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いつもAKARIの記事をご覧いただき、ありがとうございます!編集長の島川です。
今回、広報誌『TANOSHIKA TIMES』のインタビューで、弊社の新ポジション『ネクストリーダー』に就任した、相談支援事業所TANOSHIKA SUPPORTで働く久保田さんにお話を伺いました。
ネクストリーダー制度は、時代の管理職ポジションを担える人材を育てるために、管理職の補佐としてサポートする役目を担っていただく取り組みです。
ネクストリーダーの応募に手を挙げた経緯や、就任してからの心境の変化、
『たのしカーニバル』開催の目的や当日の様子、開催までんの苦労や今後についてなど、様々なお話を伺うことができました。ぜひ最後までお付き合いください!
普段のお仕事について
島川:久保田さんは相談支援専門員として長らくお勤めですが、普段のお仕事をしていて感じるやりがいはどんなところにありますか?
TANOSHIKA SUPPORTに就職してからもうすぐ5年が経ち、10月から6年目になります。
5年ぐらい、長く担当してる利用者さんの方もいらっしゃる中で、色んなライフステージの変化に自分も関わらせていただいています。
ご家族とかご本人さんの悩むポイントとかも、一緒に考えていくっていうことを今もしてるんですけど、そういう風に、色んな方の人生の一部分に携わってるなっていう風に感じると、凄く責任も感じるし、やりがいも感じるなと思ってます。
島川:最近お仕事をしていて、手応えを感じた出来事などはありますか?
最近、関係機関の支援者の方々にも顔と名前を覚えてもらえてきたかなと感じてます。
なので、僕が助けてほしい時に力になってくれる方々も、たくさん増えたなと感じるし、色んなアドバイスとかもいただけるようになりました。
長く勤めて頑張ってきたからこそ、色んな方の力も借りれるようになったのかなっていうところは、手応えとして感じてます。
salad:相談支援専門員さんは、お一人で何百人という方の支援をしているとお聞きします。多くの人の支援を同時に行うには、どのような工夫が必要でしょうか?
僕自身が忙しくないようにすることですね。
お一人のことに関して、相談支援専門員がたくさん時間をかけて忙しく動いてると、他にもたくさん担当している方がいるので、その方々にご迷惑をかけてしまうところも出てくるかなと思います。
相談支援専門員が一人でたくさん対応するのではなく、チームを作っていくっていうのが大事だと思うので、ご本人やご家族の方に直接関わっていただける支援者の方々をいかに繋げていって、チームを作っていくか。
そこの役割分担をちゃんと考えながら支援の体制を作っていくと、自分自身にも、他の方々に時間を割いて支援をする余白が作れるかなと思うんです。
そういう動きを自分の中で意識していると、何百人と支援を担当していても、やっていけるのかなと思ってます。
あとは自分の心の余裕も持たないといけないので、基本的なタスクの整理とか、スケジュールの組み方とか、優先順位の付け方とかも気を付けていますね。
島川:今回のたのしカーニバルでは、久保田さんもSUPPORTの中心となって開催へ向けた取り組みをされてきましたが、今回のイベントを通じて、どんなことを感じましたか?
支援者の方々も、色んな方と繋がってコミュニケーションを取りたいと思っているんだなっていうのを改めて感じました。
そういった感想も凄く多かったし、「またやってください」っていう声もたくさんいただいてます。色んな分野の支援者の方々が集まって話すっていう交流があんまりないからこそ、カーニバルという場所は凄く良かったのかなと思ってます。

たのしカーニバルでも、まとめ役として奔走されました
島川:準備の中で大変だったことや、発見はありましたか?
第1回目だったので、何も材料がない中でやらないといけなかったんですけども、一番大変だったのが事業所さんのピックアップです。
久留米市内の全部の事業所さんに声を掛けるという事を、どういう方法でやっていくかとか、久留米市以外の近郊で関わりのある事業所さんとかにも声を掛けたりもしたので、そこで、どこに送ろうかとか、どこに案内を送ったかみたいなのを全部確認していくのが、凄く大変だったかなと思います。
あとは、チラシを手渡ししたり、メールで送ったり、郵便で出したりとか、そこら辺は凄く手間が掛かったかなと思います。
参加者が決まった後の受付の準備とかも、そこを担当してもらった別のSUPPORTのスタッフが凄く大変そうだったので、そこが一番大変だったかなと感じます。
ネクストリーダー制度について
salad:ネクストリーダーのお話を聞いた時、どう思われましたか?
そうですね。 『会社の中で次の所長候補を育てていく』っていう方針は、とても大事なことだなと思いました。
salad:なぜネクストリーダーを目指そうと思いましたか?何かきっかけはありましたか?
お話が周知された時は、A型のほうのお話なのかなと思ってたんですけど、SUPPORTも対象だということで、『SUPPORTの中でネクストリーダーと言えば、もう僕しかいないだろう』と。そういう気持ちで手を挙げました。
SANCYOに来る前の仕事でも、班長をしていたり、主任をしていたり、そういった管理者の補佐的な立場で、かつ従業員の中でも上の方に立つ仕事をしてた経歴があったので、目指すというわけじゃなく、元々そういう事をやってた自分が、そこを担わないといけないなと感じて、手を挙げました。
島川:実際にネクストリーダーとして稼働を開始して、感じたことはありますか?
今までは相談支援の業務を中心にやってきたんですが、所長の補佐的な動きも加わって、業務量は単純に増えたかなとは思います。
相談支援の業務は、バランスをとれるように調整をしながら、並行的にやってます。
ネクストリーダーがやる業務が具体的になんなのかっていうのが曖昧で、よく分からないところも多かったので、そこを今の管理者とコミュニケーションを取りながら、僕がやったほうが良いことは何なのかっていうのを整理していった、っていう所ですかね。
島川:これからの会社について、必要だと感じていることは、何かありますか?
今回はSUPPORTから僕だけでしたけど、やっぱり会社が一番必要としてるのはA型のほうのネクストリーダーかなと思うので、そこをどうしていくのかっていうところを今後、会社として考えないといけないのかなと思います。
あとは、人材育成のところ。仕組みを作っていかないといけないよね、っていうところでもあるので。
採用の方にも力を入れてると思うんですけども、それだけじゃなくて、今いる従業員の皆さんをどういう風に育てていくのかっていうところも、会社としてしっかり強化しないといけないんじゃないかな、と感じています。
島川:ネクストリーダーとして、どうなっていきたいですか?
ネクストリーダーの制度ができた背景として、管理者の業務の負担軽減とか、 管理者とスタッフさんとの橋渡しをするとか、そういった目的がネクストリーダーにはありますが、目指すべきところや一番求められていることは、所長や管理者になることなのかなと思っています。
今すぐに事業所の中でポンポンと管理者が出てくるわけじゃないですけども、いずれ事業展開をしていく中で、会社から「管理者として頑張って」という風に言ってもらえるような働きをしないといけないかなと思ってます。そこが、自分の目指すべきところかなと思ってます。
ネクストリーダーとして活躍する久保田さんについて林さんに直撃!
ここからは、共に働く林所長にも、お話を聞きました。

所長の林さんと連携してお仕事をされています!
島川:最近久保田さんがネクストリーダーになられましたが、久保田さんの働きぶりについては、どう感じていますか?
林さん:ネクストリーダーになられてから、特に何かが変わったとは感じてはいません。 ただ、責任感が凄く強い久保田さんなので、ネクストリーダーとしての自分の役割は何なのかっていうのを、一生懸命、模索されてるような気がしてます。
そんな中で、開所してすぐ入社してもらっているので、長年連れ添った私の特徴や性格も理解してもらっていると思うので、私が苦手なところはスッと手を出してくれるというか。
凄く心強くも、私にとって見本となるべき姿も持っているので、凄く触発を受ける存在です。
島川:最初に久保田さんが立候補された時は、どのように思われましたか?
林さん: 1番最初の立候補の時は、『何をしてもらおうかな?』と思いました。
初めはどういうことをしてもらったらいいか、私自身がまだイメージもついてなかったし、もし私が今までサポートやマネジメントをしてきた形と違うカラーが出てきたら、スタッフが戸惑わないかなっていう心配も1つありました。
やっぱり、私の発信力と久保田さんの発信力って全然個性が違うので、それに関して、どう整えていこうかなって、初めはちょっと不安になりました。
島川:そうだったんですね。現在はいかがですか?
今は、とても助かっています。私が何を苦手としてるのか等を、彼がよく理解してくれているので。
年間計画の書類を作ったり、統計を取って表を作ったりとか、結構データベース化してくれるので、お互いの得手不得手を知りつつ、補い合えてるかなと思っています。
ドラマの中の世界だったら、取った取られたのポジション争いみたいなのがあるかもしれないけど、そうではなく各々の立場で補い合って、より良いチームを作っていくっていうところを、同じ方向を見れてるなっていうところで安心感があります。
島川:今後期待することは何かありますか?
期待することとしては、自分が世代交代をしていく時に、一度作り上げたこのTANOSHIKA SUPPORTの文化とまで言わないけれども、スタイルを継承していきたいなと思ってます。
そう思える土台が、今やっと作られているかなっていう感じがしますね。

SUPPORTの皆さんとこれからも連携して支援していきます!
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