ゴールドリボンナイター〜東京ヤクルトスワローズが主催した、小児がん支援イベント〜 

ゴールドリボンナイター

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こんにちは、翼祈(たすき)です。

小児がんとは、0歳から15歳未満の子どもがかかるがんの総称です。日本では年間約2,500人の子ども達が「小児がん」と診断されていますが、小児がんの治療はここ数年飛躍的に向上し、8割が完治出来る様になりました。その一方で、悪性脳腫瘍など治療の発展が待たれているがんもあり、今でも2割の子ども達は亡くなっていく現実です。

小児がんの啓発リボンのカラーは「ゴールド」ですが、小児がんに悩む子ども達と、その子ども達に必要な医療や緩和ケアと研究に、「輝かしい光を当てる」という想いが込められています。

そんな中、「世界小児がん啓発月間」である9月に「ゴールドリボンナイター」と冠して、小児がんの子ども達を励まし、招待する試合が東京ヤクルトスワローズが主催で行われました。

今回はその2022年9月に開催された、「ゴールドリボンナイター」についてお知らせします。

2022年9月13日、「ゴールドリボンナイター」開催

毎年9月は「世界小児がん啓発月間」に合わせ、ヤクルト球団が主催の試合を2022年9月13日(火)に東京ヤクルトスワローズVS読売ジャイアンツ戦を協賛し「ゴールドリボンナイター」を開催しました。

日本では2021年より世界小児がん啓発キャンペーン(Global Gold September Campaign)として、全国の小児がん支援団体が日本全国のタワーやお城などをゴールドカラーにライトアップするサポート運動がスタートしていました。

画像引用・参考:ヤクルト球団主催試合・認定NPO法人キャンサーネットジャパン協賛「ゴールドリボンナイター」開催のご案内 ~小児がん啓発を支援 ~ PR  TIMES(2022年)

「ゴールドリボンナイター」を支援した企業について

首都圏で365日年中無休の「キャップスクリニック」を展開する医療法人社団ナイズ(東京都渋谷区)も、「ゴールドリボンナイター」に協賛する認定NPO法人キャンサーネットジャパンに賛同し、小児がん啓発を支援します。

1都3県で「365日年中無休、夜間も診療」を基本方針とした小児科クリニックを16拠点運営するキャップスクリニックでは、小児がんについて少しでも多くの方に知っていただき、治療中の子どもたちやサバイバーたちへの支援の輪を社会に広めていきたいという「ゴールドリボンナイター」の考えに共感し、支援を決定しました。

引用:キャップスクリニック、東京ヤクルトスワローズ「ゴールドリボンナイター」で小児がん啓発を支援 PR  TIMES(2022年)

「ゴールドリボンナイター」開催当日

当日は会場である神宮球場には約2万人以上が観戦に訪れました。

小児がんへ少しでも関心を持って頂くべく、小児がんの啓発イベントが行われ、小児がんの子ども達とその保護者など計約50人が招待され、試合前のセレモニーが行われました。

招待された男の子による始球式では、小学3年生の男の子が投げた球がワンバウンドで捕手のミットに収まり、拍手が上がりました。

主催した東京ヤクルトスワローズの選手と読売ジャイアンツ(巨人)の両チームの選手へ、小児がん経験者の中学2年生の女の子と、高校1年生の男の子2人が花束を手渡ししました。花束贈呈と始球式に参加した3人の子ども達はいずれも小児がんの経験者です。

歴代最多のホームラン新記録への期待がかかる中、東京ヤクルトスワローズの村上宗隆選手からは豪快なホームランが飛び出し、歓声が轟きました。東京ヤクルトスワローズの選手たちは小児がん支援のイメージカラーであるゴールドのリボンをあしらったリストバンドを身に付けプレーに臨んでいました。

試合前には、ヤクルトOB・古田敦也氏の妻であり、キャンサーネットジャパン理事を務める、フリーアナウンサーの中井美穂氏がオープニングトークに登場しました。

参考:小児がん患者支援の一戦 ヤクルト村上は本塁打で元患者に応える 朝日新聞デジタル(2022年)

村上選手の活躍が背中を押してくれたことには間違いない。

ゴールドリボンプロジェクトと言えば、以前別のライターさんが記事に書かれていたので、内容は知っていましたが、まさか野球の試合にも取り入れていた事は存じませんでした。スポーツも、色んな種目で障害や病気の子ども達を励ますプロジェクトが多いんだなと、感じました。

ヤクルトの村上選手はこの日の試合で、54号と日本人最多ホームランの55号を打った試合でもありました。私はこの記事を書くまで、村上選手の偉業は知っていても、小児がんの子ども達を試合に招待している事は知りませんでした。目の前で日本人最多ホームランを打った瞬間に立ち会えた子ども達にとっては、一生忘れられない思い出となったのでしょうか。

このプロジェクトは多分今年はこの日だけの開催だったかと思いますが、来年以降もこのゴールドリボンナイターを開催して下さる球団が増えて欲しいな、と切に小児がんの子ども達のことを広く知って頂く機会に繋がればと思いました。

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小児がん啓発グッズとして『ゴールドリボン』ピンバッジ販売開始 PR  TIMES(2021年)

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左耳感音性難聴と特定不能の発達障害(ASD,ADHD,LD全ての要素あり)、糖尿病、甲状腺機能低下症、不眠症、脂漏性皮膚炎、右手人差し指に汗疱、軽く両膝の軟骨すり減り、軽度に近いすべり症、坐骨神経痛などを患っているライターです。映画やドラマなどのエンタメごと、そこそこに詳しいです。ただ、あくまで“障害”や“生きづらさ”がテーマなど、会社の趣旨に合いそうな作品の内容しか記事として書いていません。私のnoteを観て頂ければ分かると思いますが、ハンドメイドにも興味あり、時々作りに行きます。2022年10月24日から、AKARIの公式Twitterの更新担当をしています。2023年10月10日から、AKARIの公式Instagram(インスタ)も担当。noteを今2023年10月は、集中的に頑張って書いています。昔から文章書く事好きです、宜しくお願い致します。