を無くし、照明も子ども達の顔などに直接当たらない様に光の加減を見直した上で、児童発達支援センター「きらめき園」に通園する4~6歳の年中と年長の13人とスタッフ14人を歓迎しました。

入館前には嫌がっていた子どもも中にはいましたが、同さいたま水族館の中に入ると子ども達はみんな落ち着いた様子です。夢中で水槽の中をのぞいて「びっくり。魚がいたよ」「おっきいね」などとはしゃいでいました。5歳の男の子は「お魚がたくさん見れて楽しかった。カエルが隠れていたので、一生懸命探したりした」と言いました。

同さいたま水族館の館長は「明るい光が得意じゃない子に考慮して照明を少し落としました。館内放送など音も消しました。様子を伺うと、子ども達は純粋に楽しんでくれてました。この日の為に準備した甲斐があった」と微笑みました。

「クワイエットアワー」の日本国内では愛知県豊橋市の豊橋総合動植物公園や、2021年10月にさいたま市の埼玉スタジアム2002で開催されたサッカー日本代表戦で導入したケースがありましたが、埼玉県が実行するのは今回が初。埼玉県は今回の同さいたま水族館のモデルケースを検証し、「クワイエットアワー」の試みに関係するアンケート記入をお願いして、他県の県内の施設にも拡げていこうとしています。

参考:さいたま水族館で「クワイエットアワー」 感覚過敏の子どもに配慮して音声なし、照明も調整 東京すくすく(2022年)

きらめき園の児童発達支援管理責任者の女性は「子どもたちは水族館に入れたことを喜んでいた。子どもたちが思った以上に落ち着いていて、すごく居心地がよさそうだった。すてきな企画でよかった。貸し切りにしていただき、伸び伸びと自由に動き回れたし、照明も暗めにしていただき、居心地がよかったようです」と感激していました。

クワイエットアワーの取り組み。in東京都

自閉症で知的障害のある女性の個展が、三鷹市の杏林大医学部付属病院のギャラリーで開かれている。心の支えとなっている地元の動物園で出会った動物を描いた。迷いのない筆致の作品は「癒やされる」「生命力を感じる」と来場者に好評だ。

「クリオネ。大好き」。女性はそう言うと、画用紙にサインペンと色鉛筆を走らせた。描き終える度、満足そうに画用紙をトントンとたたく。ルリコンゴウインコ、ペリカン、ホッキョクグマ…。会場には淡い色合いの三十点余の動物の絵が並ぶ。どれも豊橋市の「豊橋総合動植物公園」(のんほいパーク)で出会ったお気に入りの動物だ。

三歳で自閉症と診断された。聴覚が過敏で、日常生活では耳当てを着けている。流ちょうな会話は難しいが、四歳から絵を描き始め、絵日記も続けている。

女性にとってパークは安らぎの場。心のバランスを崩して小学校に通えなくなった際、動物に会うことで回復につながった。パークでは二〇二〇年、泣き声や人混みなどが苦手で来園しにくい障害者らを対象に、休園日に利用できる制度を国内の動物園で初めて導入した。

引用:インコ、ペリカン、ホッキョクグマ…大好きな動物描く 自閉症女性の作品展 三鷹市 東京新聞(2022年)

個展は2017、2019年に続いて3回目。今回は「クワイエットアワー」を利用してパークを訪れ、仕上げた作品も展示しています。女性の父親は「制度を必要としている人は多いはず。全国にも広まってほしい」と期待します。

私は感覚過敏はない様な気もしますが、

私にも発達障害があります。感覚過敏はない様な気がしていましたが、梅雨の時期に入り、会社の室内がより暗くなる分照明を付けると、今までの時期では感じなかった、毎日付いている照明の明るさが異様に明るく感じる様になりました。

ほとんど起こらないですが、時々テレビを観ていて、同じボリュームでもテレビの音が大きく感じる時もたまに前からあります。通院でも感覚過敏のことは言われた事も話した事もないですが、もしかしたら私もその要素があるのかな?とこの記事を書いていて思いました。

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TANOSHIKA 翼祈|note

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左耳感音性難聴と特定不能の発達障害(ASD,ADHD,LD全ての要素あり)、糖尿病、甲状腺機能低下症、不眠症などを患っているライターです。映画やドラマなどのエンタメごと、そこそこに詳しいです。ただ、あくまで“障害”や“生きづらさ”がテーマなど、会社の趣旨に合いそうな作品の内容しか記事として書いていません。私のnoteを観て頂ければ分かると思いますが、ハンドメイドにも興味あり、時々作りに行きます。昔から文章書く事好きです、宜しくお願い致します。