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こんにちは、金次郎です。
私の聴力が、障害者手帳を取得出来る基準まで落ちたのが、5年前の2016年(平成28年)。
耳鼻科の先生からの勧めで、手帳取得の申請をし交付されました。
その障害者手帳が、スマートフォンのアプリケーションにより、スマートフォン内に画像として登録できるようになりました。
以前障害者手帳をカードタイプにしようという、厚生労働省による法改正がありましたが、あまり進んでいません。その様な状態の中での、このアプリケーションの登場。
今は未だ使える場所が少ないですが、流行り出したらガラケーにこだわっている私も、いよいよスマートフォンに乗り換えるか?と思っています。
電子化された障害者手帳「ミライロID」
この「ミライロID」とは、障害者手帳をスマートフォンのアプリケーションで登録してしまう方法です。
記事の一番最後に書いているURLの中の「ミライロIDの使い方」に書いてある様に
1・アプリをDLしてアカウントを作成
2・所持している障害者手帳の写真を撮影して、自分の情報を登録
3・ミライロIDが利用できる施設や窓口で、画面を提示する
この3ステップで登録が完了して使える様になります。
障害者手帳の現状と今後
私が現在持っている障害者手帳は、顔写真付きで折り畳み式の紙ベースでして、それが青色の見開き式ビニールケースに入っています。
紙で出来ているので、水に濡らさない様に気をつける事はもちろんですが、外出の都度持ち歩いていますので、長年持っていると段々と汚れが付いたり印刷している部分がかすれて来て文字が見難くなってきます。
それで2019年(平成31年)4月からキャッシュカード大のプラスティック製のカードで発行出来る様に厚生労働省が法改正しましたが、現在実施しているのは1都3県と2市だけと、余り導入は進んでいません。
・導入都道府県(2020年12月21日時点)
・山口県(療育手帳のみ、2015年から導入)
・大分県(2020年9月23日から導入)
・東京都(2020年10月1日から導入)
・大阪府箕面市(2020年10月1日から導入)
・佐賀県(2021年1月から申請受付)
・神奈川県横浜市(2021年1月15日から申請受付)
導入が進まない主な理由は「国からの補助が無く、システム変更予算は全て自治体持ちだから」と言う解答が多く「障害者手帳を、マイナンバーカードと一体化させる話しも出ており検討中」との解答も有りました。
ここ福岡県の県庁所在市の福岡市も「今のところ導入予定はありません」と言っています。
「障害者手帳」電子化のメリット・デメリット
障害者手帳電子化のメリットは、ズバリ「手帳を持ち歩かなくても良い」と言う事です。
外出する時は必ず携帯し、色々な施設で手帳の提示を求められる度に、カバンから手帳を取り出して係員に見せなければならず、紛失の恐れが大きいからです。
しかしスマートフォンならば、提示を求められた時にスマホの画面を見せれば良いだけですし、万が一スマートフォンを紛失しても携帯ショップで位置情報システムを使って、今どこにあるか検索できますのですぐ見つかります。
デメリットとしては、まだ使える会社が少ない事、更にはスマートフォンが故障した場合表示できなくなる事です。
ミライロIDが使える企業や場所
先にも書いた様に、ミライロIDはサービスが始まったばかりで使える企業や場所は少ないですが、現在以下の企業や行楽地で使う事ができます。
終わりに
私も携帯電話会社から、矢の催促の様に「スマートフォンに変えましょう!」と言うメールが頻繁に来ます。
ですので、携帯ショップに行って「指で押すボタン式の方が使い慣れてるし、今使っているガラケーの後継機も出ているでしょ?持っている携帯電話が壊れるまで使いますよ。」と言って断っています。
しかし、障害者手帳を持ち歩かなくても良い今回の様なアプリケーションが、居住地域でもどんどん使える様に参加企業や行楽地が増えてくれば「いつまでも駄々をこねていないで、スマートフォンに換えるか?」とも思っています。
今後、どの様に使える場所が増えて行くか動向を見守って行きたいと思います。
参考元
・障害者手帳をあなたのスマホへ
https://mirairo-id.jp/
→HOME
メールを読ませていただきました。今そこまで障害者手帳の変化が起きていることを知りました。新しい情報をありがとうございます。
どうも、返事が遅れて申し訳ありませんでした。私も外出のたびに障害者手帳をカバンに入れている事を確認するのが、外出前の確認事項ですので、キャッシュカードサイズになれば「財布に入れておけば良いから、絶対忘れないな」と思っています。