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こんにちは、りんごいくらです🍎🩸
わたしは20歳で白血病を発症し、25〜30歳の間に4度再発させ
その間に自家造血幹細胞移植と他家造血幹細胞移植をしました🩸🩸
いまは治療を終え、穏やかに暮らしている血液がん経験者です。
そんな私が今でも大切に保管しているものがあります。
それは——友達や家族、親戚からいただいた【お守り】たちです⛩️
病室を思い出すと千羽鶴や写真集,パジャマ,ぬいぐるみなどなど,,,ベッドサイドに置くものは患者さん人それぞれでした。
■ 入院中にもらった“想いのこもったお守り”
20歳で初めて入院したとき、友達がこう言って送ってくれました。
「白血病、治してね。広島の厳島神社でいくらのこと想って買ったよ」クラスメート
「京都で“健康に強い神社”を探して参拝した。いくっち元気になれよ!」(部活友🥎)
「自転車で九州一周したとき、宇佐神宮のお守りもらってきた」🚴(移植ドナーの兄)
そんなふうに、みんなが私を想って選んでくれたお守りが、少しずつ増えていきました。
■ 私のもとに集まったお守りたち

(病気平癒などと記され色鮮やかなお守りが46個ある)
病気平癒 癌封じ 御神衣守 厄除守 癌切り 不動明王守 身体健全勝守 …
名前もご利益も様々。でも全部、わたしにとっての想いはひとつ。
癌をやっつけてー!
お守りの裏を見ると、参拝してくれた神社の名前が書かれています。

様々な神社から賜ったお守りが48個ある
宮地獄神社、高良大社、薬師神社,香椎宮、宗像大社、日吉神社,春日神社,仁比山神社,宇佐神宮、厳島神社、鶴岡八幡宮、湯島天満宮,成田山,行田八幡神社,伊勢大霊石神社,東郷神社,警固神社,如意輪寺…
「こんなにたくさんの神様が、私の回復を願ってくれていたんだなあ」と、しみじみ思います。
■”りんごいくら助かれ!”その想いに支えられた日々
20歳、25歳、26歳、28 歳、29歳。
再発するたび、友達も家族も静かに祈ってくれていました。
その強い想いに支えられ、白血病APLは今、落ち着いています。
お守りは束ねて自室に掛けてあり、見るたびに「あぁ生きててよかった」と思いよります。
■ そろそろ「お礼参り」の旅に出てもいい頃かも?
ドナー兄がふと、こんなことを言いました。
「そろそろ返納に行ってもいいんじゃん?」
でも私は、
「えー!返したくない。きれいだし、ずっと大切にしたいよ」
と即答。兄妹でそんな話をしました。
けれど、病気から14年。
ずっと私を見守ってくださった神様たちに、「ありがとう」を伝える旅もいいなと思い始めています。
そしてもうひとつ。
退院後5〜6年間の完全寛解を達成を迎え、やっと…本当に白血病が治りました。
再発させない生き方も命懸けで学ぶことができました。
そのご報告をしに行く旅も。
あの時の命を助けてもらったことへの感謝を、ちゃんと伝えに参りたいと思いよります ⛩️💌
■ おわりに
もし、あなたの身近に風邪や病気,がんの人がいたなら…
お守りをそっと渡してみてください⛩️
「あなたのことを想って選んだよ」という気持ちが、何より嬉しく、何より心に残ります⛩️
ちゃんちゃん
noteでも入院中の出来事について書いています!よかったらこちらも併せてご覧ください!



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