うつ病viviの「今の私にできることって何だろう?」

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うつ病viviの「今の私にできることって何だろう?」

はじめに

「今の私にできることって何だろう?」最近そんなことを考えています。

ふと将来が不安になってここをでたいと思うようになりました。だけどここをでたところで「仕事はどうするの?」「今の私に何ができるの?」いろんなことを考えると「今の私は何もできない」という答え・・。

私は今日までAKARIにいろんなことを書いてきました。

だけどお仕事のことについては「あーだこーだ」と過去のことばかりで今は何もできません。競争社会に立ち向かうことは勿論のこと無力でなにもできません。今の私にはできない。誇れることも何もないんです。

それに第一、主治医からはここをでるのは「まだ早い」「急がない」「まだここにいたほうがいい」と言われています。確かにそうだと自分でも思います。

「こんな状態で前に進むなんて無謀すぎる。何ができるのかもわかっていないのに」

でも何ができるか?だけはちゃんと考えておきたい。

こんな私が将来について考え、過去を振り返りながら思いを巡らせている心の中をお話します。

接客サービス業

始まりは「接客サービス業」でした。市役所での臨時職員をしながら電話オペレータをし、その後某ホテルでフロント業務に就きました。

この仕事は天職だったと思っていて未だに忘れられずにいます。

だけど「いつまでもこだわっていても仕方ない」そう思って、昨年当時の仕事に関係するたくさんの本等は「断捨離」しました。

しかし忘れるために断捨離をしたのにふとした時に思い出して「まだできるのではないか」と思ってしまいますが「やっぱりだめだ」「できない」とあきらめています。

なぜなら今はもうあの頃のような、人前にでても恥じない堂々とした振る舞いはできないからです。

電話交換手

わけあって某ホテルを退職ししばらく遠くへ行ってました。地元に帰ってきて就いた仕事は某百貨店の電話交換手及び店内アナウンス業務。

この仕事もまたやりがいのある楽しい仕事でしたが少し物足りなさを感じていました。

それまで対面での接客サービス業に携わっていたので、声だけの接客サービスでお客様に心を届けることができるのか?そのことに自信がなかったのだと思います。

だけど本当に楽しかったのは事実です。次か次にかかってくる電話。外線も内線も応対するのが楽しくて嬉しくて店内アナウンスも楽しかった。クレームの応対をすることもあったけれどやりがいのある仕事でした。

「やっぱり私は接客サービスという職種が大好きで性に合っている」

しかし今はもうできません。なぜならたくさん飲んできた精神安定剤のせいか会話することが減ったせいか長年吸っているタバコのせいかわかりませんが呂律が回らなくなりました。

今はもうあの頃のような、電話応対そして噛まずにスラスラ話せる技量はないからです。

受付及び窓口業務

昔とったきねづかで採用されていた仕事が会社の受付及び窓口業務。

某会社でこの仕事についた時ははなんだか一番物足りなくてはっきり言って、接客サービス業としてはレベルの低さを感じてしまう点があり疑問に思うことが多々ありました。

言葉遣いお辞儀の仕方振る舞い何一つとっても首をかしげてました。一流企業ではないのでそれはそれで仕方ないのかもしれませんが、どこか仕事しづらかったのは確かです。

だけど今となっては過去のこと。今の私は素人同然。身に着けてきた全てを忘れました。だからどんなに偉そうなことを言っても口先だけの私でしかありません。

それに今では人前にたつと、とても緊張して声や身体が震え話せなくなりました。

だから今はあの頃のような接客応対もできなければ偉そうなことをいう資格もありません。

医療事務職

手に職をつけたくて資格を取りました。資格を取るにあたっては当時勤めていた医療業界に焦点をあて考えました。

ここでの仕事を活かせて先を見据えることができる職種。それは医療事務職。

具体的にどんな仕事をするのか調べたところ、接客サービス業の経験を活かせて医療業界にいることで得た専門的な知識。これらを十分に活かして長く続けられる仕事。これだと思いました。

しかし資格を取っていざ働きだしたら波乱万丈でした。確かに培った経験・知識は役に立ちました。だけど思うようにはいきませんでした。それでも立ち上がってきたつもりなのですが結果はだめ。最後はもう頭と身体のねじが止まり立ち上がれなくなりました。

頭と身体のねじが止まって今日までほんの数回立ち上がろうとしたのですが、思っただけで行動には移せませんでした。そうこうしているうちに医療事務職に必要な知識は忘れました。

そして今はもうあの頃のようなチャレンジ精神はなくなり現実から逃げてばかりの性格になってしまいました。

やっぱり何もできない

主に接客サービス業に携わってきたけれど今の私にはできません。必要な知識も忘れてしまいました。だからもう人前には立てない。話せない。振る舞えない。役に立たない。

あれもできない。これもできない。どれもできない。何をするにも自信がありません。

立ち上がってみようかなと思ってみたら、主治医の「まだ早い」という言葉を思い出して「そっかあまだいいんだ」とその言葉に甘えてほっとして逃げる口実にしています。

他にも話せない。説明できない。書くことはできても話せない。人前にでれないと言い訳ばかり。

このままではいけない何かしないと!何か行動を!

だけど次に思うのは「やっぱり何もできない」

おわりに

あれこれ考えてはため息ついて肩を落として下を向き、もう何もできないと首を振っています。何をするにも「チャレンジして前に進む」そんな「勇気」もできるかもしれないという「自信」もありません。過去の栄光に浸って後ろばかりで明日を恐れています。

このままではいけないということがわかっているんだけどできない。どうしてもできない。

あの「断捨離」はなんだったのか?

たくさんの本たくさんのテキストそして学んできたことをまとめたノート類を思い切って捨てたのに今は捨てたことを後悔しています。

でも捨てたからこれからのことをこうしてちゃんと考えようとしている。だから決して無駄ではなかったと思いたい。

とりあえず「今の私にできること」を考えてみました。

考えたらわかりました。それは・・。

「できることを探すんだ」という今の私の思考そして行動。

これこそが前に進むための「断捨離」で、これに続くのが「明日への一歩」

私は知らず知らずのうちに、ちゃんとこの一歩を踏み出していました。

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2 件のコメント

  • メール読ませていただきました。適職と思った仕事は私にもありましたが、病気で諦めました。貴女にはまだ希望があるのだから諦めないで捕まえて欲しいと願っています。
    頑張ってください。

    • おはようございますダックスフンドさん。お返事おくれました。あきらめないで頑張りますね。いつもコメント下さってありがとうございます。本当に励みになります。これからもよろしくお願いします。

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    ABOUTこの記事をかいた人

    うつ病と闘うアラフィフ。おまけに、腰部脊柱管狭窄症!踏んだり蹴ったり。のんびり穏やかに毎日を送っていきたいと思ってます。