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こんにちは、翼祈(たすき)です。
私はTANOSHIKAとして社外の方へのインタビューも行っていますが、自分自身がインタビューを受ける方も積極的に行っています。
始まりは、2024年の無名人インタビュー。
また、社外の人へのインタビューのご縁から、ライターの支援員さんと会社の仕事の一環で、YouTubeに出演することになりました。
障害などを負った当事者の声は、光にもなります。
ここで取り上げるのは、大阪府大阪市のNPO法人【Reジョブ大阪】が発行する、失語症などの当事者の声を反映した月刊誌、『脳になにかがあったとき』です。
『脳になにかがあったとき』は、言語聴覚士の女性が企画し、発刊を続けています。
『脳になにかがあったとき』の最新号は、どんなことが特集されていますか?
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NPO法人Reジョブ大阪の月刊誌『脳に何かがあったとき』2024年6月号です。
高次脳機能障害や失語症のある方が、どのように社会に戻って行ったのか、苦労したことは何か、工夫したことは何か、毎月2人ずつインタビューをしています。
当事者の声は、誰かの勇気になる
最近Webライターの間では、『ライターはAIの進化で今後無くなっていく仕事だ』と言われています。
一方で、取材の中で、その方しか知らない体験談を引き出せることはまだAIにはできず、取って代われないという声も。
自分が障害当事者でもあり、社外の方にインタビューを行う中で、『誰かにとっての経験が、別の誰かにとって、勇気を与えたり、財産になる』ということをより強く感じます。
その人の体験談は、その人しか経験していません。
その人が受けている治療や、身体のケアなどを他の方がしていない時、それは他の方にとって、知識にもなり、貴重な情報です。
私は、よく記事に体験談を入れています。もしかしたら、私が受けている治療や日頃から実践していることが、誰かの役に立つ日もあるのかな?と感じています。
例えば私がAKARIで2番目に書いた、糖尿病になったきっかけの『ジプレキサ』。
今でも精神疾患の治療薬として使われているそうですが、薬害で糖尿病になることを初めて知った方もいらっしゃるかもしれません。
私は自分自身の経験を、最初は書くことが恥ずかしかったりしましたが、今は伝えることを大事にしています。
ある日、「私には障害や病気が11個ある。そのことで発信できることが多いんじゃないか?」と気付き、2025年に入って積極的にインタビューを受けることにしました。
この記事が上がることには、申し込んだもの含めて、合計で30本近く受けていることになります。
インタビューの質問は、人によって全然内容も切り口も違うので、可能な限り受けていきたいと思っています。
『脳になにかがあったとき』も、その当事者の声を掲載していることで、ある日その疾患になった時、誰かを助けてくれるかもしれません。
本当に当事者の発信は、する時に勇気が入りますが、誰かを支える支援にも繋がります。
『脳になにかがあったとき』では、今後も当事者の声を届け、色んな方の支援に繋がる。そんな月刊誌であり続けて頂きたいなって思いました。
noteでも書いています。よければ読んでください。
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