ホースセラピー。〜障害者・不登校・発達障害の方にも回復効果の高いアニマルセラピー〜 

ホースセラピー

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こんにちは、翼祈(たすき)です。

身近な動物、犬や猫達に触れ合うことで、人が癒しを感じることの出来るアニマルセラピー。それがそれらの動物以外に触れ合っても、障害を抱える人にとって心身共に健康になることが分かりました。

今回はそんな『ホースセラピー』についてお話ししていきます。

ホースセラピーとは?

ホースセラピーは乗馬を通じて、あるいは馬の手入れ、馬の飼養管理、厩舎の管理、馬の観察などを通じて、障がい者の精神機能と運動機能を向上させ、社会復帰を早めるリハビリテーションの方法の一つで、正式名称を「ホース・アシステッドセラピー」といいます。

医療面で犬や猫によるセラピー効果が認められるのは、現在のところ心理面とその波及効果としての生理面に限られています。ところがホースセラピーの場合は、医療、教育、スポーツ・レクリエーションの3つの要素を併せ持ち、しかも心身両面への直接的セラピー効果が認められるといわれています。

引用:ホースセラピーねっと

馬は動物の中でも特に情緒水準が高度とされているため、人との精神的な交流が可能とされています。また、実際に乗ることが可能なため、身体の回復効果が著しく高いと評価・注目されています。

馬カフェを経営する男性

障害者施設で長い間、乗馬をする事で心身の機能を発達させるホースセラピーを実行してきた山形市の介護福祉士の資格を持つ男性が、ポニーと触れ合える『うまのすけカフェ』を、同山形市みはらしの丘に開店させました。馬のいるカフェは全国でも非常に珍しいそうです。

木造平屋のカフェスペースやテラスに10席を設置し、コーヒーやソフトクリーム、軽食を作ります。隣接する厩舎(きゅうしゃ)で9歳の雌のポニー「ロイ」を育てており、ポニーに触ったり餌をあげたりが可能なほか、子どもを対象にポニーへの乗馬で遊ぶことが可能です。

この介護福祉士の男性は30年以上、山形市内の障害者施設に常務していました。施設の行事で約15年前に乗馬体験を始めた時、普段は表情に乏しい障害を抱える利用者が満面の笑みを浮かべたのを観て、障害者施設に馬から生み出されるホースセラピーの導入を決意。障害者施設で馬を育てる事を始め、実行してきました。

「乗馬は身体機能の回復や精神的な自信の獲得に結び付きます」とホースセラピーの効果を説明する介護福祉士の男性。障害者施設に常勤していた時脳性まひで寝たきりだった利用者が、乗馬を始めて2年後に1人で乗れるようになった経験もあったといい、「馬には人の心身を癒やす不思議なパワーがあるのでは」と話します。

参考:「馬カフェ」で癒やされて 山形・みはらしの丘にオープン 河北新報(2022年)

男性は「障害者も健常者も、馬に癒やされてほしい」と願います。ポニー乗馬は2022年4月末から受け付けます。対象は2歳から小学校低学年まで。月に1度、予約制で大人も乗馬体験ができます。

不登校児や障害児にも効果のあるホースセラピー

こちらは、不登校や発達障害の子どもたちを対象にしたホースセラピーの施設の紹介になります。

長野・泰阜村にある牧場が、不登校や発達障害の子どもたちを受け入れ「ホースセラピー」を行っている。馬に癒され、心身に良い影響が出ていると保護者も実感している。

馬の世話や乗馬をする子どもたち。明るく穏やかな表情をしている。皆、さまざまな事情で不登校となった子どもたちだ。

ここは泰阜村の「やすおか命の牧場てんま」。馬との触れ合いによって心身を癒やす「ホースセラピー」に取り組む施設で、村や診療所の協力で2018年に設立された。

セラピーを学んだ元地域おこし協力隊員のスタッフなどが常駐し、2020年夏から不登校や発達障害の子どもたちを受け入れる「児童デイサービス」の事業もしている。

引用:不登校の児童などが通う「ホースセラピー」 馬と触れ合って育つ”生きる力”【長野発】 FNNプライムオンライン(2021年)

スポーツ流鏑馬で障害者支援

馬を介して障害者の就労支援などに働きかける静岡県富士宮市のNPO法人「EPO」(エポ)がスポーツ流鏑馬(やぶさめ)の導入に力を注いでいます。このほどスポーツ流鏑馬の第一人者の女性(青森県)を招待した講習会を富士宮市内で開催されました。

ホースセラピーなど馬を介した障害児者向けの就労支援や療育支援をサービス連携している同NPO法人「EPO」。スポーツ流鏑馬は1年半前に女性との出会いがきっかけで乗馬の経験を活かせる選択肢を拡げようと、新たに導入しました。療育支援で保護されている子どもたちとその兄妹で活動をスタートしました。

スポーツ流鏑馬の練習場所は「スポーツビレッジ村山ジャンボ」が地域や福祉の従事にとサポートしている「スポーツビレッジ村山ジャンボ」敷地内に投資したフィールド「土のうえ空のした」(富士宮市粟倉)が開催場所です。

一般の大人向けのスポーツ流鏑馬教室をスタートさせたほか、障害者の就労支援に通所する利用者らでフィールド「土のうえ空のした」内にスポーツ流鏑馬のコースを完備したり、「スポーツビレッジ村山ジャンボ」の施設職員がスポーツ流鏑馬のインストラクター資格を取得したりするなど活動を加速させました。2023年3月には山梨県の乗馬クラブとのスポーツ流鏑馬の合同競技会を目下計画しています。

参考:スポーツ流鏑馬 広がれ交流の輪 富士宮の障害者支援NPOが推進 あなたの静岡新聞(2022年)

EPOの理事長は「障害者支援の枠にとらわれずスポーツ流鏑馬を通じて交流の輪を広げたい。地域を巻き込んでいけたら」と語りました。

ホースセラピーの効果は絶大

色んなアニマルセラピーの中にホースセラピーというのがあって、障害を抱える人達を心身共に健康にできる事が分かりました。

私は子どもの頃馬に1回だけ乗った事がありますが、元々運動神経が全くないので、馬は賢い生き物ですし、私みたいな人間が乗ったら馬も困惑し、失礼だろうなと思いました。

あくまで障害のある人が出て来る記事でのアニマルセラピーについて書いていますが、又何か他に関連する記事があるか時間がある時に調べてみます。

関連記事

ホースセラピーとホースコーチングで人と馬のWell-Beingな生き方を目指す|日本ウェルビーイングホースセラピー&ホースコーチング協会が発足 PR TIMES(2022年)

noteでも書いています。よければ読んでください。

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左耳感音性難聴と特定不能の発達障害(ASD,ADHD,LD全ての要素あり)、糖尿病、甲状腺機能低下症、不眠症、脂漏性皮膚炎などを患っているライターです。映画やドラマなどのエンタメごと、そこそこに詳しいです。ただ、あくまで“障害”や“生きづらさ”がテーマなど、会社の趣旨に合いそうな作品の内容しか記事として書いていません。私のnoteを観て頂ければ分かると思いますが、ハンドメイドにも興味あり、時々作りに行きます。2022年10月24日から、AKARIの公式Twitterの更新担当をしています。2023年10月10日から、AKARIの公式Instagram(インスタ)も2交代制で担当。noteを今2023年10月は、集中的に頑張って書いています。昔から文章書く事好きです、宜しくお願い致します。