うつ病viviの空白「旅立ち~明日は明日の風が吹く~」

旅立ち

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うつ病viviの空白「旅立ち~明日は明日の風が吹く~」

 

1,はじめに

viviには、空白の期間がいくつかあります。
その間、viviは何をしていたのか一部を告白します。

あなたには、ありますか?
誰しもあるであろう空白の期間。

孤独で長くて暗いトンネルの中をさまよい、
あまりの寂しさに自暴自棄になり、
夢も希望も失い自分を捨てた20代。

毎夜毎夜、枕を涙で濡らした。

「一体、viviは何をしているんだ」

平成2年3月高校卒業
平成2年4月電話オペレーター業務
平成2年10月〇〇ホテルにてフロント業務
平成4年1月〇〇ホテルへ転職、フロント業務
平成4年6月新旧派閥に巻き込まれ、やむなく退社

平成4年6月旅立ち

2,はじめは夢があった

もっと、多くの業界と世界を知ってたくさんの人たちと接し自身を高めて、
真のホテルマンになること。

でも、現実は厳しかった。

何が厳しかったかというと人間関係。
一度、ひびが入ると元には戻れない

viviは、某メーカーの工場の寮に入っていた。
6畳二部屋の2DKのアパート。
同室の女性とすぐに親しくなった。

これが始まり・・。

3,運命をかえた出来事

その女性は、とても親しみやすい性格でしたが、
ただ、一点、欠点があったのです

言いにくいのですが、ちょっと癖がありました。

その癖が、後々、viviの運命を変えることになろうとは、
思いもしなかった・・。

気が狂いそうになるほどでした。

4,決別

そしてある日、彼女はその癖の悪さを治そうと、
viviとの同居をやめて部屋から出て行った。

2DKの部屋にviviは一人になった。

それから、ある日、とあることが起きてviviは追いつめられた。

その日からviviは、孤独といじめにあった。

石を投げつけられたり冷たい視線をたくさん浴びた。

「最低な女」と呼ばれた。

5,思いつめた夜

そんな毎日を過ごしていたある夜、自傷行為をしようと包丁を手にもった。
涙が、次から次へとこぼれ落ちた。

その時、一番に浮かんだのは母の顔だった。

結局、包丁を持ったものの何にもできなかった。

6,決心

viviは、ここを離れる決心をした。

もう一度、原点に戻ってやり直そうと。

北へ行くか南へ行くか悩んだ。
最終的に選んだのは、実家。

むしょうに、母に会いたくなった。

母の手料理が食べたいと。

急いで、荷物をまとめviviはあとをたった。

7,夜行バスに揺られながら・・

いろんなことを思い出していました。

自然と涙が次から次へとこぼれ落ちました。

8,そして自宅に到着

お腹が空いていたわけではないけれど、
母が用意してくれた手料理を泣きながら、
食べました。

「生きていてよかった」

「帰ってきてよかった」

母は、そんな私を見ても何も言わなかった。

9,最後に

辛い半年間でした。

どうして、あそこまで自暴自棄になったのか?

あれもまた、運命だったのでしょう。

うちに帰ってきたviviは、少し時間がかかりましたが元気を取り戻しました。

本当に、「生きていてよかった」と思います。

明日は明日の風が吹く。

でも、吹かれっぱなしもよくはないということに、気づかされた時でした。

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うつ病と闘うアラフィフ。おまけに、腰部脊柱管狭窄症!踏んだり蹴ったり。のんびり穏やかに毎日を送っていきたいと思ってます。