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こんにちは、翼祈(たすき)です。
私が通っているTANOSHIKA CREATIVEも関係しているONE GOという会社があるのですが、そこではイチゴをTANOSHIKA FARMの皆さんと農家さんが協力して栽培・販売しています。こうした農業を通して障害者が社会への参加をし賃金を獲得することを「農福連携」と言うのですが、他の地域でも沢山の農福連携の福祉施設の会社がある事が分かりました。
今回は主にワイン、リンゴ、メロンなどの例を取り上げながら、この話題についてお話ししたいと思います。
農福連携とワイン。
秩父市の酒造メーカー「秩父ファーマーズファクトリー」の農場では、障害者の男性らがワイン造りに力を注いでいます。新型コロナウイルスの感染拡大で、農場の担い手が不足したことが「農福連携」の実現を後押ししました。
ワイン造りに必要な作業をするのは秩父市の障害者自立支援施設「さくらファーム」の勤務者ら。精神障害者が多いですが、過去に一般企業で就労していた人もいます。いつもはシイタケ栽培を中心に農作業にも携わっており、作業の技術レベルは高いです。
ワインの原料となるぶどうは、すべて自社や契約農家の育てた秩父産のぶどうです。年間の生産量は21トン。750ミリリットル入りの瓶で約三万本のワインに相当します。「酸味とコクのバランスが良い」と評判です。
ワイン造りの作業は、ワインの瓶詰めやラベルの貼り付け、農場の草刈りなど、1年を通して多種多様にあります。繁忙期は5人の従業員だけでは補えず、今まではボランティアや鉄道会社のツアー客に手伝ってもらいました。
2020年の年明けからのコロナ禍で人集めが難しくなり、同秩父市の障害者自立支援施設「さくらファーム」に協力を呼びかけ。それぞれの想いが一致し、農福連携に発展しました。今後も「秩父ファーマーズファクトリー」は継続して仕事を「さくらファーム」に委託していきます。
参考:ウイスキー樽で仕込んだ白ワイン 誕生のきっかけは飲み会での粗相 朝日新聞デジタル(2022年)
お酒は飲めませんが、こうやって見るとワイン1本作るのにも、こんなに手間がかかるんですね。
農福連携とリンゴ。
【青森】人手不足に悩む農家の働き手として障害者施設の利用者を雇用する「農福連携」の拡大をめざす弘前市が、リンゴの生産現場で障害者就労の道を探る新たなモデル事業に取り組んでいる。今夏は高い技術や経験が必要なリンゴの袋掛け作業に、事前の練習を重ねた障害者が参加。生産の減少が続く有袋(ゆうたい)栽培の回復をめざす。
有袋栽培は、生育中の実に袋をかけて病害虫や傷から守る栽培法。無袋栽培に比べて保存性が高く、収穫翌年の4月以降も出荷できる。このため年間を通じた国産リンゴの供給には欠かせない。しかし、人手不足などで1990年代に8割近くあった県内の有袋栽培率は2020年に2割台まで減り、端境期の安定供給が課題となっていた。
そこで市や地元農協などでつくる協議会は、障害福祉施設利用者の就労を後押しすることで有袋栽培を拡大しようとモデル事業に着手。4月から市内五つの施設にリンゴの枝や模擬果実を組み合わせた「袋掛け練習キット」の貸し出し、作業に習熟してもらった。
そして2日、モデル事業に協力するダイヤモンドアップル社のリンゴ畑で、参加施設の一つ「チョコわっとく」の利用者4人が袋掛け作業を始めた。毎週2時間半の練習を2カ月近く重ねた利用者は、真剣な表情で直径5センチほどのリンゴに袋をかけ、風に飛ばされないようしっかりと固定していた。
農福連携とメロン。
群馬県高崎市は障害者の就職の機会として直営のメロン水耕栽培施設を完備します。農業と福祉をつなげる「農福連携」の新たな仕組みとして協賛するもので、将来に不安を持つ障害者やその障害者を持つ家族の支援を計画します。豊かな自然が広がる同高崎市倉渕地域に令和6年度中のメロン水耕栽培施設開設を目標にします。
障害者総合支援法に基づき、雇用契約を結んで働くことが厳しい人が軽作業などの就労訓練を行うことができる就労継続支援B型サービスの事業所としてこのメロン水耕栽培は運営される予定です。同高崎市がメロンの水耕栽培に目をつけたのは、市内で同種のメロン栽培が実施されていなく、メロンの水耕作業に重機は必要なくて勤務する障害者の負担が余りないからです。高い価格のメロンの出荷は障害者に支払われる賃金増にも合致する点も配慮されました。
施設は1棟約330平方メートルのビニールハウス3棟と事務所兼出荷作業室を完備。養液が中央から放射線状に対流するため生育に理想的な環境を造り出す「町田式水耕栽培槽」を導入し、ハウス1棟に16槽の水耕栽培槽を設置を予定です。全体の事業費は確定していませんが、水耕栽培槽だけで億単位になる見込みで、「整備費は大変大きく、民間が参入しないところを高崎市がやるというメリットもある」といいます。
参考:群馬・高崎市が直営のメロン栽培、障害者の就労支援 産経新聞(2022年)
メロンはまだ実行されていないそうですが、開始まである中で障害者の方もやり甲斐感じて作れる、メロンを研究して頂きたいですね。
こんなに沢山あった農福連携。
ずっと私が仕事の記事のネタで検索している時にずっと一部検索に出て来ていたので、何となく存在は知っていましたが、こんなに多種多様に色んな野菜や果物、米などを作っているなんて知りませんでした。
私も前のA型でちょっとだけ野菜の袋詰めとか、柿の箱作りとかに2日駆り出されたので、短期間でしたが大変さ分かります。元々皆さんと合わせてする仕事が苦手で、私だけ遅くて、凄く迷惑をかけたのを覚えています。チームプレーが苦手な私。
こうやって記事化すると良い点もありますが、大変な面もある事がとても分かりました。私は戦力にはなれない人間でしたが、農福連携されている方が楽しんでお仕事を出来ます様に。
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noteでも書いています。よければ読んでください。
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