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ある日、ハッと気づきました。考えました。
「わたしって、今まで自分のことしか考えていなかった…」
「わたしは、誰かのためを思って働いたことが一度でもあったかな?…多分ない。」
…と。
承認欲求に振り回されたアダルトチルドレンのわたし
今までわたしは、ずっと「認められたい!」という『承認欲求』に振り回されていました。
アダルトチルドレンのわたしは、どうしても幼少期に認められたことがすごく少ないため「認められたい!」という心の叫びがずっと心のどこかに…ありました。
アダルトチルドレンとは?
本来はアルコール依存症の家族がいる家庭の中で幼少期を過ごして大人となった人々を指すものでした。しかし現在は対象が幅広くなり、アルコール依存症に限らず機能不全の家族のなかで育った人々=「Adult Children of Dysfunctional Family」を表現する言葉となっています。
診断名や病名ではなく、ひとつの概念として扱われています。「機能不全」というのは安全な場所であるはずの家庭がその機能を正常に果たせないという意味で、子ども時代に家庭で身体的・精神的虐待が起きていたり日常的に心理的に追い込まれるような場となってしまっている状態を指します。
わたしはA型事業所という、障害者が一定の支援を得ながら雇用関係を結ぶ場所で働いています。
そのA型事業所でライターとして働かせてもらっています。
でもその仕事も
上司に認められたい
会社に認められたい
後輩に認められたい
読者に認められたい
全部、そんな気持ちでやってしまっていました汗
正直、誰かのために書くとか、誰かのために働くって、したことあったかな?と思います。そして、たぶん…ないのです。そうです、誰かのために働いたことがなかったんです。
そんな自分がショックでした。
誰かのために働くって難しい
そのことに気づいてから、自分の仕事ぶりに対して、恥ずかしくなったわたしは…「誰かのためを思って働くってどういうことかな?」とずっと考えています…。
でもなかなか「答え」が見つからない。
不器用ながら、ずっと考えても、何も進まない。
でもある日。これが誰かのために働くってことかな?と気づいたことがありました。
Aさんという上司に「インタビューしたい方はいますか?」と聞かれる機会がありました。
わたしは張り切って「〇〇さんもいいな」「▲▲さんもいいよなあ」とリストアップをします。
この人たちにインタビューできたら、たぶん、わたし、認められるな。
ハッと気づきました。
いかん、いかん…わたしはまた自分のことを考えていた…。
そう思って軌道修正。
もう一度考え直してみました。
インタビューの目的は、生きづらい…誰かを救うこと。
そこから考えて、その誰かが必要としている情報を模索してみました。
相手の立場に立って、どんな情報が欲しいか?考えてみました。
こんなことを考えたのは、初めてでした。
考えて、考えて。
出てきたインタビューしたい人物は、今までのわたしだったら思いもつかない人物でした。
これが相手のためを思って働くということかな?自己満足かもしれないけれど、初めて手応えがありました。
相手のためを思って働くことは、きっと世界のためになる
相手のためを思って働いている取り組みを、仲間に伝えたところ「それはきっと世界のためになるよ、世界がよくなる一歩だよ!」と言ってくれました。
わたしはそんな素敵な言葉を言われて、すごく嬉しかったです。
今までのわたしの人生にはそんな素敵な言葉が出てきた経験が、そんなになかったからです。
今までのわたしの世界は自己完結で、こんな話までは、広がらなかったんです。
わたしは、自分自身だけが褒められたら、それだけで満足でした。
でもどこか、それだと心がぽっかり空いた感じがしていました。
一方、相手のためを思って働いてみたら、心が今までになくじんわりあったかくて、嬉しくて、元気になっている自分に気づいたんです。
みんなのために働くと、周りのみんなも嬉しそう。
わたしは、相手のためを思って働くことは、きっと世界のためになる!と、確信しました。
これからが長い始まりだ。

この記事も自己満足になっていないかな?と少し不安ですが…なにせ「人のために働くこと」の初心者なため、相手を思って働くことがまだ不器用なのです汗
ここからがスタートだと思っています。頑張らなくては。
偉そうですが、過去のわたしのように「自分だけが認められたい」「自分だけ認められたらそれでいいんだ」と思っている方に、何か届けばいいな、と思っています。
承認欲求から離れて、相手のためを思って働くと、とても気持ちいいし、苦しさから解き放たれるからです。
どこかの誰かに、何かこの記事によって、気づいて欲しいなって思います。
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!
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noteも頑張っております。よろしければ読んでくださると嬉しいです😆
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記事を読ませていただきました。そんな葛藤とたたかいながら記事やノートを書いていたのですね。いつでも一生懸命にしていた貴女から想像がつきませんでした。人に理解されにくいタイプだったのですが、人に期待しないかわりに得たのは、誰かが見てくれている気配を感じた時です。貴女もこれまでの頑張りを誰かがそっと見ていたのかもしれませんね。
これからも記事を楽しみにしています。
パグさん、ありがとうございます!✨
パグさんにはいつも見守ってもらっていましたもんね😊
いつも素敵なコメント嬉しいです。
また楽しみにしていて欲しいです!😊