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皆さんこんにちは。Pinkです。IDEAS FOR GOODのニュース記事で興味をもった、次の記事について今回紹介したいと思います。
手話がもっと伝わる空間へ。英国ろう学校の「五感に寄り添う」新校舎
五感に寄り添う新校舎とはどのようなものなのか、気になりませんか?
そこで、まず初めに、「聴覚障害」のある人の教育環境がどのようなものなのか書きたいと思います。
「聴覚障害」のある人の教育環境
「聴覚障害」のある人にとって「視覚」「光」「色」といった情報は、特別な意味を持ちます。
手話を理解するために必要な視線の確保などは、快適さでなく学びやコミュニケーションをとるための基本とのことです。
しかし、現実にはそのような条件が十分に満たされない教育環境がかなり多く残されています。
イギリスでは近年、「聴覚障害」のある子どもたちのための専門学校が減少し、ここ数年で10校に1校が閉鎖されたそうです。
これから先、一番必要とされる専門学校が減少すると、「聴覚障害」のある子どもたちの今後はどうなるのでしょうか。
参照元:(IDEAS FOR GOOD)手話がもっと伝わる空間へ。英国ろう学校の「五感に寄り添う」新校舎 2025年9月12日
「聴覚障害」のある子どもたちのための専門学校が減少した理由として考えられることの一つには、全国的な資源減少が挙げられます。
今回紹介した施設には、収容能力のさらなる増強を求める圧力が高まっています。

イギリス最大の「ろう学校」の新校舎
イギリス最大のろう学校が2024年に完成させた新校舎は、ただの施設の増築ではなく、「光」「音」「色」「空気」の流れといった五感に寄り添うことで、学びの前提条件を一から設計し直しました。
これにより十分に満たされない教育環境が改善されました。
設計は、イギリスの設計会社と、「聴覚障害」のある建築家が担当しています。
自身の視点を取り入れたことも、この計画の大きな特徴で、実際に「聴覚障害」のある建築家が設計にかかわることは、とても大事なことなのではないかと思います。
また、新校舎は「聴覚障害」のある人々のためだけの特別仕様ではなく、誰にとっても使いやすさを高める工夫になっているそうです。
共同校長は、建物に自然な工夫を取り入れることがいかに重要かが分かると強調しています。
自然な工夫とは、「まぶしさを抑えた光の設計」「雑音を避ける静かな換気」「視線が通る動線」といったことが挙げられます。
新校舎を建てるにあたって、ただ増築するのではなく、五感に寄り添い学びの前提条件を一から設計し直したことは、ろう学校にとって、とてもよかったのではないかと思います。
新校舎の詳細については、参照元をご覧ください。
参照元:(IDEAS FOR GOOD)手話がもっと伝わる空間へ。英国ろう学校の「五感に寄り添う」新校舎 2025年9月12日

最後に
ろう学校であるものの、誰にとっても使いやすさを高める工夫になっているというところがとても素晴らしいと思いました。
それは、「障害」だけでなく、様々なことにも共通しているのではないでしょうか。

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<イギリス最大のろう学校が2024年に完成させた新校舎は、ただの施設の増築ではなく、「光」「音」「色」「空気」の流れといった五感に寄り添うことで、学びの前提条件を一から設計し直しました。
これにより十分に満たされない教育環境が改善されました。>
という一方で、
<イギリスでは近年、「聴覚障害」のある子どもたちのための専門学校が減少し、ここ数年で10校に1校が閉鎖されたそうです。>
という事実は残念なことです。
アメリカで歴史のあるギャローデット大学での整った環境としては、
<手話をしながら歩くため、廊下は広く作られています。エレベーターはガラス張りで、手話が見えるようにという配慮です。>
ということがありました。https://www.nhk.jp/p/heart-net/ts/J89PNQQ4QW/blog/bl/pA7G0jqaYA/bp/p2mwG8YL6M
堀田哲一郎さんへ
コメントありがとうございます。教育環境の改善がなされる一方で、「聴覚障害」のある子どもたちのための専門学校が減少するという現実は、本当に残念だと思います。アメリカのギャローデット大学のことを教えて下さりありがとうございます。参考にさせて頂きます。また、日本ではどうなのかということも今後調べて、新たな記事を書けるようにしたいと思っています。今後ともよろしくお願い致します。